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公開番号2024095542
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2023200127
出願日2023-11-27
発明の名称導電層を含むスーパーストレート
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H01L 21/312 20060101AFI20240703BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】品質を向上し、高い生産スループットを保証する、導電層を含むスーパーストレートを提供する。
【解決手段】スーパーストレート10は、第1表面と第2表面とを有し、第1表面と第2表面とが互いに対して反対側にあるコア本体11と、コア本体の第1表面を直接覆う導電層12と、導電層を直接覆うキャッピング層13と、を備える。コア本体は、10-10S/m以下の導電率を有し、導電層は、無金属であり、少なくとも10-4S/mの導電率および少なくとも80%の365nmでのUV透過率を有し、キャッピング層は、フルオロポリマーを含み、少なくとも80%の365nmでのUV透過率を有する。キャッピング層は、下層の導電層の導電率の増加に寄与する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1表面と第2表面とを有し、前記第1表面と前記第2表面とが互いに対して反対側にあるコア本体と、
前記コア本体の前記第1表面を直接覆う導電層と、
前記導電層を直接覆うキャッピング層と、
を備え、
前記コア本体は、10
-10
S/m以下の導電率を有し、
前記導電層は、無金属であり、少なくとも10
-4
S/mの導電率および少なくとも80%の365nmでのUV透過率を有し、
前記キャッピング層は、フルオロポリマーを含み、少なくとも80%の365nmでのUV透過率を有する、スーパーストレート。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記導電層は、導電性ポリマーを含む、請求項1に記載のスーパーストレート。
【請求項3】
前記導電性ポリマーは、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリ(3-アルキルチオフェン)、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンビニレン、ポリチエニレンビニレン、ポリフェニレン、或いはポリアニリン、またはそれらの任意の組合せを含む、請求項2に記載のスーパーストレート。
【請求項4】
前記導電性ポリマーは、ポリチオフェン、ポリフェニレン、またはそれらの組み合わせを含む、請求項3に記載のスーパーストレート。
【請求項5】
前記導電性ポリマーは、ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)を含む、請求項4に記載のスーパーストレート。
【請求項6】
前記導電層は、ドーパントを更に含む、請求項2に記載のスーパーストレート。
【請求項7】
前記ドーパントの量は、前記導電性ポリマーおよび前記ドーパントの総重量を基準として少なくとも1重量%且つ40重量%以下である、請求項6に記載のスーパーストレート。
【請求項8】
前記ドーパントは、イオン性ポリマーを含む、請求項6に記載のスーパーストレート。
【請求項9】
前記ドーパントは、ポリスチレンスルホネートを含む、請求項8に記載のスーパーストレート。
【請求項10】
前記導電層は、本質的にポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)およびポリスチレンスルホネート(PSS)から構成される、請求項9に記載のスーパーストレート。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、導電層と当該導電層を直接覆うキャッピング層とを備えるスーパーストレート、およびスーパーストレートを作製する方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット適応平坦化(IAP)は、作業面の高い平坦度を有するスーパーストレートの使用を必要とする。スーパーストレートは、典型的には、非導電性溶融シリカまたは他の透明な非金属材料から作製される。硬化レジストからスーパーストレートを分離する際の望ましくない副作用は、電気化学的な電位差による静電荷の蓄積でありうる。そのような不要な電荷は、スーパーストレートと硬化レジストとの間の接着力を増加させ、それによって分離力の増加を必要としうる。また、静電荷は、周囲からパーティクル(粒子)を引きつける可能性があり、これは、レジスト中に不純物およびインプリント欠陥を引き起こしうる。
【0003】
スーパーストレートと硬化レジストとの間の静電荷の形成を排除または最小化して、形成されるレジストの品質を向上し、高い生産スループットを保証する必要がある。
【発明の概要】
【0004】
一実施形態において、スーパーストレートは、第1表面と第2表面とを有し、前記第1表面と前記第2表面とが互いに対して反対側にあるコア本体と、前記コア本体の前記第1表面を直接覆う導電層と、前記導電層を直接覆うキャッピング層と、を備えることができ、前記コア本体は、10
-10
S/m以下の導電率を有し、前記導電層は、無金属であり、少なくとも10
-4
S/mの導電率および少なくとも80%の365nmでのUV透過率を有し、前記キャッピング層は、フルオロポリマーを含み、少なくとも80%の365nmでのUV透過率を有する。
【0005】
前記スーパーストレートの一態様において、前記導電層は、導電性ポリマーを含むことができる。ある態様において、前記導電性ポリマーは、ポリアセチレン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリ(3-アルキルチオフェン)、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンビニレン、ポリチエニレンビニレン、ポリフェニレン、或いはポリアニリン、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。特定の態様において、前記導電性ポリマーは、ポリチオフェン、ポリフェニレン、またはそれらの組み合わせを含むことができる。ある特定の態様において、前記導電性ポリマーは、ポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)を含んでもよい。
【0006】
前記スーパーストレートの他の実施形態において、前記導電層は、ドーパントを更に含むことができる。
【0007】
一態様において、前記ドーパントの量は、前記導電性ポリマーおよび前記ドーパントの総重量を基準として少なくとも1重量%且つ40重量%以下とすることができる。
【0008】
他の態様において、前記ドーパントは、イオン性ポリマーを含むことができる。特定の態様において、前記ドーパントは、ポリスチレンスルホネートを含むことができる。
【0009】
前記スーパーストレートのある態様において、前記導電層は、本質的にポリ(3,4-エチレンジオキシチオフェン)(PEDOT)およびポリスチレンスルホネート(PSS)から構成することができる。
【0010】
更なる実施形態において、前記導電層を覆う前記キャッピング層は、アモルファス層とすることができ、少なくとも10
-8
cm

・cm/cm

・s・cmHgのヘリウムガス透過率を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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