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公開番号2024086290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201345
出願日2022-12-16
発明の名称車両のバッテリ情報通知装置
出願人株式会社デンソー
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類B60L 58/12 20190101AFI20240620BHJP(車両一般)
要約【課題】動力源となるモータを備えた車両において、モータに電力供給を行うバッテリが交換された際に、使用者が、そのバッテリが使用可能かどうかを確認できるようにする。
【課題手段】バッテリ情報通知装置30は、第1情報取得部32、第2情報取得部34、及び、制御部36を備える。第1情報取得部は、バッテリから識別情報を取得し、第2情報取得部は、車両に搭載可能なバッテリごとに識別情報に関連づけてバッテリ情報が記憶された記憶部10から、バッテリ情報を取得する。制御部は、車両に搭載されたバッテリの識別情報を第1情報取得部を介して取得し、その識別情報に対応するバッテリ情報を第2情報取得部を介して取得することで、バッテリ情報を通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
動力源としてのモータに電力供給を行うバッテリが交換可能に搭載された車両において、前記バッテリの容量及び/又は使用履歴を含むバッテリ情報を使用者に通知する、車両のバッテリ情報通知装置であって、
前記車両に搭載された前記バッテリから、当該バッテリ固有の識別情報を取得するよう構成された第1情報取得部(32)と、
前記車両に搭載可能なバッテリごとに前記識別情報に関連づけて前記バッテリ情報が記憶された記憶部(10)から、前記バッテリ情報を取得するよう構成された第2情報取得部(34)と、
前記車両に搭載された前記バッテリの前記識別情報を、前記第1情報取得部を介して取得し、該取得した前記識別情報に対応する前記バッテリ情報を前記第2情報取得部を介して取得することで、前記車両に搭載された前記バッテリの前記バッテリ情報を前記使用者に通知するよう構成された制御部(36)と、
を備えた車両のバッテリ情報通知装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両のバッテリ情報通知装置であって、
前記第1情報取得部は、前記識別情報に加えて、前記バッテリの放電量を含むバッテリ状態を、前記バッテリから取得するよう構成されており、
前記制御部は、前記第1情報取得部にて取得される前記バッテリ状態に基づき、前記記憶部に前記バッテリの前記使用履歴を蓄積するように構成されている、車両のバッテリ情報通知装置。
【請求項3】
請求項2に記載の車両のバッテリ情報通知装置であって、
前記車両の走行中に加わる加速度及び路面状況を含む走行条件を取得する第3情報取得部(32)を備え、
前記制御部は、前記第1情報取得部にて取得された前記バッテリ状態及び前記第3情報取得部にて取得された前記走行条件に基づき、前記バッテリの劣化の程度を表す活性度を算出し、該活性度を、前記バッテリ情報の一つとして前記使用者に通知するよう構成されている、車両のバッテリ情報通知装置。
【請求項4】
請求項3に記載の車両のバッテリ情報通知装置であって、
前記制御部は、前記活性度を前記バッテリの前記使用履歴の一つとして前記記憶部に記憶するよう構成されている、車両のバッテリ情報通知装置。
【請求項5】
請求項1~請求項4の何れか1項に記載の車両のバッテリ情報通知装置であって、
前記バッテリ情報を表示する表示部(50)を備え、
前記制御部は、前記バッテリ情報を前記表示部に表示することで、前記バッテリ情報を前記使用者に通知するよう構成されている、車両のバッテリ情報通知装置。
【請求項6】
請求項5に記載の車両のバッテリ情報通知装置であって、
前記制御部は、前記バッテリ情報に応じて予め設定されたキャラクタの画像を前記表示部に表示することで、前記バッテリ情報を前記使用者に通知するよう構成されている、車両のバッテリ情報通知装置。
【請求項7】
請求項1~請求項4の何れか1項に記載の車両のバッテリ情報通知装置であって、
前記記憶部には、車両の走行中に前記バッテリに対する負荷が大きくなる領域が注意地点として記憶されており、
前記制御部は、前記車両の現在位置及び/又は走行予定経路と前記記憶部に記憶された注意地点情報とに基づき、前記車両の走行中に前記バッテリに対する負荷が大きくなることが予測される前記注意地点を検出し、前記車両が前記注意地点に接近すると、前記使用者に対し、前記バッテリに加わる負荷を軽減するための走行案内を通知するよう構成されている、車両のバッテリ情報通知装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、動力源としてのモータに電力供給を行うバッテリが交換可能に搭載された車両において、バッテリの情報を使用者に通知するバッテリ情報通知装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バッテリを用いた蓄電システムにおいて、バッテリの使用状態を把握することで、バッテリの性能劣化を検知して、表示することが記載されている。この蓄電システムでは、バッテリの劣化状態を表示することで、使用者が、バッテリの劣化を検知して、回復手段によるバッテリへのパルス充電を開始させ、バッテリを回復させる。
【0003】
この蓄電システムでは、回復手段によるパルス充電にてバッテリを回復させるが、動力源となるモータに電力供給を行うバッテリが搭載された車両においては、軽量化が要求されるため、回復手段を搭載することは難しい。このため、この種の車両においては、バッテリを交換可能とすることで、バッテリが放電などで劣化した際に、新たなバッテリに交換できるようにすることが考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-60775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように車両に搭載されるバッテリを交換可能とした場合、交換されたバッテリの容量や使用履歴などを確認することができない。このため、使用者は、交換されたバッテリが自車両で使用可能であるかを確認したり、次の交換時期を予測したりすることができない。
【0006】
本開示の一局面は、動力源となるモータを備えた車両において、モータに電力供給を行うバッテリが交換された際に、使用者が、その交換されたバッテリが使用可能かどうかを確認できるようにする、ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一局面のバッテリ情報通知装置は、動力源としてモータを備え、モータへ電力供給を行うバッテリが交換可能に搭載された車両において、バッテリの容量及び/又は使用履歴を含むバッテリ情報を使用者に通知する装置である。
【0008】
本開示のバッテリ情報通知装置(30)は、第1情報取得部(32)、第2情報取得部(34)、及び、制御部(36)を備える。このうち、第1情報取得部は、車両に搭載されたバッテリから、バッテリ固有の識別情報を取得する。また、第2情報取得部は、車両に搭載可能なバッテリごとに識別情報に関連づけてバッテリ情報が記憶された記憶部(10)から、バッテリ情報を取得する。
【0009】
そして、制御部は、車両に搭載されたバッテリの識別情報を第1情報取得部を介して取得し、その取得した識別情報に対応するバッテリ情報を第2情報取得部を介して取得することで、車両に搭載されたバッテリのバッテリ情報を使用者に通知する。
【0010】
このため、車両のバッテリが交換された際、使用者は、バッテリ情報通知装置から通知されるバッテリ情報から、車両に新たに搭載されたバッテリの容量或いは使用履歴を確認し、車両においてそのバッテリを使用可能であるか否かを判断することができる。また、バッテリ情報として使用履歴が通知された場合、使用者は、バッテリの寿命や交換時期を予測することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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