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公開番号2024102535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006488
出願日2023-01-19
発明の名称再生方法選択システム及び再生方法選択方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人中川国際特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240724BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】再生される消耗部品の品質を保持すると共に、消耗部品を再生させる際の効率化の向上を図ること。
【解決手段】画像形成装置100に対して着脱自在に装着される現像剤補給容器300の再生方法選択システム1は、画像形成装置100に装着された現像剤補給容器300の稼働状態に関する稼働状態情報を記憶する記憶装置2と、記憶装置2に記憶されている稼働状態情報に基づいて、再生される現像剤補給容器300の再生方法を選択する再生方法選択装置3と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置に対して着脱自在に装着される消耗部品の再生方法選択システムであって、
前記画像形成装置に装着された前記消耗部品の稼働状態に関する稼働状態情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記稼働状態情報に基づいて、再生される前記消耗部品の再生方法を選択する再生方法選択手段と、
を有することを特徴とする再生方法選択システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記再生方法選択手段は、
前記稼働状態情報の前記稼働状態に応じた品質に基づいて、再生される前記消耗部品の再生方法を選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の再生方法選択システム。
【請求項3】
前記記憶手段は、
前記消耗部品に固有の個体識別情報と前記稼働状態情報とを対応付けたテーブルを記憶し、
前記再生方法選択手段は、
前記記憶手段に記憶されている前記テーブルにおいて、再生する前記消耗部品の前記個体識別情報に対応付けられている前記稼働状態情報に基づいて、再生される前記消耗部品の再生方法を選択する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の再生方法選択システム。
【請求項4】
前記消耗部品は、
前記画像形成装置の現像器に現像剤を補給する現像剤補給容器である、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の再生方法選択システム。
【請求項5】
前記稼働状態情報は、
前記画像形成装置に装着された前記消耗部品の環境温度及び稼働時間の情報を少なくとも含む、
ことを特徴とする請求項4に記載の再生方法選択システム。
【請求項6】
前記再生方法選択手段は、
再生された前記消耗部品に収容されている現像剤の流動性を示す指標である特性値を算出すると共に、算出した前記特性値を前記記憶手段に記憶させる、
ことを特徴とする請求項4に記載の再生方法選択システム。
【請求項7】
前記再生方法選択手段は、
前記記憶手段に記憶されている前記稼働状態情報に基づいて、再生前の前記消耗部品に残存している現像剤の前記特性値を補正した補正値を算出すると共に、前記補正値と、再生前の前記消耗部品に残存している現像剤の残存量と、再生するために前記消耗部品に新たに充填された現像剤の充填量と、前記新たに充填された現像剤の前記特性値と、を用いて、再生された前記消耗部品に収容されている現像剤の前記特性値を算出する、
ことを特徴とする請求項6に記載の再生方法選択システム。
【請求項8】
画像形成装置に対して着脱自在に装着される消耗部品の再生方法選択方法であって、
記憶手段が、前記画像形成装置に装着された前記消耗部品の稼働状態に関する稼働状態情報を記憶する第1のステップと、
再生方法選択手段が、前記記憶手段に記憶されている前記稼働状態情報に基づいて、再生される前記消耗部品の再生方法を選択する第2のステップと、
を有することを特徴とする再生方法選択方法。
【請求項9】
前記第2のステップは、
前記再生方法選択手段が、前記稼働状態情報の前記稼働状態に応じた品質に基づいて、再生される前記消耗部品の再生方法を選択する、
ことを特徴とする請求項8に記載の再生方法選択方法。
【請求項10】
前記第1のステップは、
前記記憶手段が、前記消耗部品に固有の個体識別情報と前記稼働状態情報とを対応付けたテーブルを記憶し、
前記第2のステップは、
前記再生方法選択手段が、前記記憶手段に記憶されている前記テーブルにおいて、再生する前記消耗部品の前記個体識別情報に対応付けられている前記稼働状態情報に基づいて、再生される前記消耗部品の再生方法を選択する、
ことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の再生方法選択方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に対して着脱自在に装着される消耗部品の再生方法選択システム及び再生方法選択方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、画像形成装置において使用される現像器及び現像剤補給容器等の定期的に消耗する部品(以下、「消耗部品」と記載する)を回収及び再生することによって、消耗部品を再利用する動きが加速している。
【0003】
このような市場から回収される消耗部品は、再利用可能な状態で回収されるもの、又は再利用不可な状態で回収されるものと様々である。消耗部品の主な再利用方法としては、一般に3つの方法がある。1つ目の方法は、外観の洗浄を施して消尽した部品又は現像剤を補充する方法である。2つ目の方法は、全体の洗浄を施して消尽した部品又は現像剤を交換する方法である。3つ目の方法は、再生不可と判断されることにより消耗部品を素材毎に分別して粉砕することにより材料資源として再利用する方法である。
【0004】
ここで、消耗部品の再利用方法の選択又は再利用の可否判断をする際に、消耗部品の機能部品又は消耗部品に残存している現像剤の品質把握は重要な課題である。また、従来、消耗部品の再生方法の選択及び再生される消耗部品の品質の担保に非常に大きな負荷がかかっている。
【0005】
特許文献1は、現像剤補給容器の再利用回数を記憶し、記憶した再利用回数によって再利用可能か否かを判断する方法を開示している。これにより、特許文献1では、現像剤収容器の再利用回数を確認することにより、再利用可能範囲内であるか否かを判断することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第3868458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1においては、再利用回数によって再利用の可否を判断するため、現像剤補給容器の1回目に使用される環境が過酷な稼働状態であった場合に、再生品の品質に対して不安があるという課題を有する。また、従来においては、消耗部品の再生方法を選択する際の効率化について更なる改善の余地がある。
【0008】
本発明の目的は、再生される消耗部品の品質を保持することができると共に、消耗部品を再生させる際の効率化の向上を図ることができる再生方法選択システム及び再生方法選択方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る再生方法選択システムは、画像形成装置に対して着脱自在に装着される消耗部品の再生方法を選択する再生方法選択システムであって、前記画像形成装置に装着された前記消耗部品の稼働状態に関する稼働状態情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記稼働状態情報に基づいて、再生される前記消耗部品の再生方法を選択する再生方法選択手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、再生される消耗部品の品質を保持することができると共に、消耗部品を再生させる際の効率化の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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