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公開番号2024174157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-13
出願番号2024172696,2021007272
出願日2024-10-01,2021-01-20
発明の名称商品販売データ処理装置、およびプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20241206BHJP(チェック装置)
要約【課題】顧客に対して適切に特典を付与すること。
【解決手段】商品販売データ処理装置は、第1取得手段と、保持制御手段と、取引処理手段と、書込手段と、表示制御手段とを備える。第1取得手段は、媒体から会員情報を取得する。保持制御手段は、前記会員情報を保持手段に保持させる。取引処理手段は、複数の取引を処理可能である。書込手段は、取引が完了した際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、当該会員に付与する特典情報を前記媒体に書き込む。表示制御手段は、前記複数の取引のうち一の取引に関して操作可能な状態であることを示すアクティブ表示と、前記一の取引以外の他の取引に関して操作不可能な状態であることを示す非アクティブ表示とで表示可能である。保持制御手段は、アクティブ表示されている顧客の取引が非アクティブ表示される際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、保持手段から当該会員情報を削除する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
媒体から会員情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段によって取得された会員情報を保持手段に保持させる保持制御手段と、
複数の取引を処理することが可能な取引処理手段と、
前記取引処理手段による取引が完了した際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、当該会員に付与する特典情報を前記媒体に書き込む書込手段と、
前記複数の取引のうち一の取引に関して操作可能な状態であることを示すアクティブ表示と、前記一の取引以外の他の取引に関して操作不可能な状態であることを示す非アクティブ表示とで各取引を表示可能な表示制御手段と、
を備え、
前記保持制御手段は、
前記表示制御手段によってアクティブ表示されている顧客の取引が非アクティブ表示される際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、前記保持手段から当該会員情報を削除する、
ことを特徴とする商品販売データ処理装置。
続きを表示(約 3,100 文字)【請求項2】
前記媒体ごとの会員情報を管理する管理装置から会員情報を取得する第2取得手段を備え、
前記保持制御手段は、
前記第1取得手段または前記第2取得手段によって取得された会員情報を前記保持手段に保持させ、
前記表示制御手段によってアクティブ表示されている顧客の取引が非アクティブ表示される際に前記保持手段に保持される会員情報が前記第2取得手段によって取得された会員情報である場合、前記保持手段に当該会員情報をそのまま保持させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項3】
前記書込手段は、
前記表示制御手段によってアクティブ表示されている顧客の取引が非アクティブ表示される際に前記保持手段に保持される会員情報が前記第2取得手段によって取得された会員情報である場合、前記媒体への前記特典情報の書き込みを行わない、
ことを特徴とする請求項2に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項4】
前記保持制御手段によって会員情報が削除された後、前記表示制御手段によって非アクティブ表示された取引が再びアクティブ表示される際に、前記第1取得手段による会員情報の取得を要求する要求手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の商品販売データ処理装置。
【請求項5】
店員の操作により商品を登録する登録装置と、前記登録装置によって登録された商品を示す登録情報を用いて顧客の操作により商品の精算を行う複数の精算装置と、を備えた商品販売データ処理システムであって、
前記登録装置は、
媒体から会員情報を取得する第1取得手段と、
前記媒体ごとの会員情報を管理する管理装置から会員情報を取得する第2取得手段と、
前記第1取得手段または前記第2取得手段によって取得された会員情報を保持手段に保持させる保持制御手段と、
複数の取引を処理することが可能な取引処理手段と、
前記取引処理手段による取引が完了した際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、当該会員に付与する特典情報を前記媒体に書き込む書込手段と、
前記複数の取引のうち一の取引に関して操作可能な状態であることを示すアクティブ表示と、前記一の取引以外の他の取引に関して操作不可能な状態であることを示す非アクティブ表示とで各取引を表示可能な表示制御手段と、
精算に必要な情報を前記精算装置へ送信する送信手段と、
前記保持制御手段は、
前記表示制御手段によってアクティブ表示されている顧客の取引が非アクティブ表示される際に、前記保持手段に保持される会員情報が前記第1取得手段によって取得された会員情報である場合には前記保持手段から当該会員情報を削除し、
