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公開番号2024090771
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206869
出願日2022-12-23
発明の名称ファームウェア更新システムおよびファームウェア更新方法
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人,個人
主分類F24H 15/196 20220101AFI20240627BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】ファームウェア更新後に給湯器を適正かつ安全に動作させることが可能なファームウェア更新システムおよびファームウェア更新方法を提供する。
【解決手段】ファームウェア更新システム2において、給湯器11は、不揮発性メモリ112aを有する。操作端末50は、ガス圧調整が必要であるか否かを示す付加情報が付加されたファームウェアを給湯器11に送信する。給湯器11は、受信した付加情報に基づいて、ガス圧調整の要否を判定可能な判定情報(通知フラグ)を不揮発性メモリ112aに記憶させて、ファームウェアの更新を実行し、ファームウェアの更新後に、不揮発性メモリ112aにガス圧調整が必要であることを示す判定情報(通知フラグ)が記憶されていることに基づいて、ガス圧調整が必要であることを報知するための処理を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ガス給湯器に対するファームウェアの更新を、前記ガス給湯器に通信可能に接続された操作端末を用いて行うファームウェア更新システムであって、
前記ガス給湯器は、記憶部を有し、
前記操作端末は、
ファームウェアを前記ガス給湯器に送信する際に、ガス圧調整が必要であるか否かを示す要否情報を前記ガス給湯器に送信し、
前記ガス給湯器は、
受信した前記要否情報に基づいて、ガス圧調整の要否を判定可能な判定情報を前記記憶部に記憶させて、前記ファームウェアの更新を実行し、
前記記憶部にガス圧調整が必要であることを示す前記判定情報が記憶されていることに基づいて、ガス圧調整が必要であることを報知するための処理を実行する、
ことを特徴とするファームウェア更新システム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
ガス給湯器に対するファームウェアの更新を、前記ガス給湯器に通信可能に接続された操作端末を用いて行うファームウェア更新システムであって、
前記操作端末は、記憶部を備え、
前記操作端末は、
ファームウェアを前記ガス給湯器に送信する際に、当該ファームウェアとともに受信したガス圧調整が必要であるか否かを示す要否情報を参照して、ガス圧調整の要否を判定可能な判定情報を前記記憶部に記憶させ、
前記記憶部にガス圧調整が必要であることを示す前記判定情報が記憶されていることに基づいて、ガス圧調整が必要であることを報知するための処理を実行する、
ことを特徴とするファームウェア更新システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載のファームウェア更新システムにおいて、
前記操作端末は、ファームウェア更新のために前記給湯器に接続される情報処理端末である、
ことを特徴とするファームウェア更新システム。
【請求項4】
請求項1または2に記載のファームウェア更新システムにおいて、
前記操作端末は、使用者から給湯に関する設定および実行指示を受け付けるためのリモートコントローラである、
ことを特徴とするファームウェア更新システム。
【請求項5】
ガス給湯器に対するファームウェアの更新を、前記ガス給湯器に通信可能に接続された操作端末を用いて行うファームウェア更新方法であって、
前記ガス給湯器は、記憶部を有し、
前記操作端末は、
ファームウェアを前記ガス給湯器に送信する際に、ガス圧調整が必要であるか否かを示す要否情報を前記ガス給湯器に送信し、
前記ガス給湯器は、
受信した前記要否情報に基づいて、ガス圧調整の要否を判定可能な判定情報を前記記憶部に記憶させて、前記ファームウェアの更新を実行し、
前記記憶部にガス圧調整が必要であることを示す前記判定情報が記憶されていることに基づいて、ガス圧調整が必要であることを報知するための処理を実行する、
ことを特徴とするファームウェア更新方法。
【請求項6】
ガス給湯器に対するファームウェアの更新を、前記ガス給湯器に通信可能に接続された操作端末を用いて行うファームウェア更新方法であって、
前記操作端末は、記憶部を備え、
