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公開番号2024129021
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-26
出願番号2024090726,2021507751
出願日2024-06-04,2019-08-16
発明の名称核酸単離及び関連方法
出願人セファイド
代理人SK弁理士法人,個人,個人
主分類B01J 20/24 20060101AFI20240918BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】核酸を含む生体サンプルからの核酸単離を、高速で自動化された核酸検出法に適合した方法で容易に行うための、ペクチン誘導体で修飾された固体支持体、核酸含有サンプルから核酸を単離する方法、及びサンプル中の核酸を検出する方法を提供する。
【解決手段】固体支持体に共有結合している複数の修飾ペクチン分子を含む、固体支持体であって、前記修飾ペクチンが式:
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又は立体異性体、塩、互変異性体、又はそれらの組み合わせで表される1以上の単位を含む、アミド化ペクチンを含み、ここで、R2及びR3は、H、任意に置換されたC1-C6アルキル、任意に置換されたC3-C6シクロアルキル、及び任意に置換されたC2-C20ヘテロアルキルから独立して選択される、固体支持体。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
固体支持体に共有結合している複数の修飾ペクチン分子を含む、固体支持体。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記修飾ペクチンが複数のアミノ基を含む、請求項1の固体支持体。
【請求項3】
前記修飾ペクチンがアミド化ペクチンである、請求項1の固体支持体。
【請求項4】
前記アミド化ペクチンが、式
JPEG
2024129021000022.jpg
38
52
異性体、塩、互変異性体、又はそれらの組み合わせで表される1つ以上の単位を含み、
ここで、nは、0~3であり、
R
1
は、H又はC
1
-C
3
アルキルであり、
Xは、各出現において、独立して、C
2
-C
4
アルキレン又はC
4
-C
6
ヘテロアルキレンであり、
Yは、C
2
-C
3
アルキレン又はC
4
-C
6
ヘテロアルキレンであり、及び
R
2
及びR
3
は、独立して、H又はC
1
-C
3
アルキルである、請求項3の固体支持体。
【請求項5】
前記アミド化ペクチンが、C
4
-C
20
ポリアミンでアミド化されたペクチンである、請求項3の固体支持体。
【請求項6】
前記ポリアミンが、エチレンジアミン、プトレスシン、カダベリン、スペルミン、又はスペルミジンである、請求項5の固体支持体。
【請求項7】
前記アミド化ペクチンが、構造
JPEG
2024129021000023.jpg
39
67
異性体、塩、互変異性体、又はそれらの組み合わせを有する1つ以上の単位を含み、
ここでnは、0、1、2、又は3であり、
mは、2、3、又は4であり、
pは、2、3、又は4であり、及び
R
1
、R
2
、及びR
3
は、独立して、H又はC
1
-C
3
アルキルである、請求項3の固体支持体。
【請求項8】
前記アミド化ペクチンが、構造
JPEG
2024129021000024.jpg
62
164
それらの異性体、塩、又は互変異性体を有する1つ以上の単位を含む、請求項3の固体支持体。
【請求項9】
前記アミド化ペクチンが、アミド化シトラスペクチン又はアミド化リンゴペクチンである。請求項3の固体支持体。
【請求項10】
前記アミド化ペクチンが、約4,000Daと約500,000Daの間、約5,000Daと約300,000Daの間、約100,000Daと約300,000Daの間、又は約50,000Daと約200,000Daの間の分子量を有する、請求項3の固体支持体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本願は、2018年8月17日に出願された米国仮出願第62/765,149号の利益を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,000 文字)【0002】
発明の分野
本発明は、修飾ペクチンを含む固体支持体及びその使用方法に関する。
【背景技術】
【0003】
ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)のような様々な自動化された分析技術による核酸の増幅及び/又は検出を利用する分子診断アッセイは、従来の診断法と比較して、より短い時間で迅速かつ正確な結果を提供し、容易に自動化できる。しかしながら、生物学的サンプルの分子診断分析を行うためには、例えば、ポリメラーゼ活性を阻害することによってアッセイの精度に影響を与え得る要素を除去するために、核酸を生物学的材料から単離しなければならない。核酸抽出のための様々な方法が存在するにもかかわらず、現在利用可能な方法は、一般的に長い工程を伴い、自動化が容易ではない。そのため、特定の標的を増幅して検出する前の核酸サンプルの調製は、分子診断学の最も難しいステップである。
【0004】
増幅阻害剤を含まない高品質の核酸を生産するためには、大規模なサンプル処理を必要とせず、臨床検査の自動化にも対応できる簡便で迅速な核酸単離法が必要とされている。核酸を含む生体サンプルからの核酸単離を、高速で自動化された核酸検出法に適合した方法で容易に行うことができる薬剤が必要とされている。本発明は、この必要性を満たし、さらに関連する利点を提供する。
【発明の概要】
【0005】
一態様において、本明細書は固体支持体に共有結合した複数の修飾ペクチン分子を含む固体支持体を提供する。いくつかの実施形態では、修飾ペクチンは、複数のアミノ基を含む。いくつかの実施形態では、修飾ペクチンは、アミド化ペクチンである。いくつかの実施形態では、アミド化ペクチンは、式
JPEG
2024129021000001.jpg
38
52
その異性体、塩、互変異性体で表される1つ以上の単位を含み、
ここで、nは、0、1、2、又は3であり、
R
1
は、H又はC
1
-C
3
アルキルであり、
Xは、各出現において、独立して、C
2
-C
4
アルキレン又はC
4
-C
6
ヘテロアルキレンであり、
Yは、C
2
-C
3
アルキレン又はC
4
-C
6
ヘテロアルキレンであり、及び
R
2
及びR
3
は、独立して、H又はC
1
-C
3
アルキルである。
【0006】
いくつかの実施形態では、アミド化ペクチンは、C
4
-C
20
ポリアミンでアミド化されたペクチンである。いくつかの実施形態では、ポリアミンは、エチレンジアミン、プトレスシン、カダベリン、スペルミン、又はスペルミジンである。
【0007】
いくつかの実施形態では、アミド化ペクチンは、構造
JPEG
2024129021000002.jpg
39
67
異性体、塩、又は互変異性体を有する1つ以上のユニットを含み、
ここで、nは、0、1、2、又は3であり、
mは、2、3、又は4であり、
pは、2、3、又は4であり、及び
R
1
、R
2
、及びR
3
は、独立して、H又はC
1
-C
3
アルキルである。
【0008】
いくつかの実施形態では、アミド化ペクチンは、構造
JPEG
2024129021000003.jpg
59
60
それらの異性体、塩、又は互変異性体を有する1つ以上のユニットを含む。
【0009】
いくつかの実施形態では、アミド化ペクチンは、アミド化シトラスペクチン又はアミド化リンゴペクチンである。いくつかの実施形態では、アミド化ペクチンは、約4,000 Daと約500,000 Daの間、約5,000 Daと約300,000 Daの間、約100,000 Daと約300,000 Daの間、又は約50,000 Daと約200,000 Daの間の分子量を有する。
【0010】
いくつかの実施形態では、固体支持体は、ポリスチレン、ガラス、セラミック、ポリプロピレン、ポリエチレン、シリカ、ジルコニア、チタニア、アルミナ、ポリカーボネート、ラテックス、ポリエーテルスルホン、PMMA、カルボキシメチルセルロース、ゼオライト、及びセルロースから選択される材料で構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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