前記送信手段は、前記第2取得手段によって会員情報が取得された場合、前記精算に必要な情報と、前記第2取得手段によって会員情報が取得された旨の情報を送信し、
前記精算装置は、
前記送信手段によって送信された情報を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した情報に、前記第2取得手段によって会員情報が取得された旨の情報が含まれる場合、その旨を印刷する印刷手段と、
を備えることを特徴とする商品販売データ処理システム。
【請求項6】
前記登録装置は、
前記登録情報の出力の指示を受け付ける指示受付手段を備え、
前記書込手段は、前記指示受付手段によって前記指示が受け付けられることによって、前記媒体に前記特典情報を書き込む、
ことを特徴とする請求項5に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項7】
前記指示受付手段が前記指示を受け付ける前に会員情報が前記保持手段に保持されていない場合、前記第1取得手段による会員情報の取得を要求する要求手段を備える、
ことを特徴とする請求項6に記載の商品販売データ処理システム。
【請求項8】
店員の操作により商品を登録する登録装置と、前記登録装置によって登録された商品を示す登録情報を用いて顧客の操作により商品の精算を行う複数の精算装置と、を備えた商品販売データ処理システムの前記登録装置であって、
媒体から会員情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段によって取得された会員情報を保持手段に保持させる保持制御手段と、
複数の取引を処理することが可能な取引処理手段と、
前記取引処理手段による取引が完了した際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、当該会員に付与する特典情報を前記媒体に書き込む書込手段と、
前記複数の取引のうち一の取引に関して操作可能な状態であることを示すアクティブ表示と、前記一の取引以外の他の取引に関して操作不可能な状態であることを示す非アクティブ表示とで各取引を表示可能な表示制御手段と、
を備え、
前記保持制御手段は、
前記表示制御手段によってアクティブ表示されている顧客の取引が非アクティブ表示される際に、前記保持手段に会員情報が保持されている場合、前記保持手段から当該会員情報を削除する、
ことを特徴とする登録装置。
【請求項9】
店員の操作により商品の登録を行い、顧客の操作により商品の精算を行う商品販売データ処理装置であって、
媒体から会員情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段によって取得された会員情報を保持手段に保持させる保持制御手段と、
複数の取引を処理することが可能な取引処理手段と、
前記取引処理手段による取引が完了した際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、当該会員に付与する特典情報を前記媒体に書き込む書込手段と、
前記取引処理手段による複数の取引のうち、いずれかの取引を保留状態にさせる保留手段と、
を備え、
前記保持制御手段は、
前記保留手段によって取引が前記保留状態にされる際に、前記保持手段に会員情報が保持されている場合には前記保持手段から当該会員情報を削除する、
ことを特徴とする商品販売データ処理装置。
【請求項10】
商品販売データ処理装置に用いられるコンピュータを、
媒体から会員情報を取得する第1取得手段、
前記第1取得手段によって取得された会員情報を保持手段に保持させる保持制御手段、
複数の取引を処理することが可能な取引処理手段、
前記取引処理手段による取引が完了した際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、当該会員に付与する特典情報を前記媒体に書き込む書込手段、
前記複数の取引のうち一の取引に関して操作可能な状態であることを示すアクティブ表示と、前記一の取引以外の他の取引に関して操作不可能な状態であることを示す非アクティブ表示とで各取引を表示可能な表示制御手段、
として機能させ、
前記保持制御手段は、
前記表示制御手段によってアクティブ表示されている顧客の取引が非アクティブ表示される際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、前記保持手段から当該会員情報を削除する、
ことを特徴とするプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、登録装置、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、顧客の来店頻度を高めるために、各店舗においてポイント等の特典を付与するサービスが行われている。例えば、顧客に会員カード(ポイントカード)を与え、取引において顧客に会員カードの提示を促し、当該会員カードにポイントを付与したり、付与したポイントを用いて取引したりすることが行われている。
【0003】
