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公開番号
2024168394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085011
出願日
2023-05-24
発明の名称
ケーブルグランドの取付構造および取付方法、電装製品、ケーブルグランドの固定治具およびロックナットの締付治具
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
15/013 20060101AFI20241128BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電装製品においてロックナットを用いてケーブルグランドを固定する際に作業性の向上を図る。
【解決手段】電装製品の断面凹状に形成されたカバー1にケーブルグランドをロックナット締付治具10とケーブルグランド固定治具11とを用いて取り付ける。この締付治具10は、カバー1の高さ寸法よりも長く形成された筒状本体10b・ロックナット3に係合する固定部10c・スパナ5の先端係合部5cと係合するナット部10aとを備える。固定治具11は、カバー1の高さ寸法に応じて形成されたコ字状本体11aを備え、コ字状本体11aの一端部にはケーブルグランドのナット形状部に係合する係合溝が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電装製品の断面凹状に形成されたカバーにケーブルグランドを締付治具と固定治具とを用いて取り付ける構造であって、
前記ケーブルグランドは、雄ねじ部と、
前記雄ねじ部に締結されるロックナットと、
前記締結時に前記カバーの取付孔の内周縁を前記ロックナットと共に挟み込むナット形状部と、
を備え、
前記締付治具は、前記カバーの高さ寸法よりも長く形成された筒状本体と、
前記筒状本体の一端部に形成され、かつ前記ロックナットに係合する固定部と、
前記筒状本体の他端部に形成され、工具の先端係合部と係合するナット部と、
を備え、
前記固定治具は、
前記カバーの端部に嵌め込まれるコ字状本体と、
前記コ字状本体の一端部に形成され、かつ前記ナット形状部に係合する係合溝と、
を備え、
前記コ字状本体の両端部間に前記カバーの端部を嵌め込んで前記係合溝内に前記ナット形状部を係合させ、
前記固定部を前記ロックナットに係合させた状態のまま前記ナット部に前記工具の先端係合部を係合させ、
前記ロックナットを前記雄ねじ部に締結することを特徴とするケーブルグランドの取付構造。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記筒状本体は、ハーネスを通すための溝部が長手方向に沿って形成されている
ことを特徴とする請求項1記載のケーブルグランドの取付構造。
【請求項3】
前記係合溝は、段差縮径状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のケーブルグランドの取付構造。
【請求項4】
前記コ字状本体の前記両端部間の垂直方向の長さと、
前記コ字状本体の他端部の水平方向の長さと、
を自在に調整可能なことを特徴とする請求項1記載のケーブルグランドの取付構造。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載されたケーブルグランドの取付構造を備えた電装製品。
【請求項6】
電装製品の断面凹状に形成されたカバーにケーブルグランドを取り付ける際に用いられる固定治具であって、
前記カバーの端部に嵌め込まれるコ字状本体と、
前記コ字状本体の一端部に形成され、かつ前記ケーブルグランドのナット形状部に係合する係合溝と、
を備えることを特徴とするケーブルグランドの固定治具。
【請求項7】
電装製品の断面凹状に形成されたカバーにケーブルグランドを取り付ける際に用いられるロックナットの締付治具であって、
前記カバーの高さ寸法よりも長く形成された筒状本体と、
前記筒状本体の一端部に形成され、かつ前記ロックナットに係合する固定部と、
前記筒状本体の他端部に形成され、工具の先端係合部と係合するナット部と、
を備えることを特徴とするロックナットの締付治具。
【請求項8】
請求項6記載の前記固定治具と、
請求項7記載の前記締付治具と、
を用いて電装製品の断面凹状に形成されたカバーにケーブルグランドを固定する方法であって、
前記コ字状本体を前記カバーの端に挟み込む工程と、
前記ナット形状部に前記係合溝を係合させる工程と、
前記固定部を前記ロックナットに係合させる工程と、
前記ナット部を前記工具で回すことで前記ロックナットを締結する工程と、
を有することを特徴とするケーブルグランドの取付方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、治具を用いてケーブルグランドをロックナットで固定する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ケーブルを電装製品の筐体に引き込む際、その引き込む部分の防塵・防滴・防水のため、ケーブルグランドが用いられている。
【0003】
このケーブルグランドは、筐体に貫通形成された取付孔(丸穴)に挿通される雄ねじ部を備え、雄ねじ部にロックナットを締結することで固定されている。この技術の一例として特許文献1が公知となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-103970
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図13および図14は、電装製品の断面凹状に形成された前記筐体のカバー1にケーブルグランド4を固定し、ハーネス2を通す状態を示している。すなわち、カバー1の取付孔Hにケーブルグランド4の雄ねじ部を挿通し、該雄ねじ部にロックナット3を締結することで取付孔Hの内周縁を挟み込んで固定されている。
【0006】
しかしながら、図13に示すように、カバー1の底の部分でロックナット3を締結しなければならず、スパナなどの工具5aをカバー1内に入れて締め付ける作業が必要となる。そのため、カバー1に干渉して工具5aを十分に動かすことができず、作業性を悪化させるおそれがある。
【0007】
また、図14に示すように、ロックナット3の反対側のケーブルグランド4も連れ回りしないように別の工具5bで固定しなければならない。その結果、2本の工具5a,5bを使用して手作業で固定しなければならず、この点も作業性悪化の原因となるおそれがある。
【0008】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされ、電装製品の筐体にケーブルグランドを固定する際に作業性の向上を図ることを解決課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)本発明の一態様は、電装製品の断面凹状に形成されたカバーにケーブルグランドを締付治具と固定治具とを用いて取り付ける構造であって、
前記ケーブルグランドは、雄ねじ部と、
前記雄ねじ部に締結されるロックナットと、
前記締結時に前記カバーの取付孔の内周縁を前記ロックナットと共に挟み込むナット形状部と、
を備え、
前記締付治具は、前記カバーの高さ寸法よりも長く形成された筒状本体と、
前記筒状本体の一端部に形成され、かつ前記ロックナットに係合する固定部と、
前記筒状本体の他端部に形成され、工具の先端係合部と係合するナット部と、
を備え、
前記固定治具は、
前記カバーの端部に嵌め込まれるコ字状本体と、
前記コ字状本体の一端部に形成され、かつ前記ナット形状部に係合する係合溝と、
を備え、
前記コ字状本体の両端部間に前記カバーの端部を嵌め込んで前記係合溝内に前記ナット形状部を係合させ、
前記固定部を前記ロックナットに係合させた状態のまま前記ナット部に前記工具の先端係合部を係合させ、
前記ロックナットを前記雄ねじ部に締結することを特徴としている。
【0010】
(2)本発明の他の態様は、前記ケーブルグランドの取付構造を備えたことを特徴とする電装製品に関する。
(【0011】以降は省略されています)
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