TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024148528
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061732
出願日2023-04-05
発明の名称画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04N 21/8549 20110101AFI20241010BHJP(電気通信技術)
要約【課題】映像酔いやすいか否かを映像視聴前に判断することできない。
【解決手段】画像処理装置は、所定表示装置用の映像から、映像酔いを引き起こす特定シーンを検出する検出手段と、前記映像のうち、検出された前記特定シーンを含む所定期間に対応する部分映像を生成する生成手段と、生成された前記部分映像を提示する提示手段とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
所定表示装置用の映像から、映像酔いを引き起こす特定シーンを検出する検出手段と、
前記映像のうち、検出された前記特定シーンを含む所定期間に対応する部分映像を生成する生成手段と、
生成された前記部分映像を視聴者に提示する提示手段と、
を有する、ことを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記検出手段が前記特定シーンを複数検出した場合、
前記生成手段は、前記映像のうち、検出された前記複数の特定シーンを含む所定期間それぞれに対応する複数の部分映像を連結した画像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記検出手段が複数の映像酔い要因それぞれで前記特定シーンを検出した場合、
前記生成手段は、前記映像のうち、前記映像酔い要因それぞれで検出された特定シーンを含む所定期間それぞれに対応する複数の部分映像を連結した映像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記検出手段が複数の映像酔い要因それぞれで、映像酔い強度の大きさに応じて前記特定シーンを複数検出した場合、
前記生成手段は、前記映像のうち、前記複数の映像酔い要因それぞれで前記映像酔い強度が最も大きい特定シーンを含む所定期間に対応する前記部分映像を連結した映像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記複数の映像酔い要因は、視点位置の動き、撮影対象の動き、左右の違和感、立体感の不自然さのうちの何れかである
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記生成手段は、ぼかし処理を施した前記部分映像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記生成手段は、色相を変更した前記部分映像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記検出手段は、
前記映像の視点位置の動きを示す情報に基づき前記特定シーンを検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記検出手段は、
前記映像の撮影対象の動きを示す情報に基づき前記特定シーンを検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記検出手段は、
前記映像の左右映像間の差を示す情報に基づき前記特定シーンを検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドマウントディスプレイなどの特定の表示装置において、映像を視聴する際に用いる技術に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、視聴者の頭部に装着するヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDと記す)が普及し、視聴者は手軽に臨場感あふれる映像を視聴することができる。さらに、映像配信サービスのVR(仮想現実)映像対応が進み、誰でもVR映像(360度映像、180度映像)を配信することができる。
【0003】
一方で、HMDは、視野のほぼ全てを覆って映像を提示する装置であるため、視聴者はHMDを装着した状態で映像を視聴している最中に頭痛やめまい、吐き気等の乗り物酔いに似た「映像酔い」を引き起こす可能性があることが知られている。
【0004】
VR映像撮影の際、映像の扱いに長けたカメラマンなどは映像酔いをできる限り引き起こさないよう配慮して撮影するが、映像の扱いに慣れていない人は映像酔いの知識も少なく映像酔いをできる限り引き起こさないよう配慮した撮影を行うことが難しい。そのため、配信されている映像には映像酔いを強く引き起こしてしまう映像コンテンツも存在する。視聴者の映像酔いを回避するためには、映像コンテンツを適切に加工する必要がある。この点、特許文献1は、映像データから映像酔いが生じる映像酔いシーンを検出し、検出した映像酔いシーンに対しフレームの間引きなどの加工を行う技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2010/137104号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、HMDを装着した状態で映像を視聴する際には、映像コンテンツによる映像酔いを引き起こす要因は数多く存在する。例えば、映像では移動しているように感じられていても視聴者の身体は静止しているなど映像の動きと視聴者の動きとの相違、滑らかでない動きの映像、1つの立体映像として融像しない映像などが挙げられる。さらに、どのような映像が酔いやすいか、どの程度の映像変化で映像酔いを発症するかは視聴者それぞれで異なる。そのため、視聴者は視聴したい映像が映像酔いを引き起こしやすいか否かを視聴前に判断したくても、その映像が自身にとって酔いやすいか否かは事前に分からない。
【0007】
上記特許文献1の技術では、映像酔いを引き起こしやすいシーンを検出して映像酔いしにくくなるように加工するため、視聴者が視聴したい映像が映像酔いやすいか否かを判断することはできない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る画像処理装置は、所定表示装置用の映像から、映像酔いを引き起こす特定シーンを検出する検出手段と、前記映像のうち、検出された前記特定シーンを含む所定期間に対応する部分映像を生成する生成手段と、生成された前記部分映像を提示する提示手段と、を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示の技術によれば、視聴者は視聴する映像が酔いやすいか否かを映像視聴前に判断することができ、効果的に映像酔いを防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像処理システムの概要を示す図である。
画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
視点位置の動き及び撮影対象の動きの違いの説明図である。
生成部の処理を説明するための図である。
映像コンテンツを提示するUI画面例を示す図である。
画像処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
画像処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
視聴者からの入力を受け付けるUI画面例を示す図である。
画像処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
動画の表示・非表示を説明するための図である。
画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
映像コンテンツを提示するUI画面例を示す図である。
画像処理装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
鏡筒
4日前
キヤノン株式会社
トナー
7日前
キヤノン株式会社
ボトル
4日前
キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
7日前
キヤノン株式会社
電子機器
4日前
キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
6日前
キヤノン株式会社
電気機器
4日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
4日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
7日前
キヤノン株式会社
液体吐出装置
7日前
キヤノン株式会社
光学走査装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像記録装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
7日前
キヤノン株式会社
画像読取装置
7日前
キヤノン株式会社
画像形成システム
4日前
キヤノン株式会社
磁性トナーの製造方法
4日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
7日前
キヤノン株式会社
トナー及び二成分現像剤
7日前
キヤノン株式会社
トナー及び二成分現像剤
4日前
キヤノン株式会社
レンズ装置及び撮像装置
4日前
キヤノン株式会社
記録装置、および記録方法
4日前
キヤノン株式会社
露光装置及び画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
電子機器およびアクセサリ
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置およびその制御方法
4日前
キヤノン株式会社
記録装置およびその制御方法
7日前
キヤノン株式会社
撮像装置およびその制御方法
4日前
キヤノン株式会社
ヘッドマウントディスプレイ
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置およびその制御方法
4日前
続きを見る