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公開番号
2024127313
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023036388
出願日
2023-03-09
発明の名称
光パス設定装置、光パス設定方法および光パス設定プログラム
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04B
10/00 20130101AFI20240912BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】効率的に光信号パスを設定すること。
【解決手段】パス設定装置は、光ネットワークに含まれる光信号の始点端末から光信号の終点端末に至るまでに経由する複数の第1端末の特徴と、複数の第1端末の第1ログ情報とを含む第1光信号パスの情報を入力とし、第1光信号パスの通信品質を出力として機械学習モデルの機械学習を実行する。パス設定装置は、ある端末から他の端末に至るまでに経由する複数の第2端末の特徴と、複数の第2端末の第2ログ情報とを含む複数の第2光信号パスの情報を、機械学習モデルに入力し、複数の第2光信号パスの通信品質を評価する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
光ネットワークに含まれる光信号の始点端末から前記光信号の終点端末に至るまでに経由する複数の第1端末の特徴と、前記複数の第1端末の第1ログ情報とを含む第1光信号パスの情報を入力とし、前記第1光信号パスの通信品質を出力として機械学習モデルの機械学習を実行し、
ある端末から他の端末に至るまでに経由する複数の第2端末の特徴と、前記複数の第2端末の第2ログ情報とを含む複数の第2光信号パスの情報を、前記機械学習モデルに入力し、前記複数の第2光信号パスの通信品質を評価する、
処理を実行する制御部を有する光パス設定装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1光信号パスの情報は、前記第1ログ情報を取得した時間帯の第1気象情報を更に含み、前記複数の第2光信号パスの情報は、前記第2ログ情報を取得した時間帯の第2気象情報を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の光パス設定装置。
【請求項3】
前記評価する処理は、前記ある端末から他の端末に至るまでの経路の異なる複数の第2光信号パスの情報を生成し、前記複数の第2光信号パスをそれぞれ前記機械学習モデルに入力することで、前記複数の第2光信号パスの通信品質をそれぞれ評価することを特徴とする請求項1又は2に記載の光パス設定装置。
【請求項4】
前記評価する処理の評価結果を基にして、前記複数の第2光信号パスから、一つの第2光信号パスを選択し、選択した第2光信号パスを前記光ネットワークに設定する処理を更に実行することを特徴とする請求項3に記載の光パス設定装置。
【請求項5】
前記第1ログ情報および前記第2ログ情報のベクトルを算出する処理を更に実行し、前記機械学習を実行する処理は、前記第1ログ情報のベクトルを前記第1光信号パスの情報に設定し、前記評価する処理は、前記第2ログ情報のベクトルを前記第2光信号パスの情報に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の光パス設定装置。
【請求項6】
前記機械学習を実行する処理は、前記第1気象情報として、雷が発生しているか否か、あるいは、地震が発生しているか否かの情報を設定し、前記評価する処理は、前記第2気象情報として、雷が発生しているか否か、あるいは、地震が発生しているか否かの情報を設定することを特徴とする請求項2に記載の光パス設定装置。
【請求項7】
前記機械学習を実行する処理は、前記第1光信号パスの情報に、信号負荷率の情報を更に設定し、前記評価する処理は、前記第2光信号パスの情報に、信号負荷率の情報を更に設定することを特徴とする請求項1に記載の光パス設定装置。
【請求項8】
光ネットワークに含まれる光信号の始点端末から前記光信号の終点端末に至るまでに経由する複数の第1端末の特徴と、前記複数の第1端末の第1ログ情報とを含む第1光信号パスの情報を入力とし、前記第1光信号パスの通信品質を出力として機械学習モデルの機械学習を実行し、
ある端末から他の端末に至るまでに経由する複数の第2端末の特徴と、前記複数の第2端末の第2ログ情報とを含む複数の第2光信号パスの情報を、前記機械学習モデルに入力し、前記複数の第2光信号パスの通信品質を評価する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする光パス設定方法。
【請求項9】
前記第1光信号パスの情報は、前記第1ログ情報を取得した時間帯の第1気象情報を更に含み、前記複数の第2光信号パスの情報は、前記第2ログ情報を取得した時間帯の第2気象情報を更に含むことを特徴とする請求項8に記載の光パス設定方法。
【請求項10】
光ネットワークに含まれる光信号の始点端末から前記光信号の終点端末に至るまでに経由する複数の第1端末の特徴と、前記複数の第1端末の第1ログ情報とを含む第1光信号パスの情報を入力とし、前記第1光信号パスの通信品質を出力として機械学習モデルの機械学習を実行し、
ある端末から他の端末に至るまでに経由する複数の第2端末の特徴と、前記複数の第2端末の第2ログ情報とを含む複数の第2光信号パスの情報を、前記機械学習モデルに入力し、前記複数の第2光信号パスの通信品質を評価する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする光パス設定プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光パス設定装置等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の光ネットワークでは、複数のネットワークエレメント(NE)が相互に接続され、設定された光信号パスによって、光信号を伝送する。
【0003】
たとえば、従来技術では、運用中の光デジタルコヒーレント信号パスの通信品質をモニタし、雷等の影響によって、運用中の光信号パスに障害が発生して通信品質が低下した場合に、予め設定しておいた、他の光信号パスに切り替える。また、従来技術では、切り替える前の光信号パスの通信品質が元の状態に戻ったことを検出すると、運用する光信号パスを、切り替え先の光信号パスから、元の光信号パスに切り替える。たとえば、従来技術の切り替え方式には、強度変調・直接検波(IMDD)による信号伝送方式(光の強弱により信号を伝送)と、デジタルコヒーレントによる信号伝送方式(光の位相や偏波をつかって信号を伝送)とがある。
【0004】
図11は、従来技術を説明するための図である。図11に示す光ネットワークには、NE10、11,12,13,14,15,16,17,18,19が含まれ、運用中の光信号パスによって、光信号を伝送する。
【0005】
たとえば、NE10は、NE11,13,15と相互に接続される。NE11は、NE10,12と相互に接続される。NE12は、NE11,19と相互に接続される。NE13は、NE10、14,15と相互に接続される。NE14は、NE13、17,19と相互に接続される。NE15は、NE10,13,16と相互に接続される。NE16は、NE15,17と相互に接続される。NE17は、NE14,16,18と相互に接続される。NE18は、NE17,19と相互に接続される。NE19は、NE12,14,18と相互に接続される。
【0006】
NE10から、NE19に至る光信号パスを、光信号パスA,B,Cとする。光信号パスAは、NE10,11,12,19を通る光信号パスである。光信号パスBは、NE10,15,13,14,19を通る光信号パスである。光信号パスCは、NE10、15,16,17,18,19を通る光信号パスである。
【0007】
たとえば、パスAで運用している際に、NE12とNE19との間で雷1が発生すると、パスAの通信品質が劣化し、運用する光信号パスが、パスAからパスBに切り替えられる。その後、雷1がおさまり、パスAの通信品質が基に戻ると、運用する光信号パスが、パスBから元のパスAに切り替えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2007-96796号公報
特開平5-114899号公報
特開2011-145846号公報
特開2019-153893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上述した従来技術では、効率的に光信号パスを設定することができないという問題がある。
【0010】
図12および図13は、従来技術の課題を説明するための図である。図12に示す光ネットワークには、NE10~19が含まれる。また、NE10から、NE19に至る光信号パスを、光信号パスA,B,Cとする。光信号パスA~Cに関する説明は、図11で説明した光信号パスA~Cに関する説明と同様である。
(【0011】以降は省略されています)
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