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公開番号2024125726
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033740
出願日2023-03-06
発明の名称管理装置、方法及びプログラム
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類H02J 50/40 20160101AFI20240911BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】複数の給電移動体を活用して複数の充電対象装置のバッテリの管理を適切に行うこと。
【解決手段】本発明にかかる管理装置(300)は、設置された充電対象装置(100)の第1の状況情報と、給電能力を有する複数の給電移動体(200-1~200-m)のそれぞれの第2の状況情報とに基づいて、各給電移動体(200-1~200-m)の給電優先度を算出する算出部(344)と、給電優先度に基づき選択された給電移動体に対して、充電対象装置(100)への給電のための移動指示を行う移動指示部(345)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
充電対象装置の第1の状況情報と、給電移動体の第2の状況情報とに基づいて、給電移動体の給電優先度を算出する算出部と、
前記給電優先度に基づき選択された給電移動体に対して、前記充電対象装置への給電のための移動指示を行う移動指示部と、
を備える管理装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記第1の状況情報のうち前記充電対象装置における無線通信履歴に基づいて、前記給電優先度の算出基準を選択する選択部をさらに備え、
前記算出部は、前記選択された算出基準に従って給電移動体の給電優先度を算出する
請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記選択部は、
前記無線通信履歴に基づき判定される緊急度が所定レベル未満の場合、前記第2の状況情報のうち前記給電移動体が給電可能な給電量を前記算出基準として選択し、
前記無線通信履歴に基づき判定される緊急度が所定レベル以上の場合、前記第2の状況情報のうち前記給電移動体の現在位置から前記充電対象装置の位置までの移動の所要時間を前記算出基準として選択する
請求項2に記載の管理装置。
【請求項4】
コンピュータが、
充電対象装置の第1の状況情報と、給電移動体の第2の状況情報とに基づいて、給電移動体の給電優先度を算出する算出ステップと、
前記給電優先度に基づき選択された給電移動体に対して、前記充電対象装置への給電のための移動指示を行う移動指示ステップと、
を行う管理方法。
【請求項5】
充電対象装置の第1の状況情報と、給電移動体のそれぞれの第2の状況情報とに基づいて、給電移動体の給電優先度を算出する算出ステップと、
前記給電優先度に基づき選択された給電移動体に対して、前記充電対象装置への給電のための移動指示を行う移動指示ステップと、
をコンピュータに実行させる管理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、管理装置、方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、可搬設備に搭載されている蓄電池等の電力貯蔵部に対する給電を行う技術が開示されている。特許文献1にかかる給電機は、サーバからの制御信号に応じて可搬設備まで自律走行し、可搬設備に対して給電を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-4668号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、近年、バッテリを搭載した観測装置を様々な地点に設置し、各観測装置から無線通信により観測データを収集することが行われている。そして、給電用のバッテリを搭載した無人航空機等である給電移動体を利用して、各観測装置へのバッテリの充電を行うことが挙げられる。このとき、各観測装置、すなわち各地に設置された複数の充電対象装置の維持管理を、複数の給電移動体を用いて適切に運用することが求められる。
【0005】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、複数の給電移動体を活用して複数の充電対象装置のバッテリの管理を適切に行うための管理装置、方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる管理装置は、充電対象装置の第1の状況情報と、給電移動体の第2の状況情報とに基づいて、給電移動体の給電優先度を算出する算出部と、前記給電優先度に基づき選択された給電移動体に対して、前記充電対象装置への給電のための移動指示を行う移動指示部と、を備える。
【0007】
本開示にかかる管理方法は、コンピュータが、充電対象装置の第1の状況情報と、給電移動体の第2の状況情報とに基づいて、給電移動体の給電優先度を算出する算出ステップと、前記給電優先度に基づき選択された給電移動体に対して、前記充電対象装置への給電のための移動指示を行う移動指示ステップと、を行う。
【0008】
本開示にかかる管理プログラムは、充電対象装置の第1の状況情報と、給電移動体の第2の状況情報とに基づいて、給電移動体の給電優先度を算出する算出ステップと、前記給電優先度に基づき選択された給電移動体に対して、前記充電対象装置への給電のための移動指示を行う移動指示ステップと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示により、複数の給電移動体を活用して複数の充電対象装置のバッテリの管理を適切に行うための管理装置、方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態1にかかる観測装置、給電移動体及び管理装置を含むシステムの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態1にかかる観測装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態1にかかる給電移動体の構成を示すブロック図である。
本実施形態1にかかる管理装置の構成を示すブロック図である。
本実施形態1にかかる給電移動体による観測装置への給電の概念を説明するための図である。
本実施形態1にかかる管理処理の流れを示すフローチャートである。
本実施形態1にかかる緊急度が平常の場合の算出基準と給電優先度の例を示す図である。
本実施形態1にかかる緊急度が平常の場合に選択される給電移動体の例を示す図である。
本実施形態1にかかる緊急度が緊急の場合の算出基準と給電優先度の例を示す図である。
本実施形態1にかかる緊急度が緊急の場合に選択される給電移動体の例を示す図である。
本実施形態2にかかる給電後の給電移動体が引き続き、他の観測装置に給電を行う場合の概念を説明するための図である。
本実施形態2にかかる管理処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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