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公開番号2024119917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2024094107,2021554644
出願日2024-06-11,2020-03-09
発明の名称エアロゾルの発生
出願人ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド,Nicoventures Trading Limited
代理人個人
主分類A24F 40/20 20200101AFI20240827BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】本発明はエアロゾルの発生方法およびエアロゾル発生システムに関する。
【解決手段】(i)ニコチンおよび/またはエアロゾル発生剤を含むエアロゾル発生材を含むエアロゾル発生物品と、(ii)誘導ヒーターを含むエアロゾル発生デバイスとを含み、作動中、前記物品は前記デバイスに挿入され、誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することによってエアロゾルを発生させ、少なくとも(i)10μgのニコチンおよび/または(ii)10μgのエアロゾル発生剤が2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されるエアロゾル発生システムである。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
(i)ニコチンおよび/またはエアロゾル発生剤を含むエアロゾル発生材を含むエアロゾル発生物品と、(ii)誘導ヒーターを含むエアロゾル発生デバイスとを含み、作動中、前記物品は前記デバイスに挿入され、誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することによってエアロゾルを発生させ、少なくとも(i)10μgのニコチンおよび/または(ii)10μgのエアロゾル発生剤が2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されるエアロゾル発生システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
エアロゾル発生材は固体であり、タバコを含むことを特徴とする請求項1記載のエアロゾル発生システム。
【請求項3】
エアロゾル発生材はニコチンを含み、作動中、誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することによってエアロゾルを発生させ、2秒間を少なくとも7回の間に少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されるニコチンの総量は少なくとも約0.20mgであることを特徴とする請求項1または2記載のエアロゾル発生システム。
【請求項4】
エアロゾル発生材はニコチンを含み、作動中、誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することによってエアロゾルを発生させ、2秒間を少なくとも7回の間に少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されるニコチンの総量は少なくとも約0.43mgであることを特徴とする請求項1または2記載のエアロゾル発生システム。
【請求項5】
エアロゾル発生材はエアロゾル発生剤を含み、作動中、誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することによってエアロゾルを発生させ、2秒間を少なくとも7回の間に少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されるエアロゾル発生剤の総量は少なくとも約2mgであることを特徴とする請求項1または2記載のエアロゾル発生システム。
【請求項6】
エアロゾル発生材はエアロゾル発生剤を含み、作動中、誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することによってエアロゾルを発生させ、2秒間を少なくとも9回の間に少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されるエアロゾル発生剤の総量は少なくとも約5mgであることを特徴とする請求項1または2記載のエアロゾル発生システム。
【請求項7】
誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することを含み、少なくとも10μgのニコチンが2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化される、ニコチンを含むエアロゾル発生材からエアロゾルを発生させる方法。
【請求項8】
少なくとも30μg、好適には少なくとも40μgのニコチンが2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されることを特徴とする請求項7記載の方法。
【請求項9】
少なくとも10μgのエアロゾル発生剤が2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されることを特徴とする請求項7または8記載の方法。
【請求項10】
約200μg未満のニコチン、好適には約150μg未満のニコチンまたは約125μg未満のニコチンが2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されることを特徴とする請求項7乃至9いずれか1項記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はエアロゾルの発生方法およびエアロゾル発生システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
紙巻きタバコ、シガーなどの喫煙品は使用時にタバコを燃やし、煙を発生させる。燃焼させずに化合物を放出する製品を創ることによってこれら喫煙品に代わるものが提供されている。そのような製品としてはその材料を燃焼させずに加熱によって化合物を放出する加熱装置が挙げられる。基材は、タバコまたはニコチンを含むまたは含まない非タバコ製品であってもよい。
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様は、(i)ニコチンを含むエアロゾル発生材を含むエアロゾル発生物品と、(ii)誘導ヒーターを含むエアロゾル発生デバイスとを含み、作動中、前記物品は前記デバイスに挿入され、誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することによってエアロゾルを発生させ、少なくとも10μgのニコチンが2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されるエアロゾル発生システムを提供する。
【0004】
本発明の第2の態様は誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することを含み、少なくとも10μgのニコチンが2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化される、ニコチンを含むエアロゾル発生材からエアロゾルを発生させる方法を提供する。
【0005】
本発明の第3の態様は誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することを含み、2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で発生させたエアロゾルにおいてニコチンに対するエアロゾル発生剤の重量比が少なくとも約2.5:1、好適には少なくとも8.5:1である、ニコチンとエアロゾル発生剤とを含むエアロゾル発生材からエアロゾルを発生させる方法を提供する。
【0006】
本発明の第4の態様は、(i)ニコチンとエアロゾル発生剤とを含むエアロゾル発生材を含むエアロゾル発生物品と、(ii)誘導ヒーターを含むエアロゾル発生デバイスとを含み、作動中、前記物品は前記デバイスに挿入され、誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱してエアロゾルを発生させ、2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で発生させたエアロゾルにおいてニコチンに対するエアロゾル発生剤の重量比が少なくとも約2.5:1、好適には少なくとも8.5:1であるエアロゾル発生システムを提供する。
【0007】
本発明の別の態様は、2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材を少なくとも150℃に誘導加熱することによって得ることができるまたは得た少なくとも10μgのニコチンを含むエアロゾルを提供する。
【0008】
本発明の別の態様は、エアロゾル発生剤とニコチンとを含み、ニコチンに対するエアロゾル発生剤の重量比が少なくとも約2.5:1、好適には少なくとも8.5:1であり、2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材を少なくとも150℃に誘導加熱することによって得ることができるまたは得たエアロゾルを提供する。
【0009】
本発明のさらに別の態様は、(i)エアロゾル発生剤を含むエアロゾル発生物品と、(
ii)誘導ヒーターを含むエアロゾル発生デバイスとを含み、作動中、前記物品は前記デバイスに挿入され、誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱してエアロゾルを発生させ、少なくとも10μgのエアロゾル発生剤が2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化されるエアロゾル発生システムを提供する。
【0010】
本発明の別の態様は、誘導ヒーターを使用してエアロゾル発生材を少なくとも150℃に加熱することを含み、少なくとも10μgのエアロゾル発生剤が2秒間で少なくとも1.50L/mの空気流下で前記エアロゾル発生材からエアロゾル化される、エアロゾル発生剤を含むエアロゾル発生材からエアロゾルを発生させる方法を提供する。
(【0011】以降は省略されています)

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