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公開番号
2024143588
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023056346
出願日
2023-03-30
発明の名称
有機重合体、硬化性組成物、及び硬化物
出願人
株式会社カネカ
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
C08G
65/336 20060101AFI20241003BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】改善された硬化性を示し得る加水分解性シリル基含有有機重合体の提供。
【解決手段】式(1)で表される、アルキニル基を有する加水分解性シリル基、または該アルキニル基がアレニル基に置き換わった基を有する加水分解性シリル基を有する有機重合体(A)。R
1
は、炭素数1~5の二価の炭化水素基を表す。R
2
は、水素原子、炭素数1~20の一価の炭化水素基、又は、ハロゲン原子を表す。R
3
は、炭素数1~20の一価の炭化水素基を表す。Xは、水酸基、または、炭素-炭素三重結合もしくはアレニル基を含まない加水分解性基を表す。aは、1、2、3のいずれか、bは、0、1、2のいずれか、cは、0、1、2のいずれかであり、a+b+cは3以下である。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(1)~(3)のうち少なくとも1つで表される加水分解性シリル基を有する有機重合体(A)。
TIFF
2024143588000009.tif
50
167
(式(1)中、R
1
は、炭素数1~5の置換または無置換の二価の炭化水素基を表す。R
2
は、水素原子、炭素数1~20の置換または無置換の一価の炭化水素基、又は、ハロゲン原子を表す。R
3
は、炭素数1~20の置換または無置換の一価の炭化水素基を表す。Xは、水酸基、または、炭素-炭素三重結合もしくはアレニル基を含まない加水分解性基を表す。aは、1、2、3のいずれか、bは、0、1、2のいずれか、cは、0、1、2のいずれかであり、a+b+cは3以下である。)
TIFF
2024143588000010.tif
51
168
(式(2)中、R
4
は、炭素数1~5の置換または無置換の三価の炭化水素基を表す。R
2
、R
3
、X、a、b、及びcは上記と同じ。)
TIFF
2024143588000011.tif
48
167
(式(3)中、R
5
は、炭素数1~20の置換または無置換の二価の炭化水素基を表す。R
1
、R
3
、X、a、b、cは上記と同じ。)
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
R
1
が、メチレン基である、請求項1に記載の有機重合体(A)。
【請求項3】
R
2
が、水素原子、又はメチル基である、請求項1又は2に記載の有機重合体(A)。
【請求項4】
前記有機重合体(A)の重合体骨格が、ポリオキシアルキレン系重合体である、請求項1又は2に記載の有機重合体(A)。
【請求項5】
請求項1に記載の有機重合体(A)を含有する硬化性組成物。
【請求項6】
硬化触媒として非錫化合物を含有する、請求項5に記載の硬化性組成物。
【請求項7】
前記非錫化合物がアミン化合物である、請求項6に記載の硬化性組成物。
【請求項8】
請求項5~7のいずれか1項に記載の硬化性組成物を硬化させた硬化物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加水分解性シリル基を有する有機重合体、硬化性組成物、及び硬化物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ケイ素原子上に水酸基または加水分解性基を有し、シロキサン結合を形成し得るケイ素含有基(以下、「加水分解性シリル基」という)を有する有機重合体は、湿分反応性ポリマーとして知られている。加水分解反応により硬化して、柔軟性を有するゴム状硬化物を形成することから、シーリング材や接着剤、コーティング材、塗料、粘着剤などの多くの工業製品で利用されている。
【0003】
このような加水分解性シリル基がケイ素原子上に有する加水分解性基としては、メトキシ基が知られている。例えば、特許文献1では、トリメトキシシリル基を有するポリオキシアルキレン系重合体が開示されている。このようなシリル基は、硬化性が比較的良好で、短時間で硬化することが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2013/047837号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来知られている加水分解性シリル基含有有機重合体では、硬化性が十分でない場合があり、硬化性をさらに改善することが求められている。
本発明は、上記現状に鑑み、改善された硬化性を示し得る加水分解性シリル基含有有機重合体、該重合体を含む硬化性組成物、及び、該組成物の硬化物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、加水分解性シリル基がケイ素原子上に有する加水分解性基として、特定の構造を有する置換基を導入することによって、加水分解性シリル基含有有機重合体の硬化性が改善されることを見出し、本発明に至った。
【0007】
すなわち、本発明は、下記一般式(1)~(3)のうち少なくとも1つで表される加水分解性シリル基を有する有機重合体(A)に関する。
【0008】
TIFF
2024143588000001.tif
50
167
【0009】
(式(1)中、R
1
は、炭素数1~5の置換または無置換の二価の炭化水素基を表す。R
2
は、水素原子、炭素数1~20の置換または無置換の一価の炭化水素基、又は、ハロゲン原子を表す。R
3
は、炭素数1~20の置換または無置換の一価の炭化水素基を表す。Xは、水酸基、または、炭素-炭素三重結合もしくはアレニル基を含まない加水分解性基を表す。aは、1、2、3のいずれか、bは、0、1、2のいずれか、cは、0、1、2のいずれかであり、a+b+cは3以下である。)
【0010】
TIFF
2024143588000002.tif
51
168
(【0011】以降は省略されています)
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