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公開番号2024104530
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023008793
出願日2023-01-24
発明の名称排気管
出願人フタバ産業株式会社
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類F01N 13/08 20100101AFI20240729BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】内管と外管との間の排気ガス流路の長さを延長できる排気管を提供する。
【解決手段】本開示の一態様は、第1二重管と、第2二重管と、保持部材とを備える排気管である。第1二重管は、第1内管と、第1外管と、第1内管の外周面と第1外管の内周面との間に設けられると共に、排気ガスが通過する第1空間と、を有する。第2二重管は、第2内管と、第2外管と、第2内管の外周面と第2外管の内周面との間に設けられると共に、第1空間と連通した第2空間と、を有する。第1外管は、第2外管に連結される。第1内管は、第2内管の内側に挿入される。保持部材は、第1内管と第2内管とが第1内管の径方向に重なる領域において、第1内管と第2内管との間に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1二重管と、
前記第1二重管に接続された第2二重管と、
保持部材と、
を備え、
前記第1二重管は、
排気ガスが内部を通過する第1内管と、
前記第1内管の外周面を囲うように配置される第1外管と、
前記第1内管の前記外周面と前記第1外管の内周面との間に設けられると共に、排気ガスが通過する第1空間と、
を有し、
前記第2二重管は、
前記排気ガスが内部を通過する第2内管と、
前記第2内管の外周面を囲うように配置される第2外管と、
前記第2内管の前記外周面と前記第2外管の内周面との間に設けられると共に、前記第1空間と連通した第2空間と、
を有し、
前記第1外管は、前記第2外管に連結され、
前記第1内管は、前記第2内管の内側に挿入され、
前記保持部材は、前記第1内管と前記第2内管とが前記第1内管の径方向に重なる領域において、前記第1内管と前記第2内管との間に配置される、排気管。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
請求項1に記載の排気管であって、
前記第2二重管は、前記第1二重管に対し、前記排気ガスの流れ方向における下流側に配置される、排気管。
【請求項3】
請求項2に記載の排気管であって、
前記第1外管は、前記第2外管の内側に挿入される、排気管。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の排気管であって、
前記保持部材は、前記第1内管の前記外周面に接合される、排気管。
【請求項5】
請求項4に記載の排気管であって、
前記第2内管の前記第1内管が挿入される端部は、軸方向外側に向かって拡径する、排気管。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の排気管であって、
前記第1二重管及び前記第2二重管のうち少なくとも一方は、中心軸が湾曲している、排気管。
【請求項7】
請求項6に記載の排気管であって、
前記第1二重管及び前記第2二重管は、それぞれ中心軸が湾曲しており、
前記第1二重管の中心軸の曲率半径は、前記第2二重管の中心軸の曲率半径とは異なる、排気管。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、排気管に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関の排気システムにおいて、内管と外管との間に排気ガスが流れる空間が設けられた二重管構造の排気管が公知である(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2017/126508号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の排気管では、二重管の長さによって内管と外管との間の排気ガス流路の長さが決まる。そのため、この排気ガス流路の長さに制限が生じ得る。
【0005】
本開示の一局面は、内管と外管との間の排気ガス流路の長さを延長できる排気管を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、第1二重管と、第1二重管に接続された第2二重管と、保持部材と、を備える排気管である。第1二重管は、排気ガスが内部を通過する第1内管と、第1内管の外周面を囲うように配置される第1外管と、第1内管の外周面と第1外管の内周面との間に設けられると共に、排気ガスが通過する第1空間と、を有する。
【0007】
第2二重管は、排気ガスが内部を通過する第2内管と、第2内管の外周面を囲うように配置される第2外管と、第2内管の外周面と第2外管の内周面との間に設けられると共に、第1空間と連通した第2空間と、を有する。第1外管は、第2外管に連結される。第1内管は、第2内管の内側に挿入される。保持部材は、第1内管と第2内管とが第1内管の径方向に重なる領域において、第1内管と第2内管との間に配置される。
【0008】
このような構成によれば、内管と外管との間の排気ガス流路の長さが延長されるように第1二重管と第2二重管とを連結することができる。そのため、排気管における消音効果が高められる。
【0009】
本開示の一態様では、第2二重管は、第1二重管に対し、排気ガスの流れ方向における下流側に配置されてもよい。このような構成によれば、第1内管から第2内管に排気ガスが流れるため、第1内管内を流れる排気ガスが第2内管よりも内側にある第1内管の端部へ衝突することを抑制することができる。
【0010】
本開示の一態様では、第1外管は、第2外管の内側に挿入されてもよい。このような構成によれば、第1空間から第2空間に流れる排気ガスが第2外管よりも内側にある第1外管の端部へ衝突することを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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