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公開番号2024087560
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202449
出願日2022-12-19
発明の名称建築用材料
出願人Deep Tech Japan株式会社
代理人個人
主分類C04B 28/02 20060101AFI20240624BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約【課題】3Dプリンタ用の建築材料の粘度等の適正化を得る。
【解決手段】セメントに骨材と水及び合成繊維を含み、前記建築材料は建築物の積層する部分に使用され、前記骨材は砂、砂利、再生屋根タイル、及び高性能減水剤を含む3Dプリンタ用の建築材料である。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
セメントに骨材と水及び合成繊維を含むことを特徴とする3Dプリンタ用の建築用材料。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記建築材料は建築物の積層する部分に使用されることを特徴とする請求項1記載の3Dプリンタ用の建築用材料。
【請求項3】
前記骨材は砂、砂利、再生屋根タイル、及び高性能減水剤を含むことを特徴とする請求項1記載の3Dプリンタ用の建築用材料。
【請求項4】
前記建築材料は、10分~15分掛けて表面硬化させ、2時間~3時間掛けて完全硬化させることを特徴とする請求項3に記載の3Dプリンタ用の建築用材料。
【請求項5】
前記合成繊維は、前記高性能減水剤の半分の量であることを特徴とする請求項3記載の3Dプリンタ用の建築用材料。
【請求項6】
前記合成繊維は、セメントに骨材と水の総量の0.1%の量であることを特徴とする請求項3記載の3Dプリンタ用の建築用材料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建築材料に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年は、3Dプリンタで建物等を構築することが可能となっている。このような3Dプリンタは、CAD等で作成した3次元の造形用のデジタルデータに基いて、液状の材料を、一層ずつ、硬化させて、積層体である造形物を製造する。
【0003】
積層造形物を製造するための技術としては操作を繰り返して、積層造形物を製造する粉末固着式積層法や、熱可塑性樹脂を高温で溶解させて、液状の層を形成させた後、該層を冷却して硬化させるという操作を繰り返して、積層造形物を製造する。
【0004】
コンクリートやモルタルなどのセメント組成物に、鋼繊維や、ビニロン、ポリプロピレンなどの有機質繊維などの繊維を均一に分散して混入することによって、得られるコンクリートやモルタルなどのセメント組成物の硬化物の引張強度、曲げ強度、せん断強度を向上させるとともに、耐衝撃性や靭性の向上、ひび割れの抑制、剥落の防止などが可能になる。
【0005】
このため、セメント組成物からなる積層造形材料として、繊維を含むセメント組成物が 検討されている。
【0006】
例えば、特許文献1に開示されているのは水和性セメント質材料の制御された強度の発現のための組成物および方法に関し、そしてより詳細には重合性モノマー成分の使用であり、これはセメント質材料の凝結が始まる前に可塑的水和性セメント質材料のマトリックス内の非水和強度を強化するために、制御された様式で混合されるレドックス対により開始され、そして活性化される。例となる応用には高流体レディミックス適用用の型枠にかかる圧の最少化、一体型コンクリートスラブ作業および他の順次適用のための支持および結合特性の強化、または他の独自の可能性の中でもとりわけ迅速な3D印刷適用の促進を含むことが開示されている。
【0007】
特許文献2に、繊維入りコンクリートを付加製造装置のノズルから所定の位置に押し出すことによって繊維の配向を容易に制御可能な繊維補強コンクリート部材の製造方法が、記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特表2021-536419号公報
特開2020-002744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、3Dプリンタによる建築材料は、積層してドロドロにならず、かつ、固まりすぎないような適当な粘度が必要である。
ところが、特許文献1及び特許文献2は、適正な粘度を有するものではないので、3Dプリンタのセメント組成物としては依然として不適切である。
本発明は、3Dプリンタでも、適当な粘度を有する建築材料を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は以上の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、セメントに骨材と水及び合成繊維を含む3Dプリンタ用の建築材料である。
(【0011】以降は省略されています)

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