TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024166761
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083084
出願日2023-05-19
発明の名称筒端子、同軸コネクタ及び筒端子の固定構造
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 24/40 20110101AFI20241122BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】簡易な構造で、筒端子を寸法精度よく加工できるようにすることを目的とする。
【解決手段】筒状に形成される筒端子40であって、筒部42と、筒部の一端から外周側に延出する複数の延出片44と、筒部の一端であって複数の延出片44のうちの隣り合う2つの延出片44aの間の位置から延出する突出片48と、を備え、突出片は、筒部の中心軸Xに沿った方向において、複数の延出片よりも外側に突出している。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
筒状に形成される筒端子であって、
筒部と、
前記筒部の一端から外周側に延出する複数の延出片と、
前記筒部の前記一端であって前記複数の延出片のうちの隣り合う2つの前記延出片の間の位置から延出する突出片と、
を備え、
前記突出片は、前記筒部の中心軸に沿った方向において、前記複数の延出片よりも前記一端側に突出している、筒端子。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の筒端子であって、
前記突出片は、前記筒部の中心軸に沿って延びている、筒端子。
【請求項3】
請求項2に記載の筒端子であって、
前記突出片の先端に切断痕が形成されている、筒端子。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の筒端子であって、
前記複数の延出片のそれぞれは、前記筒部の中心軸に対して直交する方向に延びる直交部を含む、筒端子。
【請求項5】
請求項4に記載の筒端子であって、
前記複数の延出片のそれぞれは、前記筒部の前記一端から前記筒部の中心軸に対して外向き傾斜するように延びる傾斜部と、前記傾斜部の先端から前記筒部の中心軸に対して直交する方向に延びる前記直交部とを含み、
前記複数の延出片は、それぞれの前記直交部が前記筒部の中心軸に対して直交する同一平面上に沿って延在している、筒端子。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の筒端子であって、
前記複数の延出片は、前記筒部の中心軸を基準に、前記突出片を除き、等角度間隔で設けられている、筒端子。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の筒端子と、
前記筒端子内に位置する内導体と、
前記筒端子と前記内導体との間に位置する誘電体と、
を備える同軸コネクタ。
【請求項8】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の筒端子と、
取付導電板部を有する取付対象部材と、
を備え、
前記取付導電板部に凹部が形成され、
前記突出片の少なくとも一部が前記凹部に配置された状態で、前記筒端子が前記取付導電板部に取付けられている、筒端子の固定構造。
【請求項9】
請求項8に記載の筒端子の固定構造であって、
前記複数の延出片のそれぞれが前記取付導電板部に取付けられることで、前記筒端子が前記取付導電板部に取付けられている、筒端子の固定構造。
【請求項10】
請求項8に記載の筒端子の固定構造であって、
前記凹部のうち前記筒部側の開口縁は、外側に向かって徐々に拡がるガイド面を含む、筒端子の固定構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、筒端子、同軸コネクタ及び筒端子の固定構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、円筒部と、第一湾曲部と、第二湾曲部とを有するシールド部材を開示している。第一湾曲部は、円筒部から径方向外側に湾曲しており、第二湾曲部は、第一湾曲部から径方向内側に湾曲している。円筒部は、円筒本体と、円筒本体の一端から径方向外側に屈曲した複数の屈曲片とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-174604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
円筒端子は、キャリアに繋がった状態でプレス加工され、所定形状にプレス加工された後、キャリアに対し切断されることが想定される。ここで、屈曲部の先端をキャリアに繋げた状態でプレス加工することを想定する。この場合、円筒部に対して曲げられた屈曲部の先端を位置決め基準として、円筒部がプレス加工されるので、円筒部の寸法精度が悪くなる可能性がある。複数の屈曲片の基端近くを、キャリアに繋げた状態でプレス加工することを想定すると、屈曲部の間でキャリアカット用の刃が入り込める複雑な形状を設計する必要が生じる。これにより、円筒端子の構造が複雑化し、コストアップ要因となる可能性がある。
【0005】
そこで、本開示は、簡易な構造で、筒端子を寸法精度よく加工できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の筒端子は、筒状に形成される筒端子であって、筒部と、前記筒部の一端から外周側に延出する複数の延出片と、前記筒部の前記一端であって前記複数の延出片のうちの隣り合う2つの前記延出片の間の位置から延出する突出片と、を備え、前記突出片は、前記筒部の中心軸に沿った方向において、前記複数の延出片よりも前記一端側に突出している、筒端子である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、簡易な構造で、筒端子を寸法精度よく加工できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態に係る同軸コネクタを備える機器を示す斜視図である。
図2は図1のII-II線断面図である。
図3は同軸コネクタと取付対象部材50とを示す斜視図である。
図4は同軸コネクタと取付対象部材とを示す分解斜視図である。
図5は図3の拡大図である。
図6は同軸コネクタと取付対象部材との固定箇所を示す部分拡大断面図である。
図7は図4の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の筒端子は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
電波吸収体
8日前
個人
テーブルタップ
5日前
東レ株式会社
二次電池
1か月前
株式会社東光高岳
開閉器
16日前
キヤノン株式会社
電子機器
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
5日前
太陽誘電株式会社
全固体電池
18日前
三菱電機株式会社
端子カバー
1か月前
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
1日前
株式会社ダイヘン
碍子
10日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
1日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
5日前
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
5日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
5日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
5日前
住友電装株式会社
コネクタ
1日前
イビデン株式会社
プリント配線板
8日前
TDK株式会社
コイル部品
1日前
イビデン株式会社
プリント配線板
16日前
ローム株式会社
半導体装置
5日前
株式会社デンソー
半導体装置
5日前
富士電機株式会社
半導体装置
16日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
5日前
日本圧着端子製造株式会社
コネクタ
9日前
株式会社デンソー
半導体装置
5日前
大和電器株式会社
コンセント
1日前
株式会社村田製作所
二次電池
8日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
5日前
富士電機株式会社
半導体装置
5日前
日産自動車株式会社
電子機器
8日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
1日前
富士電機株式会社
半導体装置
16日前
株式会社ダイフク
搬送車
8日前
サン電子株式会社
アンテナ装置
16日前
サン電子株式会社
アンテナ装置
16日前
株式会社ダイフク
搬送車
8日前
続きを見る