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公開番号
2024152279
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023066385
出願日
2023-04-14
発明の名称
気泡生成ユニット及び気泡生成装置
出願人
株式会社山田製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01F
23/231 20220101AFI20241018BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】多孔質フィルムの破損を抑制し、耐久性を向上させることができる気泡生成ユニット及び気泡生成装置を提供する。
【解決手段】本開示の態様に係る気泡生成ユニットは、気体が導入される気体導入口、及び気体を排出する気体排出口が連通する内部空間が形成されたハウジングと、気体排出口を閉塞するように設けられ、ハウジングの内部に導入される気体をハウジングの外部に透過させる多孔質フィルムと、を備えている。ハウジングのうち気体排出口が形成された第1壁において、気体排出口の開口方向から見て気体排出口と重なり合う位置には、多孔質フィルムの厚さ方向への変位を規制する規制部が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
気体が導入される気体導入口、及び気体を排出する気体排出口が連通する内部空間が形成されたハウジングと、
前記気体排出口を閉塞するように設けられ、前記ハウジングの内部に導入される気体を前記ハウジングの外部に透過させる多孔質フィルムと、を備え、
前記ハウジングのうち前記気体排出口が形成された第1壁において、前記気体排出口の開口方向から見て前記気体排出口と重なり合う位置には、前記多孔質フィルムの厚さ方向への変位を規制する規制部が形成されている気泡生成ユニット。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記第1壁は、前記気体排出口を形成する枠部を備え、
前記規制部は、前記枠部を横断して設けられている請求項1に記載の気泡生成ユニット。
【請求項3】
前記ハウジングは、前記第1壁と異なる第2壁を備え、
当該気泡生成ユニットの重心は、前記第2壁に直交する法線方向において、当該気泡生成ユニットの中心に対して前記第2壁寄りに位置している請求項1又は請求項2に記載の気泡生成ユニット。
【請求項4】
前記ハウジング内のうち、前記法線方向における前記ハウジングの中心に対して前記第2壁寄りに位置する部分には、錘部が配置されている請求項3に記載の気泡生成ユニット。
【請求項5】
前記第1壁には、前記ハウジングの外部に向けて前記多孔質フィルムの厚さ方向に突出する突出部が設けられている請求項1又は請求項2に記載の気泡生成ユニット。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の気泡生成ユニットと、
液体が収容されるとともに、前記気泡生成ユニットが浸漬されるタンクと、を備えている気泡生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、気泡生成ユニット及び気泡生成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
農業や漁業、工業、医療等の分野において、微細気泡を利用した技術が種々検討されている。微細気泡とは、直径が100μm以下の気泡を指す。
【0003】
下記特許文献1には、いわゆる浸漬タイプの気泡生成装置が開示されている。具体的に、下記特許文献1に記載の気泡生成装置は、液体が収容された容器と、液体中に浸漬された気泡発生部材と、を備えている。気泡発生部材は、円筒状の多孔質基材の表面が多孔質膜により覆われた構成である。この種の気泡生成装置では、ボンベから供給される気体が気泡発生部材内に供給される。気泡生成装置内に供給された気体は、多孔質基材及び多孔質膜を透過した後、液体中に分散される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-86632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、多孔質膜には、気泡発生部材内に供給される気体によって多孔質基材から離れる向きに圧力が作用する。そのため、従来技術にあっては、多孔質膜が多孔質基材から剥離したり、多孔質膜自体が破損したりする可能性があった。
【0006】
本開示は、多孔質フィルムの破損を抑制し、耐久性を向上させることができる気泡生成ユニット及び気泡生成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示は以下の態様を採用した。
(1)本開示の一態様に係る気泡生成ユニットは、気体が導入される気体導入口、及び気体を排出する気体排出口が連通する内部空間が形成されたハウジングと、前記気体排出口を閉塞するように設けられ、前記ハウジングの内部に導入される気体を前記ハウジングの外部に透過させる多孔質フィルムと、を備え、前記ハウジングのうち前記気体排出口が形成された第1壁において、前記気体排出口の開口方向から見て前記気体排出口と重なり合う位置には、前記多孔質フィルムの厚さ方向への変位を規制する規制部が形成されている。
【0008】
本態様によれば、ハウジング内への気体導入に伴う圧力上昇によって多孔質フィルムがハウジングの外部に向けて変位しようとした場合、規制部によって多孔質フィルムの厚さ方向への変位を規制することができる。これにより、多孔質フィルムの破損等を抑制し、気泡生成ユニットの耐久性を向上させることができる。
【0009】
(2)上記(1)の態様に係る気泡生成ユニットにおいて、前記第1壁は、前記気体排出口を形成する枠部を備え、前記規制部は、前記枠部を横断して設けられていることが好ましい。
本態様によれば、多孔質フィルムの変位をより確実に抑制できる。
【0010】
(3)上記(1)又は(2)の態様に係る気泡生成ユニットにおいて、前記ハウジングは、前記第1壁と異なる第2壁を備え、当該気泡生成ユニットの重心は、前記第2壁に直交する法線方向において、当該気泡生成ユニットの中心に対して前記第2壁寄りに位置していることが好ましい。
本態様によれば、例えば気泡生成ユニットをタンク内に設置するにあたって、気泡生成ユニットをタンク内に投げ入れた際であっても、第2壁が下方を向いた状態で気泡生成ユニットがタンク内に設置され易い。すなわち、気体排出口がタンクの底壁部によって閉塞されることを抑制し、気体排出口が液体中に開放され易い。そのため、気体排出口周辺での気泡の滞留を抑制し、気泡が液体中に浮遊し易い。その結果、気体排出口の周辺で滞留した気泡同士がくっつき合って大きな気泡に成長することを抑制できるので、所望の直径の気泡を効果的に生成できる。
(【0011】以降は省略されています)
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