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公開番号2024148703
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062071
出願日2023-04-06
発明の名称オーダー端末およびプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07G 1/01 20060101AFI20241010BHJP(チェック装置)
要約【課題】本発明が解決しようとする課題は、操作性を向上させることが可能なオーダー端末およびプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態のオーダー端末は、顧客を識別する顧客識別情報を取得する取得手段と、前記顧客の注文商品を識別する商品識別情報が入力される入力手段と、前記取得手段が取得した顧客識別情報と前記入力手段に入力された前記商品識別情報とを対応付けた注文情報を出力する出力手段と、前記取得手段が取得した顧客識別情報に応じて、表示部に表示される操作画面を変更する表示制御手段と、を備える。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項１】
顧客を識別する顧客識別情報を取得する取得手段と、
前記顧客の注文商品を識別する商品識別情報が入力される入力手段と、
前記取得手段が取得した顧客識別情報と前記入力手段に入力された前記商品識別情報とを対応付けた注文情報を出力する出力手段と、
前記取得手段が取得した顧客識別情報に応じて、表示部に表示される操作画面を変更する表示制御手段と、
を備えるオーダー端末。
続きを表示（約 970 文字）【請求項２】
前記取得手段は、撮像部が撮像した顧客の顔画像データを取得する第１取得手段と、前記第１取得手段が取得した顔画像データと対応付けられた顧客コードを取得する第２取得手段と、を備え、
前記出力手段は、前記第２取得手段が取得した顧客コードと前記入力手段に入力された商品識別情報とを対応付けた注文情報を出力し、
前記表示制御手段は、前記第１取得手段が取得した顧客の顔画像データに応じて、前記表示部に表示される操作画面を変更する、
請求項１に記載のオーダー端末。
【請求項３】
前記表示制御手段は、前記取得手段が取得した顧客識別情報に応じて、背景画面の異なる操作画面を前記表示部に表示させる、
請求項１または請求項２に記載のオーダー端末。
【請求項４】
前記表示制御手段は、前記表示部に表示されている操作画面に対応する顧客識別情報と異なる顧客識別情報を前記取得手段が取得すると、前記表示部に商品情報を表示する注文画面を表示させる、
請求項１または請求項２に記載のオーダー端末。
【請求項５】
前記入力手段に入力された商品識別情報と前記顧客識別情報と対応付けた情報であって、前記出力手段が出力していない未送信注文情報を記憶部に記憶させる記憶制御手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、前記表示部に表示されている操作画面に対応する顧客識別情報と異なる顧客識別情報を前記取得手段が取得すると、当該異なる顧客識別情報に対応する前記未送信注文情報を前記表示部に表示させる、
請求項１または請求項２に記載のオーダー端末。
【請求項６】
オーダー端末をコンピュータで制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
顧客を識別する顧客識別情報を取得する取得手段と、
前記顧客の注文商品を識別する商品識別情報が入力される入力手段と、
前記取得手段が取得した顧客識別情報と前記入力手段に入力された前記商品識別情報とを対応付けた注文情報を出力する出力手段と、
前記取得手段が取得した顧客識別情報に応じて、表示部に表示される操作画面を変更する表示制御手段と、
して機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、オーダー端末およびプログラムに関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、飲食店などにおいて、客席に設置されるオーダー端末を採用する店舗が増加してきている。この種のオーダー端末は、店員が介在することなく、顧客が自身の操作によって注文を行うことができる装置であるため、店舗の人手不足解消に貢献することができる。
【０００３】
従来、顧客の顔画像データと注文情報とを対応付けて精算情報として管理する注文受付装置が提案されている（例えば、特許文献１）。この注文受付装置は、顧客の顔画像データと注文情報とを対応付けるため、顧客ごとに注文を管理することができ、１台で複数の顧客の注文を受け付けることができるものとなっている。
【０００４】
しかしながら、上記従来技術においては、複数の顧客がオーダー端末を使用する場合、当該顧客は入力した注文情報が自分の注文として認識されているのか、他の顧客の注文として認識されているのかわかりにくいものであった。このため、上記従来の注文受付装置は、操作性が良好ではないという課題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明が解決しようとする課題は、操作性を向上させることが可能なオーダー端末およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
実施形態のオーダー端末は、顧客を識別する顧客識別情報を取得する取得手段と、前記顧客の注文商品を識別する商品識別情報が入力される入力手段と、前記取得手段が取得した顧客識別情報と前記入力手段に入力された前記商品識別情報とを対応付けた注文情報を出力する出力手段と、前記取得手段が取得した顧客識別情報に応じて、表示部に表示される操作画面を変更する表示制御手段と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、実施形態の注文管理システムの概略を示す図である。
図２は、実施形態のオーダー端末が配置されたテーブル席を示す図である。
図３は、実施形態のサーバ装置の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。
図４は、実施形態のサーバ装置の記憶部に記憶されるメニューマスタのデータ構成を示す図である。
図５は、実施形態のサーバ装置の記憶部に記憶される顧客管理ファイルのデータ構成を示す図である。
図６は、実施形態のサーバ装置の記憶部に記憶される注文管理ファイルのデータ構成を示す図である。
図７は、実施形態のサーバ装置の制御部の主たる機能構成を示すブロック図である。
図８は、実施形態のオーダー端末の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。
図９は、実施形態のオーダー端末の記憶部に記憶される顧客情報管理テーブルのデータ構成を示す図である。
図１０は、実施形態のオーダー端末の記憶部に記憶される注文情報管理テーブルのデータ構成を示す図である。
図１１は、実施形態のオーダー端末の制御部の主たる機能構成を示すブロック図である。
図１２は、実施形態の注文管理システムの動作を説明するシーケンスチャートである。
図１３は、実施形態のオーダー端末の制御部による顧客情報登録処理の流れを示すフローチャートである。
図１４は、実施形態のオーダー端末の制御部による表示処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照して実施形態のオーダー端末およびプログラムについて説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。例えば、以下に説明する実施形態では、オーダー端末を飲食店のテーブル席に設置した例について説明するが、オーダー端末はカウンター席に設置してもよい。この場合、複数のカウンター席に１台のオーダー端末が割り当てられる。
【０００９】
また、以下に説明する実施形態では、オーダー端末は操作画面の外周部の色を異ならせることにより、当該オーダー端末を操作する顧客に応じて背景画面の異なる操作画面を表示するが、これに限らない。オーダー端末は、操作画面に表示される図柄、番号、記号などを異ならせることにより、当該オーダー端末を操作する顧客に応じて背景画面の異なる操作画面を表示してもよい。ここで、背景画面とは、文字や各種操作子が表示される操作画面の背景や外周部を含む画面であるものとする。
【００１０】
図１は、注文管理システム１の概略を示す図である。注文管理システム１は、飲食店などの店舗に採用される。注文管理システム１は、サーバ装置２、店員が携帯する店員端末３、およびテーブル席Ｔに設置されるオーダー端末４を有する。店員端末３およびオーダー端末４は、それぞれ複数台用意されている。サーバ装置２、店員端末３、およびオーダー端末４は、有線または無線のＬＡＮ（Local Area Network）等のネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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