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公開番号2024126331
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023034635
出願日2023-03-07
発明の名称電動車の充電方法、および電動車の充電システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240912BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電動車のユーザが電動車から離れた位置にいる状況においても、充電設備による電動車の自動充電が適切に実行されやすくなるようにする。
【解決手段】電動車を自動充電可能に構成される充電設備による電動車の充電方法が、充電設備と電動車に紐付けられたユーザ端末との間の通信によりユーザ認証を行うことと、ユーザ認証に成功し、かつ、充電設備が電動車を充電可能な状況になった場合に、電動車の充電が可能になったことをユーザ端末に通知することとを含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電動車を自動充電可能に構成される充電設備による電動車の充電方法であって、
前記充電設備と前記電動車に紐付けられたユーザ端末との間の通信によりユーザ認証を行うことと、
前記ユーザ認証に成功し、かつ、前記充電設備が前記電動車を充電可能な状況になった場合に、前記電動車の充電が可能になったことを前記ユーザ端末に通知することと、
を含む、電動車の充電方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ユーザ認証を行うことは、
前記充電設備が、個人を特定可能な電子キーを前記ユーザ端末から受信することと、
前記充電設備が、前記電子キーを用いて前記ユーザ認証の成否を判断することと、
を含み、
前記ユーザ端末に通知することは、
可能になった前記電動車の充電に関する情報を前記ユーザ端末に通知すること、
を含み、
当該電動車の充電方法は、
前記ユーザ端末が、前記電動車の充電に関する情報を報知し、前記電動車の充電を許可するか否かの入力を受け付けること、
をさらに含み、
前記充電に関する情報は、充電時間と充電終了予定時刻と充電終了条件と充電料金情報との少なくとも1つを含む、請求項1に記載の電動車の充電方法。
【請求項3】
当該電動車の充電方法は、
前記充電設備が、所定範囲内に存在する第1電動車および第2電動車を順に充電すること、
を含み、
前記第1および第2電動車を順に充電することは、
前記第1電動車の充電中に、前記充電設備と前記第2電動車に紐付けられたユーザ端末との間の通信によりユーザ認証を行うことと、
前記第1電動車の充電が終了した後、前記第2電動車の充電が可能になったことを前記第2電動車の前記ユーザ端末に通知することと、
前記充電設備によって前記第2電動車の充電を実行することの許可を前記第2電動車の前記ユーザ端末に求めることと、
前記第2電動車の前記ユーザ端末が前記第2電動車の充電を許可した場合に、前記充電設備が前記第2電動車の充電を開始することと、
を含む、請求項1に記載の電動車の充電方法。
【請求項4】
前記第2電動車の充電を開始することは、
前記第2電動車の充電リッドを開いて前記第2電動車の充電口を露出させることと、
前記第2電動車の前記充電口に前記充電設備の充電コネクタ部を接続することと、
前記充電設備の前記充電コネクタ部から前記第2電動車の前記充電口に電力を供給することと、
を含む、請求項3に記載の電動車の充電方法。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の電動車の充電方法を実行する充電設備を備える、電動車の充電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動車の充電方法、および電動車の充電システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特開2000-270411号公報(特許文献1)には、電動車を自動充電可能に構成される充電設備(自動充電装置)が開示されている。この自動充電装置は、電動車の駐車時に充電アームを延ばして電動車の充電ソケット(充電口)を検索し、充電ソケットに嵌合して電動車の充電を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-270411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された自動充電装置は、車両停止から充電終了までの時間を短縮することを目的として、電動車の駐車時に充電準備を開始し、充電準備が完了すると、電動車の充電を開始する。特許文献1では、電動車のユーザが電動車から離れた位置にいる状況において、充電準備が行われ、電動車の充電が開始されることが想定されていない。特許文献1に記載された技術では、こうした状況において、上記自動充電装置によって電動車の充電を適切に実行することは困難である。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電動車のユーザが電動車から離れた位置にいる状況においても、充電設備による電動車の自動充電が適切に実行されやすくすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の観点に係る形態に従う電動車の充電方法は、電動車を自動充電可能に構成される充電設備を用いて電動車を充電する。この方法は、充電設備と電動車に紐付けられたユーザ端末との間の通信によりユーザ認証を行うことと、ユーザ認証に成功し、かつ、充電設備が電動車を充電可能な状況になった場合に、電動車の充電が可能になったことをユーザ端末に通知することとを含む。
【0007】
上記方法によれば、電動車のユーザが電動車から離れた位置にいる状況においても、充電設備による電動車の自動充電が適切に実行されやすくなる。なお、自動充電は、充電開始前の準備(例えば、接触充電におけるプラグ接続、または非接触充電における位置合わせなど)が自動的に行われる充電である。
【0008】
本開示の第2の観点に係る形態に従うと、上述した電動車の充電方法を実行する充電設備を備える電動車の充電システムが提供される。
【0009】
上記のシステムによれば、前述した電動車の充電方法が好適に実行される。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、電動車のユーザが電動車から離れた位置にいる状況においても、充電設備による電動車の自動充電が適切に実行されやすくなる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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