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公開番号2024106315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-07
出願番号2023212337
出願日2023-12-15
発明の名称燃料のブリッジ状態検出システムおよび燃料のブリッジ状態検出方法
出願人株式会社タクマ
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類F23G 5/50 20060101AFI20240731BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】燃料のブリッジ状態を画像データから検出することができる燃料のブリッジ状態検出システムおよび燃料のブリッジ状態検出方法を提供する。
【解決手段】燃料のブリッジ状態検出システム1は、ホッパ2内を移動している状態の燃料を含む所定領域を撮像した画像データから、燃料が存在する領域を示す燃料存在領域を演算し出力する燃料存在領域演算部12、及び/又は画像データから燃料の落下速度を演算し出力する落下速度演算部13と、燃料存在領域及び/又は落下速度に基づいて、ブリッジ状態を判定するブリッジ判定部14と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ホッパ内を移動している状態の燃料を含む所定領域を撮像した画像データから、燃料が存在する領域を示す燃料存在領域を演算し出力する燃料存在領域演算部、及び/又は前記画像データから前記燃料の落下速度を演算し出力する落下速度演算部と、
前記燃料存在領域及び/又は前記落下速度に基づいて、ブリッジ状態を判定するブリッジ判定部と、を備える、燃料のブリッジ状態検出システム。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記燃料存在領域演算部は、前記燃料存在領域を輝度平均値として出力する、請求項1に記載の燃料のブリッジ状態検出システム。
【請求項3】
前記燃料存在領域演算部は、前記画像データを複数に分割した領域ごとの全画素の輝度を平均して、前記領域ごとに前記輝度平均値を演算する、請求項2に記載の燃料のブリッジ状態検出システム。
【請求項4】
前記落下速度演算部は、時間的前後の前記画像データをトラッキング処理し、前記落下速度を演算する、請求項1に記載の燃料のブリッジ状態検出システム。
【請求項5】
前記ブリッジ判定部は、前記輝度平均値が第1閾値以下のとき、ブリッジ状態であると判定する、請求項2に記載の燃料のブリッジ状態検出システム。
【請求項6】
前記ブリッジ判定部は、前記ブリッジ状態のレベルをブリッジ度合いに応じて段階的に分ける、請求項1に記載の燃料のブリッジ状態検出システム。
【請求項7】
ホッパ内を移動している状態の燃料を含む所定領域を撮像した画像データから、燃料が存在する領域を示す燃料存在領域を演算し出力する燃料存在領域演算ステップ、及び/又は前記画像データから前記燃料の落下速度を演算し出力する落下速度演算ステップと、
前記燃料存在領域及び/又は前記落下速度に基づいて、ブリッジ状態を判定するブリッジ判定ステップと、を含む、燃料のブリッジ状態検出方法。
【請求項8】
燃料のブリッジ状態検出プログラムであって、
少なくとも1つのプロセッサーあるいは情報処理装置により、請求項7に記載の燃料のブリッジ状態検出方法を実現するプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料のブリッジ状態検出システムおよび燃料のブリッジ状態検出方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば燃焼炉に燃料を供給するためのホッパにおいて、燃料が詰まる、いわゆるブリッジが発生することがある。従来、ホッパの上下にマイクロ波式等のレベルスイッチを設置することで、燃料の有無状況を判定し、ホッパのブリッジ状態を検出する技術が知られている。また、下記特許文献1は、ごみを焼却炉に供給するためのホッパに関するものであるが、ホッパの側壁に圧力センサを設置することで、ごみの有無状況を判定し、ホッパのブリッジ状態を検出する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-109077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示では、燃料のブリッジ状態を画像データから検出することができる燃料のブリッジ状態検出システムおよび燃料のブリッジ状態検出方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の燃料のブリッジ状態検出システムは、
ホッパ内を移動している状態(停止状態も含む)の燃料を含む所定領域を撮像した画像データから、燃料が存在する領域を示す燃料存在領域を演算し出力する燃料存在領域演算部、及び/又は前記画像データから前記燃料の落下速度を演算し出力する落下速度演算部と、
前記燃料存在領域及び/又は前記落下速度に基づいて、ブリッジ状態を判定するブリッジ判定部と、を備えていてもよい。
【0006】
「燃料存在領域演算部」、「落下速度演算部」、「ブリッジ判定部」は、情報処理装置で構成されていてもよく、その手順を含むプログラムとプロセッサーの協動作用で構成されていてもよい。
各演算部で使用される画像データは、同じ時刻に撮像された画像でもよく、撮像時刻の一部が重複している画像であってもよく、完全に重複していなくてもよい。
【0007】
前記燃料のブリッジ状態検出システムは、
ホッパ内を移動している状態(停止状態も含む)の燃料を含む所定領域を撮像する撮像装置を備えていてもよい。
前記撮像装置は、例えば、可視カメラである。
【0008】
前記燃料のブリッジ状態検出システムは、
演算し出力された前記燃料存在領域及び前記落下速度を記憶する記憶装置を備えていてもよい。前記燃料存在領域及び前記落下速度の各データは、演算時刻(あるいは出力時刻)、識別番号と関連づけられて出力されてもよい。
【0009】
前記燃料のブリッジ状態検出システムは、
演算し出力された前記燃料存在領域及び前記落下速度を出力する出力装置を備えていてもよい。前記燃料存在領域及び前記落下速度の各データは、演算時刻(あるいは出力時刻)、識別番号と関連づけられて出力されてもよい。
「出力」は、例えば、プリンターによる印刷でもよく、モニターによる表示でもよく、通信部による外部装置への送信でもよく、メディア書込装置による記憶媒体への記憶でもよい。
【0010】
「燃料」は、例えば、バイオマスが挙げられる。バイオマスには、廃棄物系バイオマス(家畜排せつ物、食品廃棄物、廃棄紙、パルプ工場廃液、下水汚泥、し尿汚泥、建設発生木材、製材工場等残材など)、未利用バイオマス(稲わら、麦わら、もみがら、林地残材など)、資源作物(糖質資源、でんぷん資源、油脂資源、柳、ポプラ、スイッチグラスなど)が含まれる。なお、燃料は、バイオマスに限らず、その他の産業廃棄物や家庭ごみであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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