TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024080023
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022192836
出願日2022-12-01
発明の名称空調システム
出願人清水建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 3/044 20060101AFI20240606BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】空調空気をサーバー室内に広く到達させることができる空調システムを提供する。
【解決手段】空調システム100は、複数のサーバー21が配置されたサーバー室1の空調システムであって、空調空気A1を生成する空調機2と、サーバー室1の壁部11に設けられ、空調機2で生成された空調空気A1をサーバー室1内に供給する吹き出し口3と、を備え、吹き出し口3から供給された空調空気A1は、コールドアイルB1を介してサーバー21に供給され、サーバー21で熱せられた排気は、ホットアイルを介して排出され、吹き出し口3は、サーバー21の上端部21uの高さ以上の高さに配置されるとともに、サーバー21の上方の空間Sに向かって空調空気A1を供給する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数のサーバーが配置されたサーバー室の空調システムであって、
空調空気を生成する空調機と、
前記サーバー室の壁部に設けられ、前記空調機で生成された前記空調空気を前記サーバー室内に供給する吹き出し口と、を備え、
前記吹き出し口から供給された前記空調空気は、コールドアイルを介して前記サーバーに供給され、
前記サーバーで熱せられた排気は、ホットアイルを介して排出され、
前記吹き出し口は、前記サーバーの上端部の高さ以上の高さに配置されるとともに、前記サーバーの上方の空間に向かって前記空調空気を供給する空調システム。
続きを表示(約 64 文字)【請求項2】
前記サーバーは、前記吹き出し口が開口する方向に沿って配列されている請求項1に記載の空調システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調システムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、サーバーが設置されたサーバーラックが集約されたデーターセンター等では、サーバーを冷却するために、壁面に吹き出し口を設けた空調装置が設置されている(例えば、下記の特許文献1参照)。また、壁面よりも室内側にパンチング状の板材を設置して、壁全面から均一な水平吹出気流を形成するようにしていることもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-196656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような空調方式では、吹き出し口におけるサーバーラックの高さよりも低い部分から吹き出された冷気には、サーバーラック及びホットアイルキャッピングが障害物となってしまい、冷気をサーバーラック列の奥側まで十分に到達させることができないという問題点がある。また、吹き出し口が設けられたた壁及びパンチング状の板材が設けられた壁のように壁を二重に設置(二重壁)することで、室内の空間が小さくなって、室内に設置できるサーバーラック数が減ってしまうという欠点もある。
【0005】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、空調空気をサーバー室内に広く到達させることができる空調システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る空調システムは、複数のサーバーが配置されたサーバー室の空調システムであって、空調空気を生成する空調機と、前記サーバー室の壁部に設けられ、前記空調機で生成された前記空調空気を前記サーバー室内に供給する吹き出し口と、を備え、前記吹き出し口から供給された前記空調空気は、コールドアイルを介して前記サーバーに供給され、前記サーバーで熱せられた排気は、ホットアイルを介して排出され、前記吹き出し口は、前記サーバーの上端部の高さ以上の高さに配置されるとともに、前記サーバーの上方の空間に向かって前記空調空気を供給する。
【0007】
このように構成された空調システムでは、空調機で生成された空調空気は、吹き出し口からサーバーの上方の空間に向かって供給さる。吹き出し口の高さは、サーバーの上端部の高さ以上である。吹き出し口から供給された空調空気が障害物に当たると、サーバー室の奥側まで行き渡らないことがあるが、上記の空調システムでは障害物によるロスを減らして、空調空気をサーバー室内に広く到達させることができる。
【0008】
また、本発明に係る空調システムでは、前記サーバーは、前記吹き出し口が開口する方向に沿って配列されていてもよい。
【0009】
このように構成された空調システムでは、サーバーは、吹き出し口が開口する方向に沿って配列されている。よって、吹き出し口が開口する方向に沿ってコールドアイルが形成され、サーバーを効率的に冷却することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る空調システムによれば、空調空気をサーバー室内に広く到達させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

清水建設株式会社
免震構造
1か月前
清水建設株式会社
建築用部材
1か月前
清水建設株式会社
空調システム
2日前
清水建設株式会社
空調システム
16日前
清水建設株式会社
パーソナルブース
16日前
清水建設株式会社
会議支援システム
10日前
清水建設株式会社
トンネル監視システム
18日前
清水建設株式会社
エレベータ管理システム
1か月前
清水建設株式会社
コンクリートの打設方法
22日前
清水建設株式会社
プレキャスト床版継手構造
1か月前
清水建設株式会社
計測システムおよび計測方法
12日前
清水建設株式会社
台車用駆動装置および電動台車
22日前
清水建設株式会社
箱抜き型枠および箱抜き部の施工方法
5日前
清水建設株式会社
施工方法及び二酸化炭素排出量の削減方法
1か月前
清水建設株式会社
小水量供給システムおよび小水量供給方法
12日前
清水建設株式会社
山留め壁構造および山留め壁構造の施工方法
19日前
清水建設株式会社
構造部材の構築方法及び構造部材の構築設備
24日前
清水建設株式会社
クラック検出システムおよびクラック検出方法
12日前
清水建設株式会社
コミュニケーション分析システムおよび分析方法
1か月前
清水建設株式会社
モーションキャプチャターゲットを備えた建設機械
2日前
清水建設株式会社
付加製造装置用の噴射ノズルおよび構造部材構築方法
24日前
清水建設株式会社
鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接合構造の施工方法
1か月前
清水建設株式会社
プレキャスト床版継手構造およびプレキャスト床版継手の接合工法
1か月前
清水建設株式会社
施工情報管理システム
8日前
清水建設株式会社
海水中のマグネシウム回収システム及び水酸化マグネシウムの製造方法
1か月前
清水建設株式会社
ホーンアンテナの位置合わせ治具およびホーンアンテナの位置合わせ方法
2日前
個人
空気処理装置
1か月前
株式会社コロナ
室外機
1か月前
株式会社コロナ
加湿器
2か月前
個人
室外機内蔵エアコン
1か月前
個人
室外機内蔵エアコン
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
5日前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
1か月前
続きを見る