関連する技術として、顧客が商品を購入したときでなくても、その後にポイントを顧客自らで個人の情報処理装置を用いて蓄積するようにした特典ポイント管理方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、近年では、複数の取引を切り替えて処理したり、複数の取引を同時に並行して処理したりすることが可能なPOSレジスタが普及している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-141405号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、複数の取引を処理した際に、本来ポイントを付与すべき顧客とは異なる顧客にポイントを付与してしまうことがあり、よって、適切にポイントを付与することができないことがある、という問題があった。例えば、先の顧客が会員カードを提示して取引を行っている際に、次の顧客の取引が開始されることにより、複数の取引を処理したとすると、次の顧客に付与すべきポイントを先の顧客に付与してしまうおそれがあった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、顧客に対して適切に特典を付与することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である商品販売データ処理装置は、媒体から会員情報を取得する第1取得手段と、前記第1取得手段によって取得された会員情報を保持手段に保持させる保持制御手段と、複数の取引を処理することが可能な取引処理手段と、前記取引処理手段による取引が完了した際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、当該会員に付与する特典情報を前記媒体に書き込む書込手段と、前記複数の取引のうち一の取引に関して操作可能な状態であることを示すアクティブ表示と、前記一の取引以外の他の取引に関して操作不可能な状態であることを示す非アクティブ表示とで各取引を表示可能な表示制御手段と、を備え、前記保持制御手段は、前記表示制御手段によってアクティブ表示されている顧客の取引が非アクティブ表示される際に前記保持手段に会員情報が保持されている場合、前記保持手段から当該会員情報を削除する、ことを特徴とする商品販売データ処理装置である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るPOS(Point Of Sales)システムのネットワーク構成図である。
POSレジスタ3の概略の外観の一例を示す説明図である。
POSレジスタ3のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
管理サーバSvが記憶する会員情報テーブル400の一例を示す説明図である。
ストアコントローラ2が記憶する商品マスタ500のデータ構成の一例を示す説明図である。
POSシステム1における動作例の概略を説明する模式図である。
POSレジスタ3が行う新規取引開始処理の一例を示すフローチャートである。
POSレジスタ3が行う商品登録処理の一例を示すフローチャートである。
POSレジスタ3が行う複数取引処理の一例を示すフローチャートである。
POSレジスタ3が行う精算開始処理の一例を示すフローチャートである。
POSレジスタ3が行うポイント付与処理の一例を示すフローチャートである。
店員側表示部21または客側表示部23に表示される画面の一例を示す説明図である。
店員側表示部21または客側表示部23に表示される画面の一例を示す説明図である。
店員側表示部21または客側表示部23に表示される画面の一例を示す説明図である。
店員側表示部21または客側表示部23に表示される画面の一例を示す説明図である。
店員側表示部21または客側表示部23に表示される画面の一例を示す説明図である。
店員側表示部21または客側表示部23に表示される画面の一例を示す説明図である。
POSレジスタ3が発行するレシートの一例を示す説明図である。
実施形態2に係るPOSシステム1900のネットワーク構成図である。
指示伝票の一例を示す説明図である。
POS端末装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
セルフ精算仕様における動作の概略を説明する模式図である。
登録POS端末装置20aが行うポイント付与処理の一例を示すフローチャートである。
精算POS端末装置20bが行う精算処理の一例を示すフローチャートである。
対面精算仕様における動作の概略を説明する模式図である。
実施形態3に係るPOS端末装置20が行う複数取引処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るPOS(Point Of Sales)システムのネットワーク構成図である。POSシステム1は、商品販売データ処理システムの一例である。図1に示すように、POSシステム1は、管理サーバSvと、ストアコントローラ2と、POSレジスタ3とを備える。各装置は、通信回線6を介して、有線または無線により接続されている。通信回線6は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などである。管理サーバSvと、POSレジスタ3とは、ストアコントローラ2を介して通信するものとする。ただし、これに限らず、管理サーバSvと、POSレジスタ3とは、直接通信してもよい。なお、図1において、POSレジスタ3の台数は、複数台を示しているが、1台であってもよい。
【0010】
管理サーバSvは、管理装置の一例である。管理サーバSvは、顧客に関する情報や、店舗Stに関する情報、商品に関する情報などの各種情報を管理するサーバ装置である。顧客に関する情報は、例えば、会員登録された顧客の会員情報などを含む。会員情報は、顧客の顧客情報や、付与したポイント情報などを含む(図4参照)。また、管理サーバSvが管理する店舗Stに関する情報は、店舗Stごとの売上や来店客数などの情報を含む。また、管理サーバSvが管理する商品に関する情報は、店舗Stごとの商品の在庫数や商品の販売数などの情報を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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