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公開番号2024098849
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-24
出願番号2023002606
出願日2023-01-11
発明の名称誘導表示システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01C 21/34 20060101AFI20240717BHJP(測定;試験)
要約【課題】自動運転車両の利用者の降車時に、利用者を目的地に向かうための経路に誘導する。
【解決手段】車両を利用する利用者の目的地に関する目的地情報を取得し、前記目的地情報に基づいて前記車両の停車位置を決定し、前記車両の出発地と前記停車位置との間における前記車両の走行経路を算出し、前記走行経路に基づいて前記車両を出発地から前記停車位置まで走行させる管理装置と、前記管理装置と通信し、前記車両が前記停車位置に停車した場合、前記停車位置から所定範囲内の路面上において、前記利用者が前記車両から降車した後に移動すべき方向を示す誘導表示を表示する出力部と、を備え、前記管理装置は、前記目的地情報に基づいて前記停車位置から前記目的地までの移動経路を算出し、前記移動経路に基づいて前記誘導表示の内容を決定し、前記車両が前記停車位置に停車した場合、前記出力部に前記誘導表示を表示させる、誘導表示システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両を利用する利用者の目的地に関する目的地情報を取得し、前記目的地情報に基づいて前記車両の停車位置を決定し、前記車両の出発地と前記停車位置との間における前記車両の走行経路を算出し、前記走行経路に基づいて前記車両を出発地から前記停車位置まで走行させる管理装置と、
前記管理装置と通信し、路面上に任意の誘導表示を表示する出力部と、を備え、
前記管理装置は、前記目的地情報に基づいて前記停車位置から前記目的地までの移動経路を算出し、前記移動経路に基づいて前記誘導表示の内容を決定し、前記車両が前記停車位置に停車した場合、前記停車位置から所定範囲内の路面上において、前記利用者が前記車両から降車した後に移動すべき方向を示す前記誘導表示を前記出力部に表示させる、
誘導表示システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記車両に設けられ、前記利用者に情報を提供する表示装置を備え、
前記管理装置は、前記車両の走行中において、前記表示装置に前記誘導表示及び前記移動経路を示す誘導表示画像を表示させる、
請求項1に記載の誘導表示システム。
【請求項3】
前記車両を利用する第1利用者と第2利用者とが前記停車位置において降車する場合、前記管理装置は、
前記停車位置と前記第1利用者の第1目的地との間の第1移動経路と、前記停車位置と前記第2利用者の第2目的地との間の第2移動経路とを算出し、
前記車両の走行中において、前記表示装置に前記第1移動経路の第1誘導表示画像及び前記第2移動経路の第2誘導表示画像を表示させる、
請求項2に記載の誘導表示システム。
【請求項4】
前記車両の周囲の情報を取得する監視部を備え、
前記管理装置は、前記停車位置において前記監視部により取得された監視結果に基づいて、前記車両の周囲に存在する人物の位置を検出し、前記人物の検出結果に基づいて、前記出力部が前記路面上において前記移動経路の前記誘導表示を出力可能である場合には、前記出力部に前記誘導表示を出力させ、前記出力部が前記路面上において前記移動経路を出力不能である場合には、前記表示装置に前記誘導表示画像を表示させる、
請求項2に記載の誘導表示システム。
【請求項5】
前記管理装置は、算出した前記移動経路に基づいて、前記利用者が前記車両から所定距離範囲内において進むべき方向を示す前記誘導表示の内容を決定し、前記出力部に前記誘導表示を表示させる、
請求項1に記載の誘導表示システム。
【請求項6】
前記管理装置は、前記利用者が前記移動経路を表示させる表示サービスを利用する場合、前記表示サービスを前記利用者に提供すると共に、前記表示サービスの利用料を前記利用者に課金する、
請求項1に記載の誘導表示システム。
【請求項7】
前記管理装置は、前記車両の走行を管理する第1管理装置と、
前記第1管理装置と通信可能に構成され、前記停車位置における前記出力部の動作を管理する第2管理装置と、を備え、
前記第1管理装置は、前記移動経路を算出し、前記移動経路に関する移動経路情報を前記第2管理装置に送信し、
前記第2管理装置は、前記移動経路情報に基づいて、前記車両が前記停車位置に停止した場合、前記路面上において前記出力部に前記誘導表示を表示させる、
請求項1に記載の誘導表示システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動運転車両を利用する利用者が降車した後に、利用者を目的地に誘導するための誘導表示システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、自動運転車両を停車する場合、利用者の目的地から所定の距離以内であり、且つ、車両ドアの周囲に利用者が乗降しやすいスペースが確保されるように停車位置を決定し、決定された停車位置に車両を停車させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-111223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
利用者を施設内の目的地まで移送しようとする自動運転車両は、施設に設けられた降車場まで走行し、降車場の停車位置において利用者を降車させることが想定される。特許文献1に記載された技術によれば、利用者は、車両を降車した直後の状況においては、目的地に移動するために進むべき方向が分からない可能性がある。
【0005】
本発明は、自動運転車両を利用する利用者が降車した後に、利用者を目的地に向かうための経路に誘導することができる誘導表示システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、車両を利用する利用者の目的地に関する目的地情報を取得し、前記目的地情報に基づいて前記車両の停車位置を決定し、前記車両の出発地と前記停車位置との間における前記車両の走行経路を算出し、前記走行経路に基づいて前記車両を出発地から前記停車位置まで走行させる管理装置と、前記管理装置と通信し、路面上に任意の誘導表示を表示する出力部と、を備え、前記管理装置は、前記目的地情報に基づいて前記停車位置から前記目的地までの移動経路を算出し、前記移動経路に基づいて前記誘導表示の内容を決定し、前記車両が前記停車位置に停車した場合、前記停車位置から所定範囲内の路面上において、前記利用者が前記車両から降車した後に移動すべき方向を示す前記誘導表示を前記出力部に表示させる、誘導表示システムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、自動運転車両を利用する利用者が降車した後に、利用者を目的地に向かうための経路に誘導することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る誘導表示システムの構成を示すブロック図である。
降車場において車両の停車位置に表示される誘導表示の一例を示す図である。
誘導表示システムの各構成の動作を示すシーケンス図である。
車両の内部に設けられた表示装置の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る誘導表示システムの実施形態について説明する。
【0010】
[第1実施形態]
図1に示されるように、誘導表示システム1は、例えば、自動運転により自走可能な車両2と、車両2の走行に関する制御を実行する管理装置10と、降車場において利用者を誘導する誘導表示を出力部40と、利用者が使用する端末装置50とを備える。第1実施形態に係る誘導表示システム1は、降車場Sにおいて出力部40が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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