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公開番号2024129808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2024033358
出願日2024-03-05
発明の名称除湿装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B01D 53/26 20060101AFI20240919BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】本発明は、除湿装置に関するものであり、容易に廃棄できることを目的とするものである。
【解決手段】吸込口2と吹出口3を有する本体ケース1内に、少なくとも圧縮機10と凝縮器11と膨張器12と蒸発器13とを順次環状に連結した冷凍サイクル6と、冷凍サイクル6を作用させる送風部7と、冷凍サイクル6と送風部7とを制御する制御部9と、を備えた除湿装置において、冷凍サイクル6は温暖化係数10以下の冷媒を用い、本体ケース1には、本体ケース1内と本体ケース1外とを連通する第1開口部21を有し、第1開口部21を介して膨張器に孔を開けることができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
吸込口と吹出口を有する本体ケース内に、少なくとも圧縮機と凝縮器と膨張器と蒸発器とを順次環状に連結した冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルを作用させる送風部と、前記冷凍サイクルと前記送風部とを制御する制御部と、を備えた除湿装置において、
前記冷凍サイクルは温暖化係数10以下の冷媒を用い、前記本体ケースには、前記本体ケース内と前記本体ケース外とを連通する第1開口部を有し、前記第1開口部を介して前記冷凍サイクルに孔を開けることができることを特徴とする除湿装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記第1開口部を介して前記膨張器に孔を開けることができることを特徴とする請求項1に記載の除湿装置。
【請求項3】
前記第1開口部は、前記膨張器に対向して設けられたことを特徴とする請求項2に記載の除湿装置。
【請求項4】
前記吸込口には、着脱自在に設けられた埃を捕集するフィルター部を有し、前記フィルター部は、前記第1開口部を覆うことを特徴とする請求項3に記載の除湿装置。
【請求項5】
前記膨張器は、キャピラリーチューブであり、前記第1開口部は、縦長形状であり、前記第1開口部から前記膨張器を見ると、前記膨張器の一部は横方向に延びていることを特徴とする請求項3に記載の除湿装置。
【請求項6】
前記第1開口部には前記冷媒を大気放出できる廃棄機構部を有し、前記廃棄機構部を操作すると、前記廃棄機構部は前記膨張器に孔を開けることを特徴とする請求項2に記載の除湿装置。
【請求項7】
前記本体ケースは、略箱形状を成し、浴室の天井裏に設置可能であり、前記天井に設けた開口を介して前記吸込口と前記吹出口とが前記浴室と連通し、
前記本体ケースを前記浴室の前記天井裏に設置した状態において、前記本体ケースにおける側面の一つ、または天面である第1面に設けた前記第1開口部と、前記第1開口部を覆い前記第1面に着脱可能な第1蓋部と、を有する請求項1に記載の除湿装置。
【請求項8】
前記本体ケースにおける前記第1面とは異なる側面または天面である第2面に設けた第2開口部と、
前記第2開口部を覆い前記第2面に着脱可能な第2蓋部と、を有する、請求項7に記載の除湿装置。
【請求項9】
前記第2開口部の開口面積は、前記第1開口部の開口面積より大きい請求項8に記載の除湿装置。
【請求項10】
前記第1蓋部と前記第2蓋部とは一体に形成されている請求項9に記載の除湿装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば衣類乾燥用として用いられる家庭用の除湿装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の除湿装置は、圧縮機、凝縮器、膨張器および蒸発器を直列閉回路で構成し、その回路内にハイドロカーボン冷媒及び冷凍機油を封入した冷凍サイクルに於いて、該圧縮機の下部に冷媒回収部を設け、冷凍サイクル内の冷媒及び冷凍機油をその冷媒回収部より、抜きとるようにした構成が知られている(なお、これに関連する先行文献としては下記特許文献1がある)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-146370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような従来の除湿装置においては、冷媒を回収する構成となっていたので、有資格者による冷媒回収が必要となることにより、容易に廃棄できないという課題を有していた。
【0005】
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、容易に廃棄できるようにした除湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして、この目的を達成するために、本発明は、吸込口と吹出口を有する本体ケース内に、少なくとも圧縮機と凝縮器と膨張器と蒸発器とを順次環状に連結した冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルを作用させる送風部と、前記冷凍サイクルと前記送風部とを制御する制御部と、を備えた除湿装置において、前記冷凍サイクルは温暖化係数10以下の冷媒を用い、前記本体ケースには、前記本体ケース内と前記本体ケース外とを連通する第1開口部を有し、前記第1開口部を介して前記冷凍サイクルに孔を開けることができることを特徴とするものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、冷凍サイクルは温暖化係数10以下の冷媒を用い、本体ケースの外部から冷凍サイクルに孔を開けることができるので、除湿装置の使用者や廃棄物収集業者が環境負荷の点で大気放出して問題ない冷媒を容易に大気放出でき、除湿装置を容易に廃棄処理できるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態1の除湿装置の外観斜視図
同除湿装置の概略断面図
同除湿装置の蒸発器の外観斜視図
同除湿装置の凝縮器の外観斜視図
同除湿装置の概略断面斜視図
本発明の実施の形態2の除湿装置の前面を示す図((A)同除湿装置の前面の吸込口に設けられたフィルター部を示す図、(B)同除湿装置の前面の吸込口に設けられたフィルター部を外した図、(C)は、同除湿装置の本体ケースの前面の蓋部を外した図)
同除湿装置の本体ケースの前面の第1開口部と廃棄機構部とを示す斜視図
同除湿装置の廃棄機構部の概略断面図((A)穴開けピン部分が本体ケースにおける前面側に位置した状態を示す概略断面図、(B)穴開けピン部分が本体ケースにおける後面側に移動した状態を示す概略断面図)
同除湿装置の本体ケースの前面の第1開口部と廃棄機構部とを示す概略断面斜視図
本発明の実施の形態3の除湿装置の外観断面図
同除湿装置の外観斜視図
同除湿装置の外観斜視図
同除湿装置の外観斜視図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0010】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の除湿装置の外観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1の除湿装置の概略断面図である。なお、図2は図1のA-A線概略断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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