TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024176769
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095559
出願日
2023-06-09
発明の名称
路面状態推定装置、路面状態推定方法、およびプログラム
出願人
株式会社アイシン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60W
40/06 20120101AFI20241212BHJP(車両一般)
要約
【課題】運動制御装置によって車両のばね上部の運動の制御を行った場合でも路面状態の推定の精度が低下するのを抑制する。
【解決手段】路面状態推定装置は、車両の走行状態を示す走行状態データと、車両に搭載され路面に対する車両のばね上部の運動を制御する又はばね上部の運動に影響を及ぼす運動制御装置、の動作に関する物理量を示す動作データと、を取得するデータ取得部と、走行状態データと動作データとに基づいて、路面の状態である路面状態を推定する路面状態推定部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の走行状態を示す走行状態データと、前記車両に搭載され路面に対する前記車両のばね上部の運動を制御する又は前記ばね上部の運動に影響を及ぼす運動制御装置、の動作に関する物理量を示す動作データと、を取得するデータ取得部と、
前記走行状態データと前記動作データとに基づいて、前記路面の状態である路面状態を推定する路面状態推定部と、
を備えた路面状態推定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記運動制御装置は、懸架装置に設けられ、入力される電流に応じて減衰力を変更可能なショックアブソーバであり、
前記物理量は、前記ショックアブソーバの伸縮の速度に関する物理量と前記ショックアブソーバに入力される前記電流の値を示す電流値との少なくとも一方である、
請求項1に記載の路面状態推定装置。
【請求項3】
前記運動制御装置は、入力される電流に応じて捩じれ量を変更可能なスタビライザ装置であり、
前記物理量は、前記スタビライザ装置の動作量と前記スタビライザ装置に入力される前記電流の値を示す電流値との少なくとも一方である、
請求項1に記載の路面状態推定装置。
【請求項4】
前記運動制御装置は、入力される電流に応じて操舵角を変更可能な操舵装置であり、
前記物理量は、前記操舵装置の動作量と前記操舵装置に入力される前記電流の値を示す電流値との少なくとも一方である、
請求項1に記載の路面状態推定装置。
【請求項5】
前記運動制御装置は、入力される電流に応じて前記車両の車輪に対する駆動力を変更可能な電動駆動装置であり、
前記物理量は、前記電動駆動装置の動作量と前記電動駆動装置に入力される前記電流の値を示す電流値との少なくとも一方である、
請求項1に記載の路面状態推定装置。
【請求項6】
前記路面状態推定部は、前記走行状態データおよび前記動作データに対する前記路面状態の関係を示す関係情報に基づいて前記路面状態を推定する、
請求項1に記載の路面状態推定装置。
【請求項7】
前記関係情報は、ニューラルネットワークと、線形判別を行う線形判別情報と、運動方程式とのうちのいずれか一つか複数の組み合わせである、
請求項6に記載の路面状態推定装置。
【請求項8】
前記路面状態推定部は、前記動作データに基づいて前記車両の姿勢変動を求め、前記走行状態データと前記姿勢変動とに基づいて前記路面状態を推定する、
請求項1に記載の路面状態推定装置。
【請求項9】
前記路面状態は、前記路面の粗さである、
請求項1に記載の路面状態推定装置。
【請求項10】
前記路面状態は、前記路面の摩擦係数である、
請求項1に記載の路面状態推定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、路面状態推定装置、路面状態推定方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両が走行する路面状態を推定する技術がある。例えば、上下加速度センサの検出結果と、車速センサの検出結果と、車速に応じたショックアブソーバの伝達特性とを用いて、車両の上下加速度、ロール角度、又はピッチ角度を推定し、その推定量を用いて路面状態を推定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、上下加速度センサは、ばね上部の車体に固定されている。
【0003】
