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公開番号2024136866
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023048159
出願日2023-03-24
発明の名称電気操作装置
出願人川崎重工業株式会社
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類G05G 5/05 20060101AFI20240927BHJP(制御;調整)
要約【課題】コンパクトな構成を実現できる電気操作装置を提供する。
【解決手段】電気操作装置は、操作具の操作に応じた電気信号を出力する電気操作装置であって、カム軸と、操作具が取り付けられる、カム軸を中心に揺動可能なカムと、カムに押圧されることにより押圧方向に変位するプッシュロッドと、プッシュロッドを押圧方向とは反対方向に付勢するコイルスプリングと、プッシュロッドとともに変位する可動部を有し、コイルスプリングの付勢方向に沿うコイルスプリングの中心線上に配置されるダンパアセンブリと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
操作具の操作に応じた電気信号を出力する電気操作装置であって、
カム軸と、
前記操作具が取り付けられる、前記カム軸を中心に揺動可能なカムと、
前記カムに押圧されることにより押圧方向に変位するプッシュロッドと、
前記プッシュロッドを前記押圧方向とは反対方向に付勢するコイルスプリングと、
前記プッシュロッドとともに変位する可動部を有し、前記コイルスプリングの付勢方向に沿う前記コイルスプリングの中心線上に配置されるダンパアセンブリと、を備える、電気操作装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記コイルスプリングの中心線に垂直な方向の前記ダンパアセンブリの寸法が、前記コイルスプリングの内径より小さい、請求項1に記載の電気操作装置。
【請求項3】
前記ダンパアセンブリの少なくとも一部は、前記コイルスプリングの中心線に垂直な方向に見て、前記コイルスプリングと重なる、請求項1または2に記載の電気操作装置。
【請求項4】
前記プッシュロッドを前記押圧方向にガイドするガイド孔と、前記押圧方向における前記ガイド孔の端部につながり、前記コイルスプリングを収容する収容室と、を備え、
前記ダンパアセンブリの少なくとも一部が、前記収容室に配置されている、請求項1または2に記載の電気操作装置。
【請求項5】
前記ダンパアセンブリに対して前記コイルスプリングの中心線に垂直な方向に当接し、前記コイルスプリングの中心線に垂直な方向にダンパアセンブリを支持するダンパサポートを有する、請求項4に記載の電気操作装置。
【請求項6】
前記プッシュロッドを前記押圧方向にガイドするガイド孔と、前記押圧方向における前記ガイド孔の端部につながり、前記コイルスプリングを収容する収容室とを含むケーシングを備え、
前記ダンパアセンブリは、前記ケーシングに対して固定的に配置される、前記ケーシングから取り外し可能なシリンダを有し、
前記可動部は、前記シリンダの内部に配置されるピストンと、前記ピストンに接続され、前記シリンダを貫通するピストンロッドと、を有する、請求項1または2に記載の電気操作装置。
【請求項7】
前記カム軸に垂直な所定方向において、前記カム軸に対して、前記プッシュロッドである第1プッシュロッドが位置する側とは反対側に配置される第2プッシュロッドと、
前記所定方向において、前記カム軸に対して、前記コイルスプリングである第1コイルスプリングが位置する側とは反対側に配置される第2コイルスプリングと、
前記所定方向において、前記カム軸に対して、前記ダンパアセンブリである第1ダンパアセンブリが位置する側とは反対側に配置される第2ダンパアセンブリと、を備える、請求項1または2に記載の電気操作装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気操作装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、支持台に回動可能に取り付けられ且つオペレータにより操作されるカムと、カムの回動位置を検出する感磁検出器とを備える電子式の操作装置が開示されている。カムは、支持台に接続されるボディに収容されるばねによりニュートラル位置に戻される。また、支持台は、ダンパを収容するための筒部を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-10635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気操作装置として、コンパクトな構成が望まれている。
【0005】
そこで、本開示の一態様は、コンパクトな構成を実現できる電気操作装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る電気操作装置は、操作具の操作に応じた電気信号を出力する電気操作装置であって、カム軸と、前記操作具が取り付けられる、前記カム軸を中心に揺動可能なカムと、前記カムに押圧されることにより押圧方向に変位するプッシュロッドと、前記プッシュロッドを前記押圧方向とは反対方向に付勢するコイルスプリングと、前記プッシュロッドとともに変位する可動部を有し、前記コイルスプリングの付勢方向に沿う前記コイルスプリングの中心線上に配置されるダンパアセンブリと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、コンパクトな構成を実現できる電気操作装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る電気操作装置の一部断面概略斜視図である。
操作されていない状態の図1の電気操作装置の側面断面図である。
フル操作されている状態の図1の電気操作装置の側面断面図である。
カムとプッシュロッドとの当接部分の近傍を拡大した一部拡大斜視図である。
変形例に係る電気操作装置の側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
【0010】
<実施形態>
図1は、実施形態に係る電気操作装置1の一部断面概略斜視図である。電気操作装置1は、操作具の操作に応じた電気信号を出力する。本実施形態の電気操作装置1は、例えば油圧パワーショベルなどの建設機械の走行ペダル装置である。電気操作装置1は、建設機械の左右の各クローラを別々に前進方向および後退方向に駆動するための電気信号を出力する。電気操作装置1は、建設機械の運転室の床部に固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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