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公開番号2024088484
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203687
出願日2022-12-20
発明の名称水質分析装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類G01N 21/49 20060101AFI20240625BHJP(測定;試験)
要約【課題】水質分析装置においては、接液容器内部の汚れによる散乱光の影響を防ぐとともに、メンテナンスが容易であることが好ましい。
【解決手段】測定対象水に含まれる測定対象物質の濃度を測定する水質分析装置であって、測定対象水が通流する内部空間を有し、照射光窓、検出光窓および透過光窓が設けられた接液容器と、照射光窓から接液容器の内部空間に向けて照射光を照射する位置に設けられた照射光学系と、検出光窓から射出する検出光を検出する位置に設けられた検出光検出光学系と、透過光窓から射出する透過光を検出する位置に設けられた透過光検出光学系と接液容器の内部において、照射光窓と検出光窓とを結ぶ直線および検出光窓と透過光窓とを結ぶ直線の少なくとも一部を遮るように設けられた遮光ブロックとを備え、遮光ブロックは、接液容器から着脱可能である水質分析装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
測定対象水に含まれる測定対象物質の濃度を測定する水質分析装置であって、
前記測定対象水が通流する内部空間を有し、照射光窓、検出光窓および透過光窓が設けられた接液容器と、
前記照射光窓から前記接液容器の前記内部空間に向けて照射光を照射する位置に設けられた照射光学系と、
前記検出光窓から射出する検出光を検出する位置に設けられた検出光検出光学系と、
前記透過光窓から射出する透過光を検出する位置に設けられた透過光検出光学系と
前記接液容器の内部において、前記照射光窓と前記検出光窓とを結ぶ直線および前記検出光窓と前記透過光窓とを結ぶ直線の少なくとも一部を遮るように設けられた遮光ブロックと
を備え、
前記遮光ブロックは、前記接液容器から着脱可能である
水質分析装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記遮光ブロックは、
前記照射光窓と前記透過光窓とを結ぶ透過光路を挟んで設けられた第1壁部および第2壁部と、
前記透過光路から分岐して前記検出光窓に向かう検出光路を挟んで設けられた第1壁面および第2壁面と
を有する請求項1に記載の水質分析装置。
【請求項3】
前記第2壁部は、前記透過光路と前記検出光路とを接続する開口を有し、
前記第1壁面および前記第2壁面は、前記第2壁部の前記開口から前記検出光窓に向かって突出して設けられている
請求項2に記載の水質分析装置。
【請求項4】
前記遮光ブロックは、前記接液容器の前記内部空間における前記測定対象水の通流方向と交差する主面を有する底板を有し、
前記第1壁部、前記第2壁部、前記第1壁面および前記第2壁面は、前記底板の前記主面に設けられている
請求項3に記載の水質分析装置。
【請求項5】
前記底板の前記主面には、貫通穴が設けられている
請求項4に記載の水質分析装置。
【請求項6】
前記第1壁部には、貫通穴が設けられていない
請求項4に記載の水質分析装置。
【請求項7】
前記底板の前記主面と直交する第1方向における前記第1壁部の高さは、前記第1方向における前記照射光の直径よりも大きい
請求項4に記載の水質分析装置。
【請求項8】
前記底板の前記主面と直交する第1方向における前記第2壁部の高さは、前記第1方向における前記第1壁部の高さよりも大きい
請求項4に記載の水質分析装置。
【請求項9】
前記照射光窓と前記透過光窓とを結ぶ第2方向と直交し、且つ、前記底板の前記主面と平行な第3方向において、前記第1壁部および前記第2壁部の少なくとも一方の幅は、前記透過光路の幅よりも大きい
請求項4に記載の水質分析装置。
【請求項10】
前記遮光ブロックは一体の部品である
請求項4に記載の水質分析装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水質分析装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、試料水の水質を分析する水質分析装置において迷光の影響を防ぐため、遮光板を設ける構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2010-60364号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
水質分析装置においては、接液容器内部の汚れによる散乱光の影響を防ぐとともに、メンテナンスが容易であることが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、測定対象水に含まれる測定対象物質の濃度を測定する水質分析装置を提供する。水質分析装置は、接液容器を備えてよい。接液容器は、測定対象水が通流する内部空間を有してよい。上記いずれかの水質分析装置において、接液容器には、照射光窓、検出光窓および透過光窓が設けられてよい。上記いずれかの水質分析装置は、照射光学系を備えてよい。上記いずれかの水質分析装置において、照射光学系は、接液容器の内部空間に向けて照射光を照射する位置に設けられてよい。上記いずれかの水質分析装置は、検出光検出光学系を備えてよい。上記いずれかの水質分析装置において、検出光検出光学系は、検出光窓から射出する検出光を検出する位置に設けられてよい。上記いずれかの水質分析装置は、透過光検出光学系を備えてよい。上記いずれかの水質分析装置において、透過光検出光学系は、透過光窓から射出する透過光を検出する位置に設けられてよい。上記いずれかの水質分析装置は、遮光ブロックを備えてよい。上記いずれかの水質分析装置において、遮光ブロックは、接液容器の内部において、照射光窓と検出光窓とを結ぶ直線および検出光窓と透過光窓とを結ぶ直線の少なくとも一部を遮るように設けられてよい。上記いずれかの水質分析装置において、遮光ブロックは、接液容器から着脱可能であってよい。
【0005】
上記いずれかの水質分析装置において、遮光ブロックは、照射光窓と透過光窓とを結ぶ透過光路を挟んで設けられた第1壁部および第2壁部を有してよい。上記いずれかの水質分析装置において、遮光ブロックは、透過光路から分岐して検出光窓に向かう検出光路を挟んで設けられた第1壁面および第2壁面を有してよい。
【0006】
上記いずれかの水質分析装置において、第2壁部は、透過光路と検出光路とを接続する開口を有してよい。上記いずれかの水質分析装置において、第1壁面および第2壁面は、第2壁部の開口から検出光窓に向かって突出して設けられてよい。
【0007】
上記いずれかの水質分析装置において、遮光ブロックは、接液容器の内部空間における測定対象水の通流方向と交差する主面を有する底板を有してよい。上記いずれかの水質分析装置において、第1壁部、第2壁部、第1壁面および第2壁面は、底板の主面に設けられてよい。
【0008】
上記いずれかの水質分析装置において、底板の主面には、貫通穴が設けられてよい。
【0009】
上記いずれかの水質分析装置において、第1壁部には、貫通穴が設けられていなくてよい。
【0010】
上記いずれかの水質分析装置において、底板の主面と直交する第1方向における第1壁部の高さは、第1方向における照射光の直径よりも大きくてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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