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公開番号2024097269
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-18
出願番号2023000734
出願日2023-01-05
発明の名称情報処理装置および情報処理方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G06F 3/04842 20220101AFI20240710BHJP(計算;計数)
要約【課題】様々な位置に配置された複数の仮想オブジェクトのうち、ユーザが所望の仮想オブジェクトを簡易に選択できるユーザインターフェースを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、ユーザの視界となる3次元空間内に配置されるように仮想オブジェクトを表示する表示制御手段と、前記ユーザの手の位置にある操作体の位置の情報を取得する第1取得手段と、前記ユーザの視線位置の情報を取得する第2取得手段と、前記操作体の位置と前記視線位置との距離に基づいて、第1操作モードと第2操作モードとを切り替える制御手段であって、前記第1操作モードでは、前記操作体の位置にある前記仮想オブジェクトを選択し、前記第2操作モードでは、前記操作体が向けられた方向を示す表示アイテムを表示し、前記表示アイテムによって示された前記仮想オブジェクトを選択するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの視界となる3次元空間内に配置されるように仮想オブジェクトを表示する表示制御手段と、
前記ユーザの手の位置にある操作体の位置の情報を取得する第1取得手段と、
前記ユーザの視線位置の情報を取得する第2取得手段と、
前記操作体の位置と前記視線位置との距離に基づいて、第1操作モードと第2操作モードとを切り替える制御手段であって、
前記第1操作モードでは、前記操作体の位置にある前記仮想オブジェクトを選択し、
前記第2操作モードでは、前記操作体が向けられた方向を示す表示アイテムを表示し、前記表示アイテムによって示された前記仮想オブジェクトを選択する
ように制御する制御手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記操作体の位置と前記視線位置との距離が所定の閾値よりも小さい場合は前記第1操作モードに設定し、前記操作体の位置と前記視線位置との距離が前記所定の閾値よりも大きい場合は前記第2操作モードに設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記操作体の位置と前記視線位置との距離が前記所定の閾値よりも小さい状態が所定時間継続した場合は前記第1操作モードに設定し、前記操作体の位置と前記視線位置との距離が前記所定の閾値よりも大きい状態が前記所定時間継続した場合は前記第2操作モードに設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記操作体の位置から所定範囲内に前記仮想オブジェクトが配置されていない場合は、前記第2操作モードに設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示アイテムは、前記操作体の位置から伸びた光線状のアイテムである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記操作体が前記ユーザの前方に位置しない場合、前記表示アイテムを表示しないように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記操作体は、前記ユーザの手であり、
前記第1取得手段は、前記3次元空間の撮像画像から前記ユーザの手を検出することによって、前記操作体の位置の情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記操作体は、コントローラであり、
前記第1取得手段は、前記コントローラが備えるセンサにより取得した前記コントローラの位置の情報を、前記操作体の位置の情報として取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
ユーザの視界となる3次元空間内に配置されるように仮想オブジェクトを表示する表示制御ステップと、
前記ユーザの手の位置にある操作体の位置の情報を取得する第1取得ステップと、
前記ユーザの視線位置の情報を取得する第2取得ステップと、
前記操作体の位置と前記視線位置との距離に基づいて、第1操作モードと第2操作モードとを切り替える制御ステップであって、
前記第1操作モードでは、前記操作体の位置にある前記仮想オブジェクトを選択し、
前記第2操作モードでは、前記操作体が向けられた方向を示す表示アイテムを表示し、前記表示アイテムによって示された前記仮想オブジェクトを選択する
ように制御する制御ステップと
をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1~8のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)などを用いてユーザに仮想現実を体感させるクロスリアリティ(XR)のシステムが提案されている。特許文献1では、複数の視点から撮影された被写体の各画像に設定された走査線と、色情報を含んだ領域の境界線との交点の近傍の特徴情報に基づいて、被写体の三次元位置を導出し仮想オブジェクトと融合させる技術が開示されている。特許文献2では、遠方に表示される仮想オブジェクトを、ユーザの手が届く範囲に表示されるように、仮想三次元空間内で仮想オブジェクトをユーザの方に引き寄せる装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-013514号公報
特開2017-27206号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、被写体を仮想オブジェクトと融合したり、遠方の仮想オブジェクトをユーザの方に引き寄せたりしても、複数の仮想オブジェクトが様々な位置に配置された状況では、ユーザが所望の仮想オブジェクトを選択する操作は煩雑になる場合がある。
【0005】
本発明は、様々な位置に配置された複数の仮想オブジェクトのうち、ユーザが所望の仮想オブジェクトを簡易に選択できるユーザインターフェースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の情報処理装置は、ユーザの視界となる3次元空間内に配置されるように仮想オブジェクトを表示する表示制御手段と、前記ユーザの手の位置にある操作体の位置の情報を取得する第1取得手段と、前記ユーザの視線位置の情報を取得する第2取得手段と、前記操作体の位置と前記視線位置との距離に基づいて、第1操作モードと第2操作モードとを切り替える制御手段であって、前記第1操作モードでは、前記操作体の位置にある前記仮想オブジェクトを選択し、前記第2操作モードでは、前記操作体が向けられた方向を示す表示アイテムを表示し、前記表示アイテムによって示された前記仮想オブジェクトを選択するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、様々な位置に配置された複数の仮想オブジェクトのうち、ユーザが所望の仮想オブジェクトを簡易に選択できるユーザインターフェースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る情報処理システムの構成を例示する図である。
実施形態1に係るHMDの構成を例示する図である。
実施形態1に係る操作モードの切替処理のフローチャートである。
輻輳角を説明する図である。
手で仮想オブジェクトを操作する画面例を示す図である。
実施形態2に係る情報処理システムの構成を例示する図である。
実施形態2に係るHMDの構成を例示する図である。
実施形態2に係るコントローラの構成を例示する図である。
実施形態2に係る操作モードの切替処理のフローチャートである。
コントローラで仮想オブジェクトを操作する画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。本発明に係る情報処理装置は、ユーザの視界となる3次元空間内に配置される仮想オブジェクトを、操作対象として選択するためのユーザインターフェースを提供する。情報処理装置は、操作体の位置とユーザの視線位置との距離に基づいて操作モードを切り替える。操作体は、例えばユーザの手またはコントローラであり、ユーザの手の位置に存在する。操作モードは、操作体によって仮想オブジェクトを選択するハンド操作モードと、操作体の位置から伸びた光線状の表示アイテム(以下、レイとも記載される)によって仮想オブジェクトを選択するレイ操作モードとを含む。
【0010】
[実施形態1]
<情報処理システムの構成>
図1を参照して、実施形態1に係る情報処理システムの構成について説明する。情報処理システムは、情報処理装置としてのHMD100を含む。実施形態1は、情報処理装置がHMD100と一体として構成される例について説明するが、情報処理装置は、HMD100とは別の装置としてもよい。この場合、情報処理装置とHMD100とは、互いにデータ通信が可能なように接続される。情報処理装置とHMD100との間の接続は、有線であっても無線であっても構わない。
(【0011】以降は省略されています)

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