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公開番号2024149577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2024123750,2021108168
出願日2024-07-30,2021-06-29
発明の名称通信装置及びその制御方法、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 76/10 20180101AFI20241010BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 本発明によれば、接続設定モードでの動作を停止させるための制御を適切に実行することを目的とする。
【解決手段】 接続設定モードで動作中に所定の処理が完了した場合、カウントされた値を小さくする変更及び所定の閾値を大きくする変更のうち少なくとも一方を実行する変更手段と、前記カウントされた値と前記所定の閾値とに基づいて、前記接続設定モードでの動作を停止させるか否かを判定する判定手段を提供することで課題を解決する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
通信装置であって、
情報処理装置から設定情報を受信するための接続設定モードでの動作を前記通信装置に開始させる開始手段と、
前記通信装置において前記接続設定モードでの動作が開始されてからの時間に対応する値をカウントするカウント手段と、
ユーザ操作に基づいて進行される所定の処理を実行する実行手段と、
前記接続設定モードで動作中に前記所定の処理が完了した場合、前記カウントされた値を小さくする変更及び所定の閾値を大きくする変更のうち少なくとも一方を実行する変更手段と、
前記カウントされた値と前記所定の閾値とに基づいて、前記接続設定モードでの動作を停止させるか否かを判定する判定手段と、
前記接続設定モードで動作中に、前記情報処理装置から前記設定情報が受信された場合、前記設定情報に基づいて前記通信装置の接続設定を実行する設定手段と、
を有し、
前記カウントされた値を小さくする変更及び前記所定の閾値を大きくする変更のうち少なくとも一方が前記変更手段によって実行された場合は、前記判定手段による判定は、前記カウントされた値を小さくする変更及び前記所定の閾値を大きくする変更のうち少なくとも一方が実行された後の、前記カウントされた値及び前記所定の閾値に基づいて実行されることを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記接続設定モードで動作中に前記所定の処理が完了した場合、前記カウントされた値を小さくする変更及び前記所定の閾値を大きくする変更のうち少なくとも一方が実行されるか、前記カウントされた値を小さくする変更及び前記所定の閾値を大きくする変更が実行されないかが、前記カウントされた値に基づいて制御されることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記所定の処理が完了し、且つ前記カウントされた値が特定の閾値より大きい場合、前記カウントされた値を小さくする変更及び前記所定の閾値を大きくする変更のうち少なくとも一方が実行され、前記所定の処理が完了し、且つ前記カウントされた値が前記特定の閾値より大きくない場合、前記カウントされた値を小さくする変更及び前記所定の閾値を大きくする変更が実行されないことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
【請求項4】
前記接続設定モードで動作中に前記所定の処理が完了した場合、前記カウントされた値から所定の値が減算されるように前記カウントされた値を小さくする変更が実行されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項5】
前記接続設定モードで動作中に前記所定の処理が完了した場合、前記カウントされた値がリセットされるように前記カウントされた値を小さくする変更が実行されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項6】
前記接続設定モードで動作中に前記所定の処理が完了した場合、前記所定の閾値が加算されるように前記所定の閾値を大きくする変更が実行されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項7】
前記接続設定モードで動作中に前記所定の処理が完了した場合、前記所定の閾値から前記カウントされた値を減算した値が所定の値になるように、前記カウントされた値及び前記所定の閾値のうち少なくとも一方が変更されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項8】
前記接続設定モードで動作中に前記所定の処理が完了した場合、前記カウントされた値及び前記所定の閾値の両方が変更されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の通信装置。
【請求項9】
前記カウントされた値を小さくする変更及び前記所定の閾値を小さくする変更が実行されることを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
【請求項10】
前記通信装置の電源ボタンが押下されたことに基づいて、前記接続設定モードでの動作を前記通信装置に開始させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ(PC)やスマートフォン等の端末装置と通信する、プリンタ等の通信装置が知られている。このような通信装置は、例えば、WiFi(登録商標)等の所定の通信方式によって端末装置と通信するための接続設定処理を実行する。またその際、通信装置は、接続設定処理を実行するための状態である接続設定状態(接続設定モード)で動作する。
【0003】
特許文献1には、ソフトAPモードで動作する通信装置が、装置情報設定コマンドを受信し、受信したコマンドに基づいて動作モードを設定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-023440
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、ソフトAPモードのタイムアウト時間を適切に制御することについては考慮されていない。
【0006】
そこで本発明は、接続設定モードでの動作を停止させるための制御を適切に実行することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、通信装置であって、
情報処理装置から設定情報を受信するための接続設定モードでの動作を前記通信装置に開始させる開始手段と、
前記通信装置において前記接続設定モードでの動作が開始されてからの時間に対応する値をカウントするカウント手段と、
ユーザ操作に基づいて進行される所定の処理を実行する実行手段と、
前記接続設定モードで動作中に前記所定の処理が完了した場合、前記カウントされた値を小さくする変更及び所定の閾値を大きくする変更のうち少なくとも一方を実行する変更手段と、
前記カウントされた値と前記所定の閾値とに基づいて、前記接続設定モードでの動作を停止させるか否かを判定する判定手段と、
前記接続設定モードで動作中に、前記情報処理装置から前記設定情報が受信された場合、前記設定情報に基づいて前記通信装置の接続設定を実行する設定手段と、
を有し、
前記カウントされた値を小さくする変更及び前記所定の閾値を大きくする変更のうち少なくとも一方が前記変更手段によって実行された場合は、前記判定手段による判定は、前記カウントされた値を小さくする変更及び前記所定の閾値を大きくする変更のうち少なくとも一方が実行された後の、前記カウントされた値及び前記所定の閾値に基づいて実行されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、接続設定モードでの動作を停止させるための制御を適切に実行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の通信システムに含まれる情報処理装置と、通信装置の構成を示す図である。
本実施形態の通信装置の操作表示部の一例を示す図である。
本実施形態の通信装置が電源ボタンの押下を受け付けた場合に実行する処理を示すフローチャートである。
本実施形態の通信装置が実行する初期設定処理を示すフローチャートである。
本実施形態の情報処理装置が実行する、通信装置に接続設定処理を実行させるための処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に説明する。ただし、本発明については、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下に記載する実施形態に対して適宜変更、改良が加えられたものについても本発明の範囲に入ることが理解されるべきである。
(【0011】以降は省略されています)

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