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公開番号2024148981
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062591
出願日2023-04-07
発明の名称方法、電気化学セルおよび電気化学セル装置
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類C25B 1/135 20210101AFI20241010BHJP(電気分解または電気泳動方法;そのための装置)
要約【課題】利便性を向上させることができる方法、電気化学セルおよび電気化学セル装置を提供する。
【解決手段】方法は、電気化学セルを用いて、炭素を含む液状の流体から単体の炭素を固定化する方法である。電気化学セルは、素子部と、流体流路とを備える。素子部は、Niを含む第1電極と、酸化物イオン伝導性を有する固体電解質と、第2電極とを有する。流体流路は、第1電極に流体を供給する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項１】
電気化学セルを用いて、炭素を含む液状の流体から単体の炭素を固定化する方法であって、
前記電気化学セルは、
Ｎｉを含む第１電極と、酸化物イオン伝導性を有する固体電解質と、第２電極とを有する素子部と、
前記第１電極に前記流体を供給する流体流路と
を備える方法。
続きを表示（約 350 文字）【請求項２】
前記電気化学セルが、固体酸化物形セルである
請求項１に記載の方法。
【請求項３】
前記第１電極が、内部に前記流体流路を有する支持基板を兼ねており、
前記支持基板上に前記固体電解質、前記第２電極が順に積層されている
請求項１または２に記載の方法。
【請求項４】
炭素を含む液状の流体から単体の炭素を固定化する電気化学セルであって、
Ｎｉを含む第１電極と、酸化物イオン電導性を有する固体電解質と、第２電極とを有する素子部と、
前記第１電極に前記流体を供給する流体流路と
を備える電気化学セル。
【請求項５】
請求項４に記載の電気化学セルを含むセルスタックを有する
電気化学セル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、方法、電気化学セルおよび電気化学セル装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
溶融塩に電圧を印加して炭酸イオンを還元する炭素の固定方法が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－５３４２５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、上述の固定方法では、利便性において改善の余地があった。
【０００５】
実施形態の一態様は、利便性を向上させることができる方法、電気化学セルおよび電気化学セル装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態の一態様に係る方法は、電気化学セルを用いて、炭素を含む液状の流体から単体の炭素を固定化する方法である。前記電気化学セルは、素子部と、流体流路とを備える。素子部は、Ｎｉを含む第１電極と、酸化物イオン伝導性を有する固体電解質と、第２電極とを有する。流体流路は、前記第１電極に前記流体を供給する。
【発明の効果】
【０００７】
実施形態の一態様によれば、利便性を向上させることができる方法、電気化学セルおよび電気化学セル装置が提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１Ａは、第１の実施形態に係る電気化学セルの一例を示す横断面図である。
図１Ｂは、第１の実施形態に係る電気化学セルの一例を第２電極側からみた側面図である。
図１Ｃは、第１の実施形態に係る電気化学セルの一例をインターコネクタ側からみた側面図である。
図２は、第１の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す斜視図である。
図３は、第２の実施形態に係る電気化学セルの一例を示す斜視図である。
図４は、図３に示す電気化学セルの部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、添付図面を参照して、本願の開示する方法、電気化学セルおよび電気化学セル装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの開示が限定されるものではない。
【００１０】
また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。さらに、図面の相互間においても、互いの寸法の関係、比率などが異なる部分が含まれている場合がある。
（【００１１】以降は省略されています）

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