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公開番号2024099783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2024073669,2022198677
出願日2024-04-30,2020-03-30
発明の名称ポンプ装置
出願人株式会社村田製作所
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類F04B 45/047 20060101AFI20240718BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】放熱性が高いポンプ装置を提供する。
【解決手段】ポンプ装置1は、圧電ポンプ10と、外部筐体70とを備える、圧電ポンプ10は、吸入口400と吐出口520とを有するポンプ筐体と、ポンプ筐体の内部に配置され、ポンプ筐体の内部空間500を吸入口400側の第1空間501と吐出口側の第2空間502とに分ける振動板31と、振動板31に配置された圧電素子20と、を備える。外部筐体70は、外部に連通する外部流入口701と吸入口400とを連通する内部空間700からなる流路を形成する。流路は、ポンプ筐体における吸入口400が形成される外主面40opに平行で、外主面40opの外側に配置される部分を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
吸入口と吐出口とを有するポンプ筐体と、前記ポンプ筐体の内部に配置され、前記ポンプ筐体の内部の空間を前記吸入口側の第1空間と前記吐出口側の第2空間とに分ける振動板と、前記振動板に配置された圧電素子と、を備える圧電ポンプと、
外部に連通する外部流入口と前記吸入口とを連通する流路を形成する外部筐体と、
を備え、
前記流路は、前記外部筐体の第1主面と、前記ポンプ筐体における前記吸入口が形成される外主面と、を対向させることで、前記ポンプ筐体の外主面と前記第1主面との間に少なくとも位置し、
前記外部筐体は、
前記第1主面を有する主平板と、
前記主平板の外周を形成する各側辺の少なくとも一部に形成され、前記外主面に接続する複数の側壁と、
前記第1主面と前記外主面との間に配置された仕切り壁と、を備える、
ポンプ装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記外部流入口は、前記主平板と前記側壁によって画定される、
請求項1に記載のポンプ装置。
【請求項3】
前記主平板は、前記圧電ポンプが設置される機器の外壁を含む、
請求項1または請求項2に記載のポンプ装置。
【請求項4】
前記仕切り壁は複数配置されている、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のポンプ装置。
【請求項5】
前記仕切り壁によって、複数の前記吸入口に繋がる1つの前記流路を構成する、
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のポンプ装置。
【請求項6】
前記仕切り壁によって、複数の前記吸入口にそれぞれ繋がる複数の前記流路を構成する、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のポンプ装置。
【請求項7】
前記仕切り壁は、熱伝導性の高い材料によって形成される、
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のポンプ装置。
【請求項8】
前記仕切り壁は、金属によって形成される、
請求項7に記載のポンプ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧電素子によって振動板を振動させることで流体を搬送する圧電ポンプを備えるポンプ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圧電素子を用いたポンプが記載されている。ポンプは、ポンプ筐体と振動板とを備える。ポンプ筐体は、内部にポンプ室を有する。振動板は、ポンプ室に配置される。この際、振動板は、振動可能な状態でポンプ筐体に支持される。
【0003】
振動板は、ポンプ室を、第1ポンプ室と第2ポンプ室とに分ける。第1ポンプ室は、ポンプ筐体に形成された吸入口を介して、ポンプ筐体の外部に連通する。第2ポンプ室は、ポンプ筐体に形成された吐出口を介して、ポンプ筐体の外部に連通する。
【0004】
ポンプは、振動板の振動を利用して、吸入口を介してポンプ筐体の外部から空気等の流体をポンプ室内に吸入し、吐出口を介してポンプ室内の流体をポンプ筐体の外部に吐出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開2016/175185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載のポンプは、振動板の振動によって発熱する。そして、振動板を含むポンプの温度が高くなると、ポンプの動作に不具合を生じてしまう。
【0007】
したがって、本発明の目的は、放熱性が高いポンプ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の実施形態に係るポンプ装置は、吸入口と吐出口とを有するポンプ筐体と、ポンプ筐体の内部に配置され、ポンプ筐体の内部の空間を吸入口側の第1空間と吐出口側の第2空間とに分ける振動板と、振動板に配置された圧電素子と、を備える圧電ポンプと、
外部に連通する外部流入口と前記吸入口とを連通する流路を形成する外部筐体と、
を備え、
流路は、外部筐体の第1主面と、ポンプ筐体における前記吸入口が形成される外主面と、を対向させることで、ポンプ筐体の外主面と第1主面との間に少なくとも位置し、
外部筐体は、
第1主面を有する主平板と、
主平板の外周を形成する各側辺の少なくとも一部に形成され、外主面に接続する複数の側壁と、
第1主面と前記外主面との間に配置された仕切り壁と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、ポンプの放熱性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1(A)は、第1の実施形態に係るポンプ装置の平面図であり、図1(B)は、第1の実施形態に係るポンプ装置の構成を示す側面の断面図であり、図1(C)は、第1の実施形態に係るポンプ装置の側面図である。
図2は、第1の実施形態に係るポンプ装置の分解斜視図である。
図3は、第1の実施形態に係るポンプ装置による流体の概略的な流れを示す図である。
図4は、本願構成と比較例との吸入面温度の時間遷移を示すグラフである。
図5(A)は、圧電ポンプの温度と流体の搬送効率との関係を示すグラフであり、図5(B)は、経過時間と吸引圧との関係を示すグラフである。
図6(A)、図6(B)、図6(C)は、それぞれに、第1の実施形態に係るポンプ装置の第1派生例、第2派生例、第3派生例の構成を示す側面の断面図である。
図7は、第1の実施形態に係るポンプ装置の第4派生例の構成を示す五面図である。
図8は、第2の実施形態に係るポンプ装置の構成を示す側面の断面図である。
図9(A)は、本願構成と比較例との吐出温度の時間遷移を示すグラフであり、図9(B)は、経過時間と吸引圧との関係を示すグラフである。
図10(A)は、第3の実施形態に係るポンプ装置の構成を示す側面の断面図であり、図10(B)は、第3の実施形態に係るポンプ装置の配線例を示す側面の断面図である。
図11は、本願構成と比較例との吐出温度の時間遷移を示すグラフである。
図12は、第4の実施形態に係るポンプ装置の構成を示す側面の断面図である。
図13(A)、図13(B)は、第5の実施形態に係るポンプ装置の外部筐体の構成を示す平面の断面図である。
図14は、本願構成と比較例との吐出温度の時間遷移を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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