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公開番号
2024167573
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083745
出願日
2023-05-22
発明の名称
太陽光発電パネル支持構造
出願人
株式会社サンレール
代理人
個人
,
個人
主分類
H02S
20/22 20140101AFI20241127BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】太陽光発電パネルを設置するためだけの場所を用意せずとも良いばかりか、太陽光発電パネルによる発電にあたって積雪の影響を受けることがない太陽光発電パネル支持構造を提供する。
【解決手段】上溝枠4cと下取付枠5に設けられている下溝枠5aとの間に嵌め込まれることによって垂直状に太陽光発電パネル6が支持される。そして、太陽光発電パネル6の上部に設けられているジャンクションボックス6aに接続されている配線ケーブル6bは、太陽光発電パネル6が、上溝枠4cと下溝枠5aとの間に嵌め込まれた際、上溝枠4cに設けられている切欠き4d内を通ることにより、トップレール3の内部3aに配置されるようになっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定間隔置きに設けられる支柱と、
これら支柱の上部に設けられる上取付枠と、
これら支柱の下部に設けられる下取付枠と、
前記上取付枠に設けられている上溝枠と前記下取付枠に設けられている下溝枠との間に嵌め込まれることによって垂直状に支持される太陽光発電パネルと、
前記太陽光発電パネルの上部に設けられているジャンクションボックスと、を有し、
前記上溝枠には、切欠きが設けられてなり、
前記ジャンクションボックスに接続されている配線は、前記太陽光発電パネルが、前記上溝枠と前記下溝枠との間に嵌め込まれた際、前記切欠き内を通ることにより、前記上取付枠内に配置されるようになっている太陽光発電パネル支持構造。
続きを表示(約 86 文字)
【請求項2】
前記上溝枠には、前記配線の邪魔とならないように、前記切欠きの部分を補強する補強部材が設けられている請求項1に記載の太陽光発電パネル支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベランダに設置される手摺又は外構フェンスに使用される太陽光発電パネル支持構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
太陽光発電パネルを支持する太陽光発電パネル設置台として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この太陽光発電パネル設置台は、ベース部材の上に組み立てた骨組材の上面に太陽光発電パネルを取り付けるとともに、骨組材の左右両側に側面カバーを取り付けている。そして、骨組材の前側には前面傾斜カバーを取り付け、骨組材の後側には後面傾斜カバーを取り付け、骨組材の全体を覆う形状を有している。また、骨組材は、前側より後側が徐々に高くなるように構成され、これにより、太陽光発電パネルは、後側から前側に向けて下方傾斜状に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6219450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、太陽光発電パネルを上記のように傾斜状に配置する場合、太陽光発電パネルを設置するためだけの場所を確保しなければならないばかりか、積雪地域に配置した場合、太陽光発電パネルに雪が積もってしまうと発電できなくなるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、太陽光発電パネルを設置するためだけの場所を用意せずとも良いばかりか、太陽光発電パネルによる発電にあたって積雪の影響を受けることがない太陽光発電パネル支持構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、あくまで、後述する実施形態の参照符号を付したものであり、本発明はこれに限定されるものではない。
【0007】
請求項1の発明によれば、所定間隔置きに設けられる支柱(手摺支柱2)と、
これら支柱(手摺支柱2)の上部に設けられる上取付枠(トップレール3,トップレール受け4)と、
これら支柱(手摺支柱2)の下部に設けられる下取付枠(5)と、
前記上取付枠(トップレール3,トップレール受け4)に設けられている上溝枠(4c)と前記下取付枠(5)に設けられている下溝枠(5a)との間に嵌め込まれることによって垂直状に支持される太陽光発電パネル(6)と、
前記太陽光発電パネル(6)の上部に設けられているジャンクションボックス(6a)と、を有し、
前記上溝枠(4c)には、切欠き(4d)が設けられてなり、
前記ジャンクションボックス(6a)に接続されている配線(配線ケーブル6b)は、前記太陽光発電パネル(6)が、前記上溝枠(4c)と前記下溝枠(5a)との間に嵌め込まれた際、前記切欠き(4d)内を通ることにより、前記上取付枠(トップレール3,トップレール受け4)内に配置されるようになっていることを特徴としている。
【0008】
請求項2の発明によれば、上記請求項1に記載の太陽光発電パネル支持構造(1)において、前記上溝枠(4c)には、前記配線(配線ケーブル6b)の邪魔とならないように、前記切欠き(4d)の部分を補強する補強部材(14)が設けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、あくまで、後述する実施形態の参照符号を付したものであり、本発明はこれに限定されるものではない。
【0010】
請求項1に係る発明によれば、太陽光発電パネル(6)を上溝枠(4c)と下溝枠(5a)との間で垂直状に支持し、この際、配線(配線ケーブル6b)を、切欠き(4d)内を通して、上取付枠(トップレール3,トップレール受け4)内に配置するようにしている。これにより、太陽光発電パネルを設置するためだけの場所を用意せずとも良いばかりか、積雪の影響を受けることがないようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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