TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024091042
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207320
出願日2022-12-23
発明の名称監視装置、駆動システム、電力変換装置、監視方法、プログラム
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H02M 7/48 20070101AFI20240627BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】駆動装置と交流電動機との間の開閉装置のアークの発生に対して適切に対処することが可能な技術を提供する
【解決手段】本開示の一実施形態に係る監視装置350は、開閉装置500が設けられる出力経路OLを通じて交流電動機100と接続される電力変換装置300に交流電源200から供給される電力の変化に基づき、開閉装置500のアークの発生の有無を監視し、交流電動機100の直流励磁の運転状態において、開閉装置500のアークの発生があると判定すると、アークの発生に関する信号を出力する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
第1の開閉装置が設けられる第1の電力経路を通じて交流電動機と接続される駆動装置に所定の電源から供給される電力の変化に基づき、前記第1の開閉装置のアークの発生の有無を監視し、前記交流電動機の直流励磁の運転状態において、前記アークの発生があると判定すると、前記アークの発生に関する信号を出力する、
監視装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記駆動装置に前記所定の電源から供給される電力が所定基準に対して相対的に大きくなっている場合に、前記アークの発生があると判定する、
請求項1に記載の監視装置。
【請求項3】
前記交流電動機の一次角周波数に基づき、前記交流電動機が直流励磁の運転状態であるか否かを判定する、
請求項2に記載の監視装置。
【請求項4】
前記所定の電源と前記駆動装置との間の第2の電力経路の電流を検出する電流検出部と、
前記第2の電力経路の電圧を検出する電圧検出部と、
前記電流検出部及び前記電圧検出部の検出結果に基づき、前記所定の電源から前記駆動装置に供給される電力を演算する電力演算部と、
前記電力演算部の演算結果に基づき、前記アークの発生の有無を判定する判定部と、を備える、
請求項1乃至3の何れか一項に記載の監視装置。
【請求項5】
前記アークの発生に関する信号の出力に応じて、前記交流電動機への電力供給を停止させる停止制御部を備える、
請求項1乃至3の何れか一項に記載の監視装置。
【請求項6】
前記停止制御部は、前記駆動装置を稼働停止させること、及び前記所定の電源と前記駆動装置との間の第2の電力経路に設けられる第2の開閉装置を閉状態から開状態に切り換えることの少なくとも一方を行うことにより、前記交流電動機への電力供給を停止させる、
請求項5に記載の監視装置。
【請求項7】
前記アークの発生に関する信号の出力に応じて、前記アークの発生をユーザに通知する通知部を備える、
請求項1乃至3の何れか一項に記載の監視装置。
【請求項8】
前記駆動装置を用いて、前記交流電動機の駆動制御を行う駆動制御部を備え、
前記駆動制御部により前記駆動制御の過程で生成される情報に基づき、前記交流電動機が直流励磁の運転状態であるか否かを判定する、
請求項1乃至3の何れか一項に記載の監視装置。
【請求項9】
第1の開閉装置が設けられる第1の電力経路を通じて交流電動機と接続される駆動装置を用いて、前記交流電動機の駆動制御を行う制御装置と、
前記駆動装置に所定の電源から供給される電力の変化に基づき、前記第1の開閉装置のアークの発生の有無を監視し、前記交流電動機の直流励磁の運転状態において、前記アークの発生があると判定すると、前記アークの発生に関する信号を出力する監視装置と、を備える、
駆動システム。
【請求項10】
第1の開閉装置が設けられる第1の電力経路を通じて交流電動機と接続される駆動部と、
前記駆動部を用いて、前記交流電動機の駆動制御を行う制御部と、
前記駆動部に所定の電源から供給される電力の変化に基づき、前記第1の開閉装置のアークの発生の有無を監視し、前記交流電動機の直流励磁の運転状態において、前記アークの発生があると判定すると、前記アークの発生に関する信号を出力する監視部と、を備える、
電力変換装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、監視装置等に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、インバータ装置等の駆動装置と交流電動機との間に開閉装置が設けられる駆動システムが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-251867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、駆動装置から交流電動機に駆動電力が出力されている状態で、誤動作等によって開閉装置が閉状態から開状態に移行されると、開閉装置の電極間にアークが発生し、アークが発生する限り、駆動装置と交流電動機との間に電流が流れる。そのため、例えば、交流電動機が直流励磁の運転状態にある場合のように、アークの継続時間が相対的に長くなると、開閉装置の寿命が短くなったり、アークによる発熱で開閉装置の温度が上昇し開閉装置が故障に至ったりする可能性がある。
