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公開番号
2024147566
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2024099372,2020114952
出願日
2024-06-20,2020-07-02
発明の名称
浴室システム
出願人
TOTO株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A47K
4/00 20060101AFI20241008BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】使用者の空間演出を利用する利便性を向上させると共に使用者が長時間にわたって空間演出を利用することを抑制でき、使用者が比較的短時間で集中して心身のリラックス効果を享受しやすくされている浴室システムを提供する。
【解決手段】本発明の浴室システムは、浴室4と、浴室に隣接する脱衣室6と、映像表示、音声出力、照明制御のうちの少なくとも1つを実行することにより浴室の空間演出を行う演出手段8と、使用者による操作により、演出手段による浴室の空間演出を開始させる開始操作部10と、演出手段を制御する制御部22と、を備え、制御部22は、開始操作部への操作に基づき浴室の空間演出を開始させた後、空間演出を所定時間以内に自動的に終了させる自動終了モードを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
浴室システムであって、
浴室と、
上記浴室に隣接する脱衣室と、
映像表示、音声出力、照明制御のうちの少なくとも1つを実行することにより上記浴室の空間演出を行う演出手段と、
使用者による操作により、上記演出手段による上記浴室の空間演出を開始させる開始操作部と、
上記演出手段を制御する制御部と、を備え、
上記制御部は、上記開始操作部への操作に基づき上記浴室の空間演出を開始させた後、空間演出を所定時間以内に自動的に終了させる自動終了モードを備える、浴室システム。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
上記演出手段は、上記脱衣室に設けられるプロジェクタと、
上記プロジェクタにより投射された映像が表示される映像表示部であって、上記映像表示部は上記脱衣室と上記浴室との間に配置される共に投射された映像を上記浴室から視認できるように構成される、上記映像表示部と、を備え、
上記演出手段は、上記プロジェクタにより投射された映像を上記映像表示部に表示させる映像表示を少なくとも実行することにより上記浴室の空間演出を行う、請求項1記載の浴室システム。
【請求項3】
さらに、上記浴室と上記脱衣室との間に設けられる浴室ドアの開閉を検知するドア開閉検知センサ、を備え、
上記映像表示部は、上記浴室ドアに設けられ、
上記制御部は、上記演出手段による空間演出の実行中に、上記ドア開閉検知センサが上記浴室ドアの開放を検知した場合、上記プロジェクタによる映像の投射を中断状態とさせる中断モードを備える、請求項2に記載の浴室システム。
【請求項4】
上記演出手段は、さらに、上記浴室内に設けられるスピーカーを備え、
上記演出手段は、上記スピーカーから音を出力させる音声出力を少なくとも実行することにより上記浴室の空間演出を行い、
上記制御部の上記中断モードは、上記スピーカーによる音の出力も中断させる、請求項3に記載の浴室システム。
【請求項5】
上記演出手段は、さらに、上記浴室及び上記脱衣室の少なくとも一方に設けられる照明を備え、
上記演出手段は、上記照明から発する光を制御する照明制御を少なくとも実行することにより上記浴室の空間演出を行い、
上記制御部は、上記浴室及び上記脱衣室内の上記照明が全て消灯された状態と上記映像表示部に映像が表示されていない状態とが同時に生じないように、上記映像表示部に映像が表示されていない状態となる場合には事前に又は同時に上記照明を点灯状態とし且つ上記浴室及び上記脱衣室内の上記照明が全て消灯された状態となる場合には事前に又は同時に上記映像表示部に映像が表示された状態とする安全点灯モードを備える、請求項2乃至4の何れか1項に記載の浴室システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室システムに関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、家庭内の浴室において入浴中の利用者が瞑想などのマインドフルネスを実践するのを補助する浴室マインドフルネス実践補助システムが開示されている。浴室マインドフルネス実践補助システムは、光及び音の少なくとも1つを含むマインドフルネス出力を出力するマインドフルネス出力手段を備えている。浴室マインドフルネス実践補助システムの利用者は、利用者のシステム利用入力によりシステムの動作を開始させ、システム利用停止入力によりシステムの動作を停止させ、システムを自由に利用できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-111307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に示されるような浴室マインドフルネス実践補助システム等の心身のリラックス効果を与える浴室につき、使用者が長時間にわたって浴室を利用し、使用者以外の第3者が利用できなくなるという課題があり、使用者以外の第3者が使用する機会も確保したいという課題が生じている。特に、近年のライフスタイルや働き方の変革に伴い、浴室がオフィス等の使用者以外の第3者も利用する施設内に設けられている場合には、この課題が顕著となる。また、浴室がオフィス等の施設内に設けられる場合には、使用者の浴室利用の利便性や自由度を確保しつつも長時間にわたる利用を抑制し、比較的短時間で集中して心身のリラックス効果を与えたいという新たな課題も生じている。
【0005】
