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公開番号
2024171172
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-11
出願番号
2023088098
出願日
2023-05-29
発明の名称
ライトユニットおよび照明器具
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人クロスボーダー特許事務所
主分類
F21V
29/90 20150101AFI20241204BHJP(照明)
要約
【課題】LEDを光源としてLEDを用いたライトユニットに、新たな部材あるいは構成を設けることなく、虫の侵入を抑制し、虫が死骸となってカバーの内部に残存することを抑制させることを目的とする。
【解決手段】ライトユニットの支持体は、長尺状をなし、複数のLEDパッケージが長手方向に並べて設置されたLED基板が設置される板部と、前記板部の短手方向における両端部である両側辺の各々に設けられた辺部とを備える。透光性樹脂カバーは、前記LED基板を覆うカバー主部と、前記カバー主部の短手方向における両端部の各端部に設けられた嵌合部であって前記辺部と嵌め合う嵌合部と、前記支持体の長手方向における両端部の各端部を塞ぐ端面部とを備える。前記LEDパッケージが点灯している状態で、前記支持体の長手方向における両端部の温度と前記辺部の温度を42℃以上とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
長尺状をなし、複数のLEDパッケージが長手方向に並べて設置されたLED基板が設置される板部と、前記板部の短手方向における両端部である両側辺の各々に設けられた辺部とを備える支持体と、
前記LED基板を覆うカバー主部と、前記カバー主部の短手方向における両端部の各端部に設けられた嵌合部であって前記辺部と嵌め合う嵌合部と、前記支持体の長手方向における両端部の各端部を塞ぐ端面部とを備える透光性樹脂カバーと
を具備し、
前記LEDパッケージが点灯している状態で、前記支持体の長手方向における両端部の温度および前記辺部の温度を42℃以上としたライトユニット。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記支持体は、短手方向の幅が67mm以下である請求項1に記載のライトユニット。
【請求項3】
前記支持体は、金属で形成されている請求項1または請求項2に記載のライトユニット。
【請求項4】
前記支持体の短手方向の幅に対する前記LED基板の短手方向の幅の占有率が38%以下である請求項1または請求項2に記載のライトユニット。
【請求項5】
前記支持体は、熱伝導率が14[W/m・K]以上300[W/m・K]以下の範囲である請求項1または請求項2に記載のライトユニット。
【請求項6】
前記支持体は、熱伝導率が50[W/m・K]以上である請求項1または請求項2に記載のライトユニット。
【請求項7】
前記支持体の長手方向の両端部と前記辺部との温度を48℃以上とした請求項1または請求項2に記載のライトユニット。
【請求項8】
前記透光性樹脂カバーは、
前記辺部に接触する部分の温度が、使用する樹脂の連続耐熱温度以下である請求項1または請求項2に記載のライトユニット。
【請求項9】
請求項1または請求項2に記載のライトユニットと、
前記ライトユニットに取り付けられる器具と、
を具備した照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、虫の死骸による外観の低下を抑制することができる照明器具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光源ユニットとも呼ばれるライトユニットと、天井等の構造物に設置され、ライトユニットを収納する器具とを備え、ライトユニットと器具とを機械的かつ電気的に結合することによって構成されるLED照明器具が知られている。LEDは、Light Emitting Diodeの略語である。
【0003】
照明器具に用いられる光源は、白熱電球、蛍光ランプといったものから、エネルギー消費効率の高いLEDへの置き換えが進み一般的に使用されている。
【0004】
ライトユニットは、例えば、金属材料を用いて形成された支持体である筐体の内部に、LEDパッケージが表面実装されたLED基板が設置される。また、LED基板が設置された支持体は、樹脂材料を用いて形成された拡散性を有する透光性樹脂カバーによって囲繞され、照射される光の輝度と拡散度とが調整される。
【0005】
例えば、長尺状のライトユニットにおいて、透光性樹脂カバーおよび支持体は、いずれも長尺状に形成され、透光性樹脂カバーは、支持体の長手方向に沿う両辺の辺部を挟持するように固定される。一般に、支持体の辺部と透光性樹脂カバーとの間には、接着剤あるいはパッキンなどを介在させずに、透光性樹脂カバーが支持体の辺部を直接挟み込んで固定する構造になっている。長尺状の支持体および透光性樹脂カバーは、それぞれ歪みあるいは反りといった変形をともなう。このため、透光性樹脂カバーが支持体の辺部に固定された状態で、支持体の辺部と透光性樹脂カバーの間には、厳密に言うと長手方向に渡って隙間が存在し、それぞれの変形の程度によって、その隙間は拡大する場合がある。
【0006】
このような隙間から照明器具の内部に小さな虫が侵入し、透光性樹脂カバーの内部に死骸となって残存することが問題視されている。照明器具の美観あるいは性能の悪化につながるおそれがあり、また、使用者が照明器具を見上げた際に、透光性樹脂カバーに投影される斑点状に点在する死骸を視認することにより不快感を覚えるおそれもあることから、改善が望まれる照明器具の課題といえる。
【0007】
特許文献1には、光源部が取り付けられる基板部と光源部を覆う樹脂製のカバー部との間に形成される隙間に配置され、この隙間を塞ぐ弾性変形可能な樹脂製の連結部材を備えた照明器具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2017-174622号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1では、新たに変形可能な虫などの侵入を低減するために、弾性変形可能な新たな部材を備える必要があり、照明器具のコストを増大させてしまう要因となり得る。
【0010】
本開示は、光源としてLEDを用いたライトユニットに、新たな部材あるいは構成を設けることなく、虫の侵入を抑制し、虫が死骸となってカバーの内部に残存することを抑制させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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