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公開番号
2024156993
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2024135437,2022541723
出願日
2024-08-14,2021-08-05
発明の名称
通信制御方法、中継ノード、プロセッサ、プログラム及びシステム
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04W
76/19 20180101AFI20241029BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】無線バックホールリンクの障害に関するイベントに応じて復旧処理を行うことを有する通信制御方法を提供する。
【解決手段】移動通信システムにおいて、上位の中継ノード300ー1との無線バックホールリンクを有する中継ノード300ー2を用いる通信制御方法であって、中継ノード300-2が、無線バックホールリンクの障害を検知した場合に、無線バックホールリンクを再確立するためのRRC(Radio Resource Control)再確立処理を開始すると判断した場合、RRC再確立処理を開始することと、RRC再確立処理の開始に応じて、無線バックホールリンクの障害の検知を示す障害情報を、中継ノードの下位ノード300ー3に送信することと、RRC再確立処理の失敗に応じて、前記無線バックホールリンクの障害の復旧失敗通知を、下位ノード300-3に送信することと、を含む。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
上位ノードとの無線バックホールリンクを有する中継ノードを用いる通信制御方法であって、
前記中継ノードが、前記無線バックホールリンクの障害を検知した後、前記無線バックホールリンクを再確立するためのRRC(Radio Resource Control)再確立処理を開始するか否かを判断することと、
前記中継ノードが、前記RRC再確立処理を開始すると判断した場合、前記RRC再確立処理を開始することと、
前記中継ノードが、前記RRC再確立処理の開始に応じて、前記無線バックホールリンクの障害の検知を示す障害情報を、前記中継ノードの下位ノードに送信することと、
前記中継ノードが、前記RRC再確立処理の成功に応じて、前記無線バックホールリンクの障害の回復を示す情報を、前記下位ノードに送信することと、
を有する
通信制御方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
上位ノードとの無線バックホールリンクを有する中継ノードであって、
前記無線バックホールリンクの障害を検知した後、前記無線バックホールリンクを再確立するためのRRC(Radio Resource Control)再確立処理を開始するか否かを判断する制御部と、
送信部と、を備え、
前記制御部は、前記RRC再確立処理を開始すると判断した場合、前記RRC再確立処理を開始し、
前記送信部は、前記RRC再確立処理の開始に応じて、前記無線バックホールリンクの障害の検知を示す障害情報を、前記中継ノードの下位ノードに送信し、
前記送信部は、前記RRC再確立処理の成功に応じて、前記無線バックホールリンクの障害の回復を示す情報を、前記下位ノードに送信する
中継ノード。
【請求項3】
上位ノードとの無線バックホールリンクを有する中継ノードを制御するプロセッサであって、
前記無線バックホールリンクの障害を検知した後、前記無線バックホールリンクを再確立するためのRRC(Radio Resource Control)再確立処理を開始するか否かを判断する処理と、
前記RRC再確立処理を開始すると判断した場合、前記RRC再確立処理を開始する処理と、
前記RRC再確立処理の開始に応じて、前記無線バックホールリンクの障害の検知を示す障害情報を、前記中継ノードの下位ノードに送信する処理と、
前記RRC再確立処理の成功に応じて、前記無線バックホールリンクの障害の回復を示す情報を、前記下位ノードに送信する処理と、
を実行する
プロセッサ。
【請求項4】
上位ノードとの無線バックホールリンクを有する中継ノードを制御するプログラムであって、
前記無線バックホールリンクの障害を検知した後、前記無線バックホールリンクを再確立するためのRRC(Radio Resource Control)再確立処理を開始するか否かを判断する処理と、
前記RRC再確立処理を開始すると判断した場合、前記RRC再確立処理を開始する処理と、
前記RRC再確立処理の開始に応じて、前記無線バックホールリンクの障害の検知を示す障害情報を、前記中継ノードの下位ノードに送信する処理と、
前記RRC再確立処理の成功に応じて、前記無線バックホールリンクの障害の回復を示す情報を、前記下位ノードに送信する処理と、を前記ユーザ装置に実行させる
プログラム。
【請求項5】
請求項2に記載の中継ノード及び上位ノードを含むシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、移動通信システムで用いる通信制御方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)(登録商標。以下同じ)において、IAB(Integrated Access and Backhaul)ノードと呼ばれる新たな中継ノードが規定されている(例えば、「3GPP TS 38.300 V16.2.0 (2020-07)」参照)。1又は複数の中継ノードが基地局とユーザ装置との間の通信に介在し、この通信に対する中継を行う。
【発明の概要】
【0003】
第1の態様に係る通信制御方法は、無線バックホールリンクを有する中継ノードが、前記無線バックホールリンクの障害に関するイベントの発生に応じて、前記無線バックホールリンクを復旧するための復旧処理を行うことを有する。前記復旧処理を行うことは、前記復旧処理の一部として、前記無線バックホールリンクを再確立するためのRRC(Radio Resource Control)再確立処理を開始する際に、前記イベントの発生を示す障害情報を、前記中継ノードの下位ノードに送信することを有する。
【0004】
第2の態様に係る通信制御方法は、無線バックホールリンクを有する第1中継ノードが、前記無線バックホールリンクの再確立の対象セルを決定するためのセル選択手順を行う際に使用するセル情報を、ドナー基地局から受信することを有する。前記セル情報は、前記対象セルとして選択することが許可されるセルを識別する許可セル情報と、前記対象セルとして選択することが許可されないセルを識別する非許可セル情報と、のいずれか1つを含む。
【0005】
第3の態様に係る通信制御方法は、無線バックホールリンクを有する第1中継ノードが、前記第1中継ノードの配下の第2中継ノードに、前記第2中継ノードをRRC(Radio Resource Control)インアクティブ状態に遷移させるためのメッセージを送信することを有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る移動通信システム1の構成を示す図である。
実施形態に係るgNB200の構成を示す図である。
実施形態に係るIABノード300の構成を示す図である。
実施形態に係るUE100の構成を示す図である。
実施形態に係るユーザプレーンのプロトコルスタックの一例を示す図である。
実施形態に係る制御プレーン(F1-C)のプロトコルスタックの一例を示す図である。
実施形態に係る制御プレーン(RRC及びNAS)のプロトコルスタックの一例を示す図である。
実施形態に係るIABトポロジを示す図である。
第1実施形態の動作例1を示す図である。
第1実施形態の動作例2を示す図である。
第2実施形態の動作例を示す図である。
第3実施形態の動作例を示す図である。
BH RLF通知のタイプを示す図である。
子孫ノードへの再確立を回避するための特定された解決策を示す図である。
hop-by-hop RLC ARQの場合のULデータのロスレス配信のメカニズムの比較を示す図である。
ULステータス配信の導入のオプションを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図面を参照しながら、実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0008】
(移動通信システムの構成)
まず、実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。図1は、実施形態に係る移動通信システム1の構成を示す図である。
【0009】
移動通信システム1は、3GPP規格に基づく第5世代(5G)移動通信システムである。具体的には、移動通信システム1における無線アクセス方式は、5Gの無線アクセス方式であるNR(New Radio)である。但し、移動通信システム1には、LTE(Long Term Evolution)が少なくとも部分的に適用されてもよい。
【0010】
図1に示すように、移動通信システム1は、5Gコアネットワーク(5GC)10と、ユーザ装置(UE:User Equipment)100と、基地局(gNBと呼ばれる)200と、IABノード300とを有する。IABノード300は、中継ノードの一例である。実施形態において、基地局がNR基地局(すなわち、gNB)である一例について主として説明するが、基地局がLTE基地局(すなわち、eNB)であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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