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公開番号
2024138940
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-09
出願番号
2023049673
出願日
2023-03-27
発明の名称
耐熱性バインダ及びその製造方法
出願人
株式会社エココスモ
代理人
個人
,
個人
主分類
C04B
28/26 20060101AFI20241002BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約
【課題】壁材の耐熱性及び放熱性を向上させることができ、壁材の強度を十分に高くすることができるようにする。
【解決手段】耐熱性バインダは、15〔重量%〕以上、かつ、60〔重量%〕以下の珪酸ソーダと、8〔重量%〕以上、かつ、40〔重量%〕以下の珪酸カリウム水溶液と、3〔重量%〕以上、かつ、20〔重量%〕以下のアモルファスシリカと、0.2〔重量%〕以上、かつ、5〔重量%〕以下のモンモリロナイトと、5〔重量%〕以上、かつ、20〔重量%〕以下の水と、0.5〔重量%〕以上、かつ10〔重量%〕以下の木節粘土と、0.5〔重量%〕以上、かつ10〔重量%〕以下のけい石の微粉末とを配合することによって製造される。壁材の耐熱性及び放熱性を向上させることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
(a)15〔重量%〕以上、かつ、60〔重量%〕以下の珪酸ソーダと、
(b)8〔重量%〕以上、かつ、40〔重量%〕以下の珪酸カリウム水溶液と、
(c)3〔重量%〕以上、かつ、20〔重量%〕以下のアモルファスシリカと、
(d)モンモリロナイトを0.2〔重量%〕以上、かつ、5〔重量%〕以下のモンモリロナイトと、
(e)5〔重量%〕以上、かつ、20〔重量%〕以下の水と、
(f)0.5〔重量%〕以上、かつ10〔重量%〕以下の木節粘土と、
(g)0.5〔重量%〕以上、かつ10〔重量%〕以下のけい石の微粉末をとを配合することによって製造された水溶液から成ることを特徴とする耐熱性バインダ。
続きを表示(約 130 文字)
【請求項2】
(a)収容部に、珪酸ソーダ、珪酸カリウム水溶液及びアモルファスシリカを投入し、
(b)収容部内を撹拌した後に、収容部に、モンモリロナイト、水、木節粘土及びけい石の微粉末を投入することを特徴とする耐熱性バインダの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、耐熱性バインダ及びその製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、建築物においては、耐火性を有するように、無機材料を用いた耐熱性材料が外壁、内壁等の壁材として使用されるようになっている。
【0003】
無機材料を用いた耐熱性材料としては、加熱を開始した後、所定の時間燃焼することがなく、防火上、変形、溶融、亀裂等の損傷を生じることがなく、しかも、有害なガスを発生することがないコンクリート、れんが、セメント板等が使用される。
【0004】
ところが、火災が発生したとき等のように、長時間、例えば、1000〔℃〕以上の高温に曝されると、壁材の強度が急激に低下し、壁材に変形、溶融、亀裂等の損傷が生じることがある。
【0005】
そこで、建築物の壁材の表面に塗布することによって、壁材の耐熱性及び放熱性を向上させるようにした耐熱性塗料が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2004-300415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、前記従来の耐熱性塗料は、壁材の表面に確実に付着させることができず、壁材に外力が加わると、壁材から剥がれることがあり、壁材の耐熱性及び放熱性が低下してしまう。その場合、例えば、壁材が長時間高温に曝されると、壁材の強度が急激に低下し、壁材に変形、溶融、亀裂等の損傷が生じてしまう。
【0008】
そこで、耐熱性塗料を耐熱性バインダとして使用し、木材チップ等の被混合物に混合することよって壁材を形成することが考えられるが、その場合、耐熱性塗料を構成する各配合材料同士の相性が十分に高くないので、耐熱性バインダが部分的に凝固することがあり、壁材の強度を十分に高くすることができない。
【0009】
本発明は、前記従来の耐熱性塗料の問題点を解決して、壁材の耐熱性及び放熱性を向上させることができ、壁材の強度を十分に高くすることができる耐熱性バインダ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そのために、本発明の耐熱性バインダは、15〔重量%〕以上、かつ、60〔重量%〕以下の珪酸ソーダと、8〔重量%〕以上、かつ、40〔重量%〕以下の珪酸カリウム水溶液と、3〔重量%〕以上、かつ、20〔重量%〕以下のアモルファスシリカと、0.2〔重量%〕以上、かつ、5〔重量%〕以下のモンモリロナイトと、5〔重量%〕以上、かつ、20〔重量%〕以下の水と、0.5〔重量%〕以上、かつ10〔重量%〕以下の木節粘土と、0.5〔重量%〕以上、かつ10〔重量%〕以下のけい石の微粉末をとを配合することによって製造された水溶液から成る。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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