従って、本発明は、使用者の空間演出を利用する利便性を向上させると共に使用者が長時間にわたって空間演出を利用することを抑制でき、使用者が比較的短時間で集中して心身のリラックス効果を享受しやすくされている浴室システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の一実施形態は、浴室システムであって、浴室と、上記浴室に隣接する脱衣室と、映像表示、音声出力、照明制御のうちの少なくとも1つを実行することにより上記浴室の空間演出を行う演出手段と、使用者による操作により、上記演出手段による上記浴室の空間演出を開始させる開始操作部と、上記演出手段を制御する制御部と、を備え、上記制御部は、上記開始操作部への操作に基づき上記浴室の空間演出を開始させた後、空間演出を所定時間以内に自動的に終了させる自動終了モードを備える、ことを特徴としている。
このように構成された本発明の一実施形態によれば、使用者による開始操作部の操作により、演出手段による浴室の空間演出を開始させることができ、例えば浴室への入室により自動的に空間演出が開始される場合に比べて、使用者の空間演出を利用するタイミングを調整できる等の利便性を向上させると共に使用者が空間演出をどのように利用するか等を決定する自由度を向上させることができる。さらに、制御部は、開始操作部への操作に基づき浴室の空間演出を開始させた後、空間演出を所定時間以内に自動的に終了させる自動終了モードを備えるので、制御部の自動終了モードにより、使用者が長時間にわたって空間演出を利用することを抑制でき、使用者が比較的短時間で集中して心身のリラックス効果を享受しやすくする。
【0007】
本発明の一実施形態において、好ましくは、上記演出手段は、上記脱衣室に設けられるプロジェクタと、上記プロジェクタにより投射された映像が表示される映像表示部であって、上記映像表示部は上記脱衣室と上記浴室との間に配置される共に投射された映像を上記浴室から視認できるように構成される、上記映像表示部と、を備え、上記演出手段は、上記プロジェクタにより投射された映像を上記映像表示部に表示させる映像表示を少なくとも実行することにより上記浴室の空間演出を行う。
このように構成された本発明の一実施形態によれば、演出手段は、プロジェクタにより投射された映像を映像表示部に表示させる映像表示を少なくとも実行することにより浴室の空間演出を行う。これにより、演出手段は、映像表示を含む演出により空間演出の演出効果を向上させることができる。
【0008】
本発明の一実施形態において、好ましくは、さらに、上記浴室と上記脱衣室との間に設けられる浴室ドアの開閉を検知するドア開閉検知センサ、を備え、上記映像表示部は、上記浴室ドアに設けられ、上記制御部は、上記演出手段による空間演出の実行中に、上記ドア開閉検知センサが上記浴室ドアの開放を検知した場合、上記プロジェクタによる映像の投射を中断状態とさせる中断モードを備える。
このように構成された本発明の一実施形態によれば、制御部は、演出手段による空間演出の実行中に、ドア開閉検知センサが浴室ドアの開放を検知した場合、プロジェクタによる映像の投射を中断状態とさせる中断モードを備える。これにより、演出手段による空間演出の実行中に、使用者が浴室から出ようとしてドア開閉検知センサが浴室ドアの開放を検知した場合、中断モードによりプロジェクタによる映像の投射が中断状態とされる。よって、制御部がこのような中断モードを備えることにより、プロジェクタから投射された画像の光が、中断モードが実行されていない状態で、浴室から出ようとする使用者の目に入り、使用者に眩しい感覚を与える可能性を低減できる。
【0009】
本発明の一実施形態において、好ましくは、上記演出手段は、さらに、上記浴室内に設けられるスピーカーを備え、上記演出手段は、上記スピーカーから音を出力させる音声出力を少なくとも実行することにより上記浴室の空間演出を行い、上記制御部の上記中断モードは、上記スピーカーによる音の出力も中断させる。
このように構成された本発明の一実施形態によれば、演出手段は、スピーカーから音を出力させる音声出力を少なくとも実行することにより浴室の空間演出を行う。これにより、演出手段は、スピーカーから出力される音を含む演出により空間演出の演出効果をより向上させることができる。演出手段が、スピーカーから音を出力させる音声出力を少なくとも実行することにより上記浴室の空間演出を行う場合に、制御部の中断モードが、スピーカーによる音の出力も中断させる。これにより、演出手段による空間演出の実行中に、使用者が浴室から出ようとしてドア開閉検知センサが浴室ドアの開放を検知した場合、中断モードによりスピーカーによる音の出力が中断される。よって、制御部がこのような中断モードを備えることにより、浴室ドアが開放された場合に、スピーカーによる音が浴室及び脱衣室からさらに外側まで音漏れを生じさせることを抑制できる。
【0010】
本発明の一実施形態において、好ましくは、上記演出手段は、さらに、上記浴室及び上記脱衣室の少なくとも一方に設けられる照明を備え、上記演出手段は、上記照明から発する光を制御する照明制御を少なくとも実行することにより上記浴室の空間演出を行い、上記制御部は、上記浴室及び上記脱衣室内の上記照明が全て消灯された状態と上記映像表示部に映像が表示されていない状態とが同時に生じないように、上記映像表示部に映像が表示されていない状態となる場合には事前に又は同時に上記照明を点灯状態とし且つ上記浴室及び上記脱衣室内の上記照明が全て消灯された状態となる場合には事前に又は同時に上記映像表示部に映像が表示された状態とする安全点灯モードを備える。
このように構成された本発明の一実施形態によれば、演出手段は、照明から発する光を制御する照明制御を少なくとも実行することにより浴室の空間演出を行う。これにより、演出手段は、照明の光を含む演出により空間演出の演出効果をより向上させることができる。また、制御部は、浴室内の照明が全て消灯された状態と上記映像表示部に映像が表示されていない状態とが同時に生じないように、映像表示部に映像が表示されていない状態となる場合には照明を点灯状態とし且つ浴室内の照明が全て消灯された状態となる場合には上記映像表示部に映像が表示された状態とする安全点灯モードを備える。このような制御部の安全点灯モードにより、浴室の空間演出に伴って使用者の意図しないタイミングで映像表示部に映像が表示されていない状態と浴室内の照明が全て消灯された状態とが同時に生じ使用者が浴室及び脱衣室内を視認できなくなることで使用者の安全性が低下する可能性を抑制できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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