【0005】
そこで、上記課題に鑑み、駆動装置と交流電動機との間の開閉装置のアークの発生に対して適切に対処することが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
第1の開閉装置が設けられる第1の電力経路を通じて交流電動機と接続される駆動装置に所定の電源から供給される電力の変化に基づき、前記第1の開閉装置のアークの発生の有無を監視し、前記交流電動機の直流励磁の運転状態において、前記アークの発生があると判定すると、前記アークの発生に関する信号を出力する、
監視装置が提供される。
【0007】
また、本開示の他の実施形態では、
第1の開閉装置が設けられる第1の電力経路を通じて交流電動機と接続される駆動装置を用いて、前記交流電動機の駆動制御を行う制御装置と、
前記駆動装置に所定の電源から供給される電力の変化に基づき、前記第1の開閉装置のアークの発生の有無を監視し、前記交流電動機の直流励磁の運転状態において、前記アークの発生があると判定すると、前記アークの発生に関する信号を出力する監視装置と、を備える、
駆動システムが提供される。
【0008】
また、本開示の更に他の実施形態では、
第1の開閉装置が設けられる第1の電力経路を通じて交流電動機と接続される駆動部と、
前記駆動部を用いて、前記交流電動機の駆動制御を行う制御部と、
前記駆動部に所定の電源から供給される電力の変化に基づき、前記第1の開閉装置のアークの発生の有無を監視し、前記交流電動機の直流励磁の運転状態において、前記アークの発生があると判定すると、前記アークの発生に関する信号を出力する監視部と、を備える、
電力変換装置が提供される。
【0009】
また、本開示の更に他の実施形態では、
第1の開閉装置が設けられる第1の電力経路を通じて交流電動機と接続される駆動装置に所定の電源から供給される電力の変化に基づき、前記第1の開閉装置のアークの発生の有無を監視し、前記交流電動機の直流励磁の運転状態において、前記アークの発生があると判定すると、前記アークの発生に関する信号を出力する、
監視方法が提供される。
【0010】
また、本開示の更に他の実施形態では、
情報処理装置に、
第1の開閉装置が設けられる第1の電力経路を通じて交流電動機と接続される駆動装置に所定の電源から供給される電力の変化に基づき、前記第1の開閉装置のアークの発生の有無を監視させ、前記交流電動機の直流励磁の運転状態において、前記アークの発生があると判定すると、前記アークの発生に関する信号を出力させる、
プログラムが提供される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

富士電機株式会社
エンコーダ
4日前
富士電機株式会社
水質分析装置
6日前
富士電機株式会社
壁体の補強構造
6日前
富士電機株式会社
ガス絶縁開閉装置
7日前
富士電機株式会社
クランプオン式超音波流量計
4日前
富士電機株式会社
クランプオン式超音波流量計
4日前
富士電機株式会社
クランプオン式超音波流量計
4日前
富士電機株式会社
制御装置、制御方法及び制御プログラム
5日前
富士電機株式会社
地熱流体流量の測定方法及び測定システム
4日前
富士電機株式会社
セキュリティツールを評価する装置および方法
6日前
富士電機株式会社
診断方法
10日前
富士電機株式会社
半導体装置
3日前
富士電機株式会社
エンコーダ
4日前
富士電機株式会社
監視装置、駆動システム、電力変換装置、監視方法、プログラム
4日前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置および炭化珪素半導体装置の製造方法
3日前
個人
電気推進システム
21日前
西芝電機株式会社
回転電機
4日前
個人
バッテリ用交流電流供給回路
21日前
株式会社アイシン
回転電機
4日前
オリオン機械株式会社
電源装置
11日前
大和電器株式会社
配線器具
18日前
豊田合成株式会社
送電装置
5日前
株式会社ダイヘン
開閉装置
5日前
株式会社レクザム
制御装置
7日前
個人
スイッチドリラクタンスモータ装置
5日前
株式会社タツノ
供給ステーション
5日前
大和電器株式会社
配線器具
18日前
株式会社ミツバ
モータ
11日前
ミツミ電機株式会社
駆動回路
11日前
ローム株式会社
電源システム
14日前
西芝電機株式会社
回転電機の回転子
11日前
ニチコン株式会社
スイッチング電源
18日前
未来工業株式会社
配線ボックス装置
20日前
株式会社ダイヘン
電力変換装置
12日前
ミネベアミツミ株式会社
モータ
4日前
サンデン株式会社
車載電動コンプレッサ
6日前
続きを見る