前記操作端末は、
ファームウェアを前記ガス給湯器に送信する際に、当該ファームウェアとともに受信したガス圧調整が必要であるか否かを示す要否情報を参照して、ガス圧調整の要否を判定可能な判定情報を前記記憶部に記憶させ、
前記記憶部にガス圧調整が必要であることを示す前記判定情報が記憶されていることに基づいて、ガス圧調整が必要であることを報知するための処理を実行する、
ことを特徴とするファームウェア更新方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス給湯器に対するファームウェアの更新を、ガス給湯器に通信可能に接続された操作端末を用いて行うファームウェア更新システムおよびファームウェア更新方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、給湯器の制御ソフトウエアであるファームウェアが、随時、最新のものに更新され、給湯器に適用されている。以下の特許文献1には、給湯タンクに貯留された湯水を燃料電池ユニットの排熱により温める方式の燃料電池システムにおいて、各々の構成装置に対するファームウェアの更新を効率的かつ安全に行うことが可能な構成が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-185352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
給湯器に対して更新されるファームウェアが給湯器のガス圧に関する制御を含む場合、ファームウェアの更新後に給湯器のガス圧調整(ガス2次圧調整)が必要となる。この場合、ファームウェアの更新を行う作業者がファームウェアの更新後にガス圧調整を行わなかった場合、給湯器が不適切なガス圧で制御されてしまい、誤作動や不具合が生じる惧れがあった。
【0005】
かかる課題に鑑み、ファームウェア更新後に給湯器を適正かつ安全に動作させることが可能なファームウェア更新システムおよびファームウェア更新方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、ガス給湯器に対するファームウェアの更新を、前記ガス給湯器に通信可能に接続された操作端末を用いて行うファームウェア更新システムに関する。この態様に係るファームウェア更新システムにおいて、前記ガス給湯器は、記憶部を有する。前記操作端末は、ファームウェアを前記ガス給湯器に送信する際に、ガス圧調整が必要であるか否かを示す要否情報を前記ガス給湯器に送信する。前記ガス給湯器は、受信した前記要否情報に基づいて、ガス圧調整の要否を判定可能な判定情報を前記記憶部に記憶させて、前記ファームウェアの更新を実行し、前記記憶部にガス圧調整が必要であることを示す前記判定情報が記憶されていることに基づいて、ガス圧調整が必要であることを報知するための処理を実行する。
【0007】
本態様に係るファームウェア更新システムによれば、ファームウェアの更新に伴い給湯器のガス圧調整が必要な場合、そのことが作業者に報知される。これにより、ガス圧調整が確実に行われ、ファームウェア更新後に給湯器を適正かつ安全に動作させることができる。
【0008】
本発明の第2の態様は、ガス給湯器に対するファームウェアの更新を、前記ガス給湯器に通信可能に接続された操作端末を用いて行うファームウェア更新システムに関する。この態様に係るファームウェア更新システムにおいて、前記操作端末は、記憶部を備える。前記操作端末は、ファームウェアを前記ガス給湯器に送信する際に、当該ファームウェアとともに受信したガス圧調整が必要であるか否かを示す要否情報を参照して、ガス圧調整の要否を判定可能な判定情報を前記記憶部に記憶させ、前記記憶部にガス圧調整が必要であることを示す前記判定情報が記憶されていることに基づいて、ガス圧調整が必要であることを報知するための処理を実行する。
【0009】
本態様に係るファームウェア更新システムにおいても、上記第1の態様と同様、ファームウェアの更新に伴い給湯器のガス圧調整が必要な場合、そのことが作業者に報知される。これにより、ガス圧調整が確実に行われ、ファームウェア更新後に給湯器を適正かつ安全に動作させることができる。
【0010】
第1の態様および第2の態様に係るファームウェア更新システムにおいて、前記操作端末は、ファームウェア更新のために前記給湯器に接続される情報処理端末とされ得る。これにより、作業者は、別途準備した情報処理端末により、給湯器に対するファームウェアの更新を円滑に行い得る。
(【0011】以降は省略されています)

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