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公開番号
2024164439
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023079908
出願日
2023-05-15
発明の名称
自動溶解検知システムおよび検知方法
出願人
ヤマト科学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
21/75 20060101AFI20241120BHJP(測定;試験)
要約
【要約】
【課題】
化合物の合成に用いられ、
撹拌中に色が変化する
反応物を生成
する場合において、
反応物の
撹拌動作を適切なタイミングにて自動的に終了させることができ、化合物の合成の自動化にとって好適なものとする。
【解決手段】
化合物の合成に際し、
試料と溶媒とを溶解させて、色の変化を伴う
反応物18を生成
するために、試料と溶媒とを反応容器17内にて撹拌する撹拌機20と、撹拌機20の撹拌動作に伴う、反応物18の色の変化を光学的に検出する検出器30と、検出器30の検出出力に基づいて、
反応物18の色の変化が予め規定される規定時間内に規定値範囲から逸脱しないことが確認された場合に、撹拌機20による反応物18の撹拌動作が終了したと
判断するPLC10と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
試料と溶媒とを溶解させて、色の変化を伴う化合物を合成するために、前記試料と前記溶媒とを反応容器内にて撹拌する撹拌機と、
前記撹拌機の撹拌動作に伴う、前記化合物の色の変化を光学的に検出する検出器と、
前記検出器の検出出力に基づいて、前記撹拌機による撹拌動作の終了を判断する判断部と、
を備えたことを特徴とする自動溶解検知システム。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記判断部は、前記化合物の色の変化が予め規定される規定時間内に規定値範囲から逸脱するか否かを確認し、逸脱しない場合に、前記撹拌機による撹拌動作が終了したと判断することを特徴とする請求項1に記載の自動溶解検知システム。
【請求項3】
前記検出器は、前記化合物の色が初期登録値と一致しているかの差分を検出するものであって、前記化合物の色の変化を赤、緑、青の光量の比として検出する、センサアンプ付きのカラーセンサであることを特徴とする請求項1に記載の自動溶解検知システム。
【請求項4】
前記検出器は、前記化合物の色の変化を赤、緑、青の要素として個別に認識可能なWebカメラであることを特徴とする請求項1に記載の自動溶解検知システム。
【請求項5】
前記検出器は、前記化合物の色の変化を色相、彩度、明度として個別に認識可能な画像判別センサであることを特徴とする請求項1に記載の自動溶解検知システム。
【請求項6】
試料と溶媒とを溶解させて、色の変化を伴う化合物を合成するために、反応容器内にて、前記試料と前記溶媒とを撹拌機により撹拌する工程と、
前記撹拌機の撹拌動作に伴う、前記化合物の色の変化を検出器により光学的に検出する工程と、
前記検出器の検出出力に基づいて、前記撹拌機による撹拌動作の終了を判断部によって判断する工程と、
を備えたことを特徴とする自動溶解検知方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撹拌中に色(色味)の変化を伴う化合物を合成するための自動溶解検知システムおよび検知方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、化合物の合成を、コンピュータ制御により自動的に行うことが可能な自動合成装置が提案されている。この自動合成装置によれば、多種多様な任意の化合物の合成を全自動的に行うことが可能とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-192563号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の、特に、有機系の化合物を合成する有機合成の分野において、試料(個体または液体)が溶媒(液体)に完全に溶解したかどうかは、過剰な時間の撹拌を行うことでカバーしている。既知の反応であれば実績から必要な撹拌時間を予測することが可能であるが、未知の反応の場合は予測ができないため、化合物として十分に混ざり合う以上の長時間にわたって撹拌動作を継続させることで、完全に溶解したことを保証していた。
【0005】
化合物として完全に溶解したかどうかは、目視により確認することも可能であるが、人が付いていないと次工程に移行できないなど、自動化を妨げる要因となる。
【0006】
即ち、撹拌動作の終了のタイミングは目視することによって判断できるものの、撹拌動作を適切なタイミングにて自動的に終了させるのは困難であった。
【0007】
自動化を補助する手法として、先行技術文献に挙げたようなpH値をモニタリングする手法や粘度をモニタリングすることで可能になる反応もあるが、pH値や粘度の変化がない反応には対応できない。また、それらのモニタリングには、容器内の液部にセンサを浸す必要があり、撹拌翼などとの干渉が問題になることがある。
【0008】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、撹拌中に色が変化する化合物を合成する場合において、撹拌動作を適切なタイミングにて自動的に終了させることができ、化合物の合成の自動化にとって好適な自動溶解検知システムおよび検知方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を達成するため、本発明の態様は、試料と溶媒とを溶解させて、色の変化を伴う化合物を合成するために、前記試料と前記溶媒とを反応容器内にて撹拌する撹拌機と、前記撹拌機の撹拌動作に伴う、前記化合物の色の変化を光学的に検出する検出器と、前記検出器の検出出力に基づいて、前記撹拌機による撹拌動作の終了を判断する判断部と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の他の態様は、試料と溶媒とを溶解させて、色の変化を伴う化合物を合成するために、反応容器内にて、前記試料と前記溶媒とを撹拌機により撹拌する工程と、前記撹拌機の撹拌動作に伴う、前記化合物の色の変化を検出器により光学的に検出する工程と、前記検出器の検出出力に基づいて、前記撹拌機による撹拌動作の終了を判断部によって判断する工程と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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