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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024154342
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023068143
出願日
2023-04-18
発明の名称
ラック装置
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H05K
5/02 20060101AFI20241023BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】ラック装置におけるシャーシの底板の撓みを抑制する。
【解決手段】ラック装置14は、上下に配置される複数のシャーシ16と、シャーシ16に格納される格納ユニット18と、を有する。シャーシ16の内側の側面には、内側へ向けて下向きに傾斜する第一傾斜面30が設けられる。さらに、格納ユニット18の一部が噛合い、格納ユニット18の荷重を第一傾斜面30に対し下向きに作用させる噛合部材(溝42A、42B)、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下に配置される複数のシャーシと、
前記シャーシに格納される格納ユニットと、
前記シャーシの内側の側面に設けられ、内側へ向けて下向きに傾斜する第一傾斜面と、
前記格納ユニットの一部が噛合い、前記格納ユニットの荷重を前記第一傾斜面に対し下向きに作用させる噛合部材と、
を有するラック装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記格納ユニットのそれぞれの外側の側面に設けられ、外側へ向けて上向きに傾斜して前記第一傾斜面と対向している第二傾斜面、
を有する請求項1に記載のラック装置。
【請求項3】
前記格納ユニットは、前記第二傾斜面から外側に突出する突起、を有し、
前記噛合部材は、前記シャーシへの前記格納ユニットへの格納方向に沿って前記第一傾斜面に形成され前記突起が挿抜可能な溝、である請求項2に記載のラック装置。
【請求項4】
前記溝は、
前記シャーシへの前記格納ユニットへの格納方向の手前側に位置し前記格納方向に延在する第一部分と、
前記第一部分から奥側へ向かって下方に傾斜する第二部分と、
を含む請求項3に記載のラック装置。
【請求項5】
前記突起は、前記第二傾斜面において上下方向で離隔して複数形成され、
前記溝は、前記第一傾斜面において前記突起がそれぞれ挿抜可能に上下方向で離隔して複数形成されている、請求項4に記載のラック装置。
【請求項6】
前記第二傾斜面において複数の前記突起は前記格納方向に一定距離で離隔して形成され、
前記第一傾斜面において複数の前記溝の前記第二部分は前記格納方向に前記一定距離で離隔した位置にある、請求項5に記載のラック装置。
【請求項7】
前記シャーシが、前記第一傾斜面の間で前記格納ユニットの下側に位置し、前記格納ユニットが非接触である底板、を有する請求項1に記載のラック装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願の開示する技術はラック装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
データ記憶装置アセンブリとして、1つの筐体、2つの取付部材、4つのハードディスクケース、及び4つのデータ記憶装置を備えるデータ記憶装置がある。このデータ記憶装置では、側壁の内表面に設けられた第一係止溝、及び第二係止溝に、ハードディスクケースのピンを入れるようになっている。(例えば特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-116061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラック装置のシャーシに、格納ユニットを格納する構造では、格納ユニットの質量がシャーシの底板に作用すると、底板が撓むことがある。また、格納ユニットの質量がシャーシの底板に作用しない場合であっても、シャーシの底板が自重で撓むことがある。
【0005】
本願の開示技術は、1つの側面として、ラック装置におけるシャーシの底板の撓みを抑制することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の開示する技術では、上下に配置される複数のシャーシと、シャーシに格納される格納ユニットと、を有する。シャーシの内側の側面には、内側へ向けて下向きに傾斜する第一傾斜面が設けられる。さらに、格納ユニットの一部が噛合い、格納ユニットの荷重を第一傾斜面に対し下向きに作用させる噛合部材、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本願の開示する技術では、ラック装置におけるシャーシの底板の撓みを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は第一実施形態のラック装置を備えた電子機器を示す背面図である。
図2は第一実施形態のラック装置を示す斜視図である。
図3は第一実施形態のラック装置を部分的に拡大して示す背面図である。
図4は第一実施形態のラック装置のシャーシを示す斜視図である。
図5は第一実施形態のラック装置のシャーシを部分的に拡大して示す斜視図である。
図6は第一実施形態のラック装置のシャーシを奥行方向に沿った断面で示す断面図である。
図7は第一実施形態のラック装置のシャーシを示す背面図で示す断面図である。
図8は第一実施形態のラック装置の格納ユニットを示す斜視図である。
図9は第一実施形態のラック装置の格納ユニットを部分的に拡大して示す斜視図である。
図10は第一実施形態のラック装置の格納ユニットを示す側面図である。
図11は第一実施形態のラック装置の格納ユニットを示す背面図である。
図12は第一実施形態のラック装置における溝と突起の関係を示す説明図である。
図13は第一実施形態のラック装置を格納ユニットがシャーシに格納される途中の状態で示す斜視図である。
図14は第一実施形態のラック装置を格納ユニットがシャーシに格納される途中の状態で示す底面図である。
図15は第一実施形態のラック装置を格納ユニットがシャーシに格納されている状態で示す斜視図である。
図16は第一実施形態のラック装置を格納ユニットがシャーシに格納されている状態で示す底面図である。
図17は第一実施形態のラック装置を格納ユニットがシャーシに格納されている状態で示す背面図である。
図18は第一実施形態のラック装置を格納ユニットがシャーシに格納されている状態で部分的に拡大して示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
第一実施形態のラック装置14について、図面に基づいて詳細に説明する。図面において、ラック装置14の幅方向、奥行方向及び高さ方向を、それぞれ矢印W、矢印D及び矢印Hで示す。奥行方向は、後述するように、シャーシ16に対する格納ユニット18の格納方向(挿抜方向)と同方向である。
【0010】
図1には、ラック装置14を備えた電子機器12が示されている。電子機器12は、複数の柱20を有している。柱20は、幅方向(矢印W方向)に離隔して左右一対で配置されている。柱20には、左右一対のラックマウントキット22が配置されている。ラックマウントキット22を介して、ラック装置14が配置されている。電子機器12は、たとえば、ラックマウント型サーバや大型コンピュータ等であるが、これに限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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