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公開番号
2024166652
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082877
出願日
2023-05-19
発明の名称
情報処理装置
出願人
日立Astemo株式会社
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
G06F
11/07 20060101AFI20241122BHJP(計算;計数)
要約
【課題】セキュリティインシデント発生時に、当該セキュリティインシデントに関連する車載装置のログを特定することで、車両を監視するセンタに送信するログを絞り込むことを可能にする。
【解決手段】情報処理装置は、車載装置のログを取得するログ取得部と、取得したログに基づき、車載装置で発生する事象のうち所定の対象事象の発生の有無を判断する判断部と、対象事象が発生したと判断されたとき、ログの検索処理を実行する検索部と、検索処理によって取得したログをセンタへ送信する送信部と、を備え、検索処理は、対象事象に関連する関連事象を特定する特定処理と、特定処理によって特定した関連事象の発生の有無を判断するためのログを取得する取得処理と、取得処理によって取得したログに基づき関連事象の発生の有無を判断する判断処理と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車載装置のログを取得するログ取得部と、
取得した前記ログに基づき、前記車載装置で発生する事象のうち所定の対象事象の発生の有無を判断する判断部と、
前記対象事象が発生したと判断されたとき、前記ログの検索処理を実行する検索部と、
前記検索処理によって取得した前記ログをセンタへ送信する送信部と、を備え、
前記検索処理は、
前記対象事象に関連する関連事象を特定する特定処理と、
前記特定処理によって特定した前記関連事象の発生の有無を判断するためのログを取得する取得処理と、
前記取得処理によって取得した前記ログに基づき前記関連事象の発生の有無を判断する判断処理と、を含む、
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記送信部は、前記検索処理において前記関連事象が発生していると判断するための前記ログが取得されなかったとき、該検索処理までに取得した前記ログを前記センタへ送信する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置であって、
前記センタ側からの要求を受信する受信部をさらに備え、
前記検索部は、前記センタからの要求に応じて、前記検索処理の対象となっていた前記関連事象を前記対象事象として前記検索処理を実行する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記検索部は、前記センタからの要求に応じて前記検索処理の対象となっていなかった他の事象を前記対象事象として前記検索処理を実行する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記検索部は、前記検索処理を所定回数繰り返したとき、または、前記センタへ送信する前記ログを所定容量以上取得したとき、前記検索処理を停止する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記送信部は、前記事象の発生との関連性を示す種別のうち他の種別より高い関連性を示す所定の種別の前記ログを取得しているとき、前記他の種別の前記ログを除外して前記所定の種別の前記ログを前記センタに送信する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記検索部は、前記関連事象が発生していると判断されたとき、該関連事象を前記対象事象として繰り返し検索処理を実行する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記送信部は、前記事象の発生との関連性を示す種別のうち他の種別より高い関連性を示す所定の種別の前記ログを取得していないとき、前記他の種別の前記ログを前記センタに送信する、
ことを特徴とする情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は情報処理装置に関し、特にセキュリティインシデント発生時に、当該セキュリティインシデントに関連する車載装置のログを特定することで、車両を監視するセンタに送信するログを絞り込むことを可能にする情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車をインターネットに接続することで様々な機能を利用可能にしたコネクテッドカーの普及が進んでいる。コネクテッドカーがセキュリティ上の攻撃を受けた場合、人命を脅かす重大な事象につながる可能性があり、そのような攻撃に迅速に対処する必要がある。
【0003】
そのため近年、使用中の車両の状態を継続的に監視し、セキュリティインシデントの発生時にその原因を分析し、車両の遠隔操作などにより対処する自動車向けセキュリティオペレーションセンタ(VSOC:Vehicle Security Operation Center)の検討が進められている。セキュリティオペレーションセンタは車両からログなどのデータを収集し、分析官による人手での分析、またはシステムによる自動分析によりインシデントの原因を特定し、必要な対処を立案する。
【0004】
しかし、車載システムの複雑化に伴い、車両において取得可能なデータは増大しており、それらのデータをすべてセンタに送信することは通信帯域を大きく消費する。そのため、発生したインシデントに関連するデータを絞り込んでセンタに送信することで、通信帯域の消費を抑えることができる。
【0005】
車両のデータ収集に関する先行技術として特許文献1では、監視対象からのログを受動収集ログと能動収集ログに分類し、受動収集ログより生成されたアラートに基づき、他の監視対象に能動収集ログの収集リクエストを送信する監視装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-027505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1で開示されている技術では、収集するログを決定するために監視装置と通信する必要がある。そのため、車両がトンネル内や通信圏外を走行している場合など、通信が途絶した場合にログの収集処理を車両側で実施することができない。したがって、通信回復時に監視装置にログを送信するためには、監視装置が収集する可能性のあるログを車両内で保存しておく処理などが必要になり、その分だけ車載システムのストレージを消費してしまうことや、保存しきれなかったログを送信できなくなることなどの問題が生じうる。
【0008】
本発明は、上記の点を鑑みてなされたものであり、車両にセキュリティインシデントが発生した場合に、車両側の限られたリソースで送信すべきログを判断することを可能にする情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る情報処理装置の一例は、車載装置のログを取得するログ取得部と、取得したログに基づき、車載装置で発生する事象のうち所定の対象事象の発生の有無を判断する判断部と、対象事象が発生したと判断されたとき、ログの検索処理を実行する検索部と、検索処理によって取得したログをセンタへ送信する送信部と、を備え、検索処理は、対象事象に関連する関連事象を特定する特定処理と、特定処理によって特定した関連事象の発生の有無を判断するためのログを取得する取得処理と、取得処理によって取得したログに基づき関連事象の発生の有無を判断する判断処理と、を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、車両にセキュリティインシデントが発生した場合に、当該セキュリティインシデントに関連するログを車両側で特定し、センタに送信するログを絞り込むことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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