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公開番号
2024105022
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-06
出願番号
2023009526
出願日
2023-01-25
発明の名称
糊付製本装置
出願人
有限会社三谷機巧
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B42C
19/04 20060101AFI20240730BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】二つ折りの用紙を糊付して製本する糊付製本に要する時間を短縮する技術を提供する。
【解決手段】二つ折りの用紙を糊付して製本する糊付製本装置10は、糊付部140と、圧ローラー部130と、圧着製本部160とを有している。糊付部140は、熱溶融性の糊剤を貯留する糊バット141と、糊バット141に貯留された溶融状態の糊剤が移送され、移送された糊剤を用紙に転着する糊転着ローラー145とを有している。圧ローラー部130は、糊転着ローラー145に向かって荷重が加えられるとともに、糊転着ローラー145との間に用紙の紙厚に応じたローラー間隔を空けて配置された圧ローラー138を有している。このように糊剤が転着された用紙は、圧着製本部160において、順次積層して圧着される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
二つ折りの用紙を糊付して製本する糊付製本装置であって、
熱溶融性の糊剤を貯留する糊バットと、前記糊バットに貯留された溶融状態の前記糊剤が移送され、移送された前記糊剤を前記用紙に転着する糊転着ローラーと、を有する糊付部と、
前記糊転着ローラーから前記用紙に糊剤が転着されるように、前記糊転着ローラーに向かって荷重が加えられるとともに、前記糊転着ローラーとの間に前記用紙の紙厚に応じたローラー間隔を空けて配置された圧ローラーを有する圧ローラー部と、
前記糊剤が転着された用紙を順次積層して圧着する圧着製本部と、
を備える、
糊付製本装置。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
請求項1記載の糊付製本装置であって、
前記圧ローラー部は、軸芯を中心に回転自在なフレーム軸と、前記フレーム軸に固定的に取り付けられ、前記圧ローラーが取り付けられた圧ローラーフレームと、前記圧ローラーフレームに取り付けられ、前記糊転着ローラーと前記圧ローラーとの間に前記用紙を搬送する搬送ローラーとを有しており、
前記圧ローラーフレームには、前記圧ローラーに前記糊転着ローラーに向かる荷重を付加する荷重付加機構と、前記ローラー間隔を調整する間隔調整機構と、が取り付けられている、
糊付製本装置。
【請求項3】
前記間隔調整機構に、前記用紙の紙厚に応じたスペーサーを挟み込むことにより、前記ローラー間隔を拡大するように構成された、紙厚調整器が設けられている、請求項2記載の糊付製本装置。
【請求項4】
請求項2または3記載の糊付製本装置であって、さらに、
前記搬送経路上において前記用紙の紙厚を検出するように、前記用紙によって移動する紙厚検出部と、
前記紙厚検出部の移動を抑制するブレーキ部と、
前記紙厚検出部の移動を前記フレーム軸に伝達し、前記圧ローラーフレームを回転移動させる移動伝達部と、
を備える、
糊付製本装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、製本装置に関し、特に、二つ折りの用紙の外面に糊剤を塗布して用紙を接着する糊付製本装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
写真等を印刷したアルバム、写真集、地図帳、あるいは、絵本等(以下、「本等」と総称する)を製本する際、印刷面が内方となるように二つ折りにされた用紙の外面に接着剤(糊剤)を塗布し、接着剤が塗布された用紙を順次積層して貼り合わせる糊付製本が行われる(例えば、特許文献1参照)。このような糊付製本に使用される接着剤としては、取り扱いの容易性や、労働環境の安全性の観点から、酢酸ビニルのエマルジョン等を用いた水性の接着剤が使用される。
【0003】
このように水性の接着剤を使用して糊付製本を行った場合、接着剤に含まれる水分が十分に除去されていないと接着剤が十分に固化せず、製本後の用紙が分離する虞がある。そこで、特許文献1では、接着剤の水分を吸収するため、印刷紙同士の間に厚紙を挟み込むことが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2010/143527号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1で提案されている方法によっては、接着剤に含まれる水分を十分に除去することが容易でない。そのため、通常、製本された本等を加圧保持して接着剤の固化を待つことが行われるが、接着剤の水分を十分に除去して、接着剤が十分に固化するまでには、長い時間を要する。
【0006】
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、二つ折りの用紙を糊付して製本する糊付製本に要する時間を短縮する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の内、請求項1に記載の発明は、二つ折りの用紙を糊付して製本する糊付製本装置であって、熱溶融性の糊剤を貯留する糊バットと、前記糊バットに貯留された溶融状態の前記糊剤が移送され、移送された前記糊剤を前記用紙に転着する糊転着ローラーと、を有する糊付部と、前記糊転着ローラーから前記用紙に糊剤が転着されるように、前記糊転着ローラーに向かって荷重が加えられるとともに、前記糊転着ローラーとの間に前記用紙の紙厚に応じたローラー間隔を空けて配置された圧ローラーを有する圧ローラー部と、前記糊剤が転着された用紙を順次積層して圧着する圧着製本部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の糊付製本装置において、前記圧ローラー部が、軸芯を中心に回転自在なフレーム軸と、前記フレーム軸に固定的に取り付けられ、前記圧ローラーが取り付けられた圧ローラーフレームと、前記圧ローラーフレームに取り付けられ、前記糊転着ローラーと前記圧ローラーとの間に前記用紙を搬送する搬送ローラーとを有しており、前記圧ローラーフレームには、前記圧ローラーに前記糊転着ローラーに向かる荷重を付加する荷重付加機構と、前記ローラー間隔を調整する間隔調整機構と、が取り付けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の糊付製本装置において、前記間隔調整機構に、前記用紙の紙厚に応じたスペーサーを挟み込むことにより、前記ローラー間隔を拡大するように構成された、紙厚調整器が設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項2または3記載の糊付製本装置において、さらに、前記搬送経路上において前記用紙の紙厚を検出するように、前記用紙によって移動する紙厚検出部と、前記紙厚検出部の移動を抑制するブレーキ部と、前記紙厚検出部の移動を前記フレーム軸に伝達し、前記圧ローラーフレームを回転移動させる移動伝達部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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