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公開番号2024071970
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182519
出願日2022-11-15
発明の名称プレキャスト床版継手構造およびプレキャスト床版継手の接合工法
出願人清水建設株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E01D 19/12 20060101AFI20240520BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】床版厚さの薄型化および現場加工性を高めることができるとともに、横方向の補強鉄筋の施工性を高くすることができるプレキャスト床版継手構造およびプレキャスト床版継手の接合工法を提供する。
【解決手段】プレキャスト床版1から橋軸方向に延び、高さ方向に間隔をおいて配置される複数対の上部鉄筋継手11及び下部鉄筋継手12と、対向する上部鉄筋継手11及び下部鉄筋継手12の先端側に結束され、先端側を凸形状にした複数のU字型補強鉄筋14と、橋軸直交方向に延びて上部鉄筋継手11及び下部鉄筋継手12に結束される複数の橋軸直交補強鉄筋15と、を備え、上部鉄筋継手11及び下部鉄筋継手12の各端部は、それぞれ下部鉄筋継手12及び上部鉄筋継手11に向けて曲げられ、かつ、曲げられた上部鉄筋継手11及び下部鉄筋継手12の各最端部の間隙13の幅Wを橋軸直交補強鉄筋15の径以上とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
プレキャスト床版を互いに接合する接合部において前記プレキャスト床版から橋軸方向に延び、高さ方向に間隔をおいて配置される複数対の上部鉄筋継手及び下部鉄筋継手と、
対向する前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手の先端側に結束され、先端側を凸形状にした複数のU字型補強鉄筋と、
前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手の間に配置され、橋軸直交方向に延びて前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手に結束される複数の橋軸直交補強鉄筋と、
を備え、
前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手の各端部は、それぞれ前記下部鉄筋継手及び前記上部鉄筋継手に向けて曲げられ、かつ、曲げられた前記上部鉄筋継手の最端部と前記下部鉄筋継手の最端部の間隙の幅を前記橋軸直交補強鉄筋の径以上とすることを特徴とするプレキャスト床版継手構造。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
対向して対をなしてそれぞれ曲げられた前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手が形成する各平面は、同一であることを特徴とする請求項1に記載のプレキャスト床版継手構造。
【請求項3】
対向して対をなしてそれぞれ曲げられた前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手が形成する各平面は、同一であり、高さ方向を斜めにしていることを特徴とする請求項1に記載のプレキャスト床版継手構造。
【請求項4】
対向して対をなしてそれぞれ曲げられた前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手が形成する各平面は、橋軸直交方向に対して異なり、前記上部鉄筋継手の基部及び前記下部鉄筋継手の基部が形成する面を高さ方向に対して斜めにしていることを特徴とする請求項1に記載のプレキャスト床版継手構造。
【請求項5】
プレキャスト床版を互いに接合する接合部において前記プレキャスト床版から橋軸方向に延び、高さ方向に間隔をおいて配置される複数対の上部鉄筋継手及び下部鉄筋継手と、
対向する前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手の先端側に結束され、先端側を凸形状にした複数のU字型補強鉄筋と、
前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手の間に配置され、橋軸直交方向に延びて前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手に結束される複数の橋軸直交補強鉄筋と、
を備えたプレキャスト床版継手の接合工法であって、
前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手の各端部は、それぞれ前記下部鉄筋継手及び前記上部鉄筋継手に向けて曲げられ、かつ、曲げられた前記上部鉄筋継手の端部と前記下部鉄筋継手の端部の間隙を前記橋軸直交補強鉄筋の径以上とし、
前記橋軸直交補強鉄筋は、曲げられた前記上部鉄筋継手の端部と前記下部鉄筋継手の端部の間隙を介して、前記橋軸方向から前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手の間に配置し、
その後、前記橋軸直交補強鉄筋及び前記U字型補強鉄筋を前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手に結束することを特徴とするプレキャスト床版継手の接合工法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、床版厚さの薄型化および現場加工性を高めることができるとともに、横方向の補強鉄筋の施工性を高くすることができるプレキャスト床版継手構造およびプレキャスト床版継手の接合工法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
橋梁の床版取付施工では、隣接するプレキャスト床版を接合するため軸方向端部に継手が設けられ、この継手の配筋の特徴から、施工に多くの時間を要したり、複数の技能工を必要としていた。
【0003】
プレキャスト床版の継手の代表的なものにループ継手がある。ループ継手は、橋軸方向鉄筋の先端側を半円形に曲げて折り返したものであり、必要曲げ半径の規定により床版厚さが決定され、床版厚さを薄くすることができない。
【0004】
そこで、床版厚さを薄くしてコストダウンを図るため、エンドバンド継手を用いたSLJスラブが開発され現場において適用されている(特許文献1参照)。SLJスラブは,橋軸方向鉄筋の付着力と先端のエンドバンドの支圧抵抗力との複合作用により,接合部の後打ちコンクリート内で,それぞれの鉄筋を定着することで耐荷機構を発揮することができる。このSLJスラブ工法では、接合部内の横方向(橋軸直交方向)の補強鉄筋は、橋の側方である横から差し込む必要がないため施工性が改善される。なお、エンドバンド継手は,例えば鉄筋の端部に鋼管を圧着した重ね継手である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5337122号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記のエンドバンド継手は、横方向の補強鉄筋の施工性が改善されるが、エンドバンド形成に機械的定着を用いた場合、施工現場において加工することができず、工場加工になるため、加工費や運搬費などでコストアップとなる。
【0007】
一方、ループ継手を用いた床版厚さを薄くするために、ループ継手の橋軸方向鉄筋の角度を傾斜させる工法もある。しかし、ループ継手を用いると、横方向の補強鉄筋をループ内に外側(橋の側方)から差し込む必要があるため、施工性が改善されない。
【0008】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、床版厚さの薄型化および現場加工性を高めることができるとともに、横方向の補強鉄筋の施工性を高くすることができるプレキャスト床版継手構造およびプレキャスト床版継手の接合工法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、プレキャスト床版を互いに接合する接合部において前記プレキャスト床版から橋軸方向に延び、高さ方向に間隔をおいて配置される複数対の上部鉄筋継手及び下部鉄筋継手と、対向する前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手の先端側に結束され、先端側を凸形状にした複数のU字型補強鉄筋と、前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手の間に配置され、橋軸直交方向に延びて前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手に結束される複数の橋軸直交補強鉄筋と、を備え、前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手の各端部は、それぞれ前記下部鉄筋継手及び前記上部鉄筋継手に向けて曲げられ、かつ、曲げられた前記上部鉄筋継手の最端部と前記下部鉄筋継手の最端部の間隙の幅を前記橋軸直交補強鉄筋の径以上とすることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記の発明において、対向して対をなしてそれぞれ曲げられた前記上部鉄筋継手及び前記下部鉄筋継手が形成する各平面は、同一であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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