また、路面状況に応じて車両のばね上部の運動(姿勢)を運動制御装置によって制御して、車両の乗り心地を高める技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-183971号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のような路面状況に応じてばね上部の運動を運動制御装置によって制御する車両において、ばね上部に設けられた上下加速度センサ等を用いて路面状態を推定する場合には、以下の問題が生じる。すなわち、上下加速度センサは、ばね上部に固定されているため、運動制御装置がばね上部の上下加速度を低減させるように動作した場合には、上下加速度センサは、その低減された上下加速度を検出することになる。このため、上下加速度の出力値に基づいて路面状態を推定すると、路面状態の推定の精度が低下してしまう。
【0006】
そこで、本開示の課題の一つは、運動制御装置によって車両のばね上部の運動の制御を行った場合でも路面状態の推定の精度が低下するのを抑制することができる路面状態推定装置、路面状態推定方法、およびプログラムを得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一例としての路面状態推定装置は、車両の走行状態を示す走行状態データと、前記車両に搭載され路面に対する前記車両のばね上部の運動を制御する又は前記ばね上部の運動に影響を及ぼす運動制御装置、の動作に関する物理量を示す動作データと、を取得するデータ取得部と、前記走行状態データと前記動作データとに基づいて、前記路面の状態である路面状態を推定する路面状態推定部と、を備える。
【0008】
このような路面状態推定装置によれば、路面状態推定部が、走行状態データと動作データとに基づいて、路面の状態である路面状態を推定するので、運動制御装置が車両のばね上部の運動の制御を行った場合やばね上部の運動に影響を及ぼした場合でも路面状態の推定の精度が低下するのを抑制することができる。
【0009】
前記路面状態推定装置では、例えば、前記運動制御装置は、懸架装置に設けられ、入力される電流に応じて減衰力を変更可能なショックアブソーバであり、前記物理量は、前記ショックアブソーバの伸縮の速度に関する物理量と前記ショックアブソーバに入力される前記電流の値を示す電流値との少なくとも一方である。
【0010】
このような路面状態推定装置によれば、ショックアブソーバによって車両のばね上部の運動の制御を行った場合でも路面状態の推定の精度が低下するのを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社アイシン
電池
9日前
株式会社アイシン
変速機
4日前
株式会社アイシン
熱交換器
9日前
株式会社アイシン
物体検出装置
12日前
株式会社アイシン
機械学習装置
11日前
株式会社アイシン
ドア支持装置
9日前
株式会社アイシン
車両制御装置
2日前
株式会社アイシン
サンルーフ装置
11日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
4日前
株式会社アイシン
サンルーフ装置
11日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
10日前
株式会社アイシン
バッテリケース
9日前
株式会社アイシン
アクチュエータ
11日前
株式会社アイシン
バッテリ温調装置
9日前
株式会社アイシン
車両制御システム
2日前
株式会社アイシン
スライドドア装置
3日前
株式会社アイシン
水素製造システム
11日前
株式会社アイシン
燃料電池システム
11日前
株式会社アイシン
電動車用冷却プレート
9日前
株式会社アイシン
バッテリーの支持構造
10日前
株式会社アイシンナノテクノロジーズ
粉体の定量フィーダ装置
9日前
株式会社アイシン
サスペンション制御装置
3日前
株式会社アイシン
ロータの製造方法及びロータ
9日前
株式会社アイシン
数値制御装置および数値制御方法
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両前部構造
9日前
株式会社アイシン
プレス成形装置およびプレス成形方法
4日前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
超伝導バルク体の製造方法、及び超伝導バルク体
2日前
株式会社 セントラルファインツール
樹脂ギア部品の製造方法および樹脂ギア部品の製造装置
2日前
株式会社豊田中央研究所
回転電機システムの温度に対する状態量の寄与度を解析する温度予測解析装置及びそれを用いた回転電機システム
4日前
個人
飛行自動車
2か月前
個人
警告装置
10日前
個人
眼科手術車
3か月前
個人
小型EVシステム
12日前
個人
授乳用車両
3か月前
日本精機株式会社
ケース
18日前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
続きを見る
他の特許を見る