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公開番号2024079784
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2024049576,2022563629
出願日2024-03-26,2021-10-12
発明の名称除湿機
出願人三菱電機株式会社,三菱電機ホーム機器株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類B01D 53/26 20060101AFI20240604BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】性能を改善した除湿機を提供する。
【解決手段】吸込口と吹出口とが形成された筐体と、吸込口から吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と筐体の内部に配置されたフィルターと、筐体の内部に配置され、気流の中の水分を除去する除湿手段と、を備える除湿機であって、筐体の内部に形成され、気流がフィルターを通過して除湿手段に至る第一の風路と、筐体の内部に形成され、気流がフィルターを通過せずに除湿手段に至る第二の風路と、を有し、フィルターの外周面が、第二の風路の一部の壁面を構成していることを特徴とする除湿機。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
吸込口と吹出口とが形成された筐体と、
前記吸込口から前記吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と
前記筐体の内部に配置されたフィルターと、
前記筐体の内部に配置され、前記気流の中の水分を除去する除湿手段と、
を備える除湿機であって、
前記筐体の内部に形成され、前記気流が前記フィルターを通過して前記除湿手段に至る第一の風路と、
前記筐体の内部に形成され、前記気流が前記フィルターを通過せずに前記除湿手段に至る第二の風路と、
を有し、
前記フィルターの外周面が、前記第二の風路の一部の壁面を構成していることを特徴とする除湿機。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
吸込口と吹出口とが形成された筐体と、
前記吸込口から前記吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と
前記筐体の内部に配置された空気清浄化手段と、
前記筐体の内部に配置され、前記気流の中の水分を除去する除湿手段と、
を備える除湿機であって、
前記筐体の内部に形成され、前記気流が前記空気清浄化手段を通過して前記除湿手段に至る第一の風路と、
前記筐体の内部に形成され、前記気流が前記空気清浄化手段を通過せずに前記除湿手段に至る第二の風路と、
を有し、
前記吸込口は、前記第一の風路の入口と、前記第一の風路の入口の外側に形成された前記第二の風路の入口で構成され、
前記筐体を前記吸込口が形成されている側から見た場合、前記吸込口の投影形状の外縁よりも、前記除湿手段を構成する蒸発器が、実質的に内側に位置していることを特徴とする除湿機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、除湿機に関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に除湿機が記載されている。この除湿機は空気清浄機能を備え、空気清浄効果に重点をおく運転と、除湿効果に重点をおく運転の、いずれか一方をユーザーが選択できるものである。
【0003】
この特許文献1に示された除湿機は、吸気口から吸気される空気を熱交換器に通して除湿する。吸気口と熱交換器との通風路間で、熱交換器の前面側、つまり熱交換器から見て空気流の上流側の一部分を覆わないようにフィルターを配置している。そして、フィルターが熱交換器の前面側を覆わない部分には、空気流を遮断できるシャッターを設けている。シャッターは、熱交換器への通路の一部を覆う位置と当該通路を覆わない位置とに選択可能に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
日本特開2004-211913号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の特許文献1においては、吸気口と熱交換器との通風路間で熱交換器の一部を覆わないようにフィルターを配置しているので、フィルターの通風面積は熱交換器の通風面積よりも小さくなる。このため、通風面積が小さい部分を除湿前の空気が通過することになり、フィルターの圧力損失(以下、単に「圧損」という)が大きくなる。また、特許文献1に開示の構成においては、シャッターを開けた状態で、フィルターを通過しない空気が熱交換器の一部分のみを通過してしまう。そのため、フィルターを通過した空気とフィルターを通過しない空気とが熱交換器を通過することから、空気流の速度分布が悪化し、除湿の効率が悪い。
【0006】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本開示の目的は、風路の圧損を小さくするとともに、除湿性能を改善した除湿機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第一の態様に係る除湿機は、
吸込口と吹出口とが形成された筐体と、
前記吸込口から前記吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と
前記筐体の内部に配置されたフィルターと、
前記筐体の内部に配置され、前記気流の中の水分を除去する除湿手段と、
を備える除湿機であって、
前記筐体の内部に形成され、前記気流が前記フィルターを通過して前記除湿手段に至る第一の風路と、
前記筐体の内部に形成され、前記気流が前記フィルターを通過せずに前記除湿手段に至る第二の風路と、
を有し、
前記フィルターの外周面が、前記第二の風路の一部の壁面を構成していることを特徴とするものである。
【0008】
本開示の第二の態様に係る除湿機は、
吸込口と吹出口とが形成された筐体と、
前記吸込口から前記吹出口へ至る気流を発生させる送風手段と
前記筐体の内部に配置された空気清浄化手段と、
前記筐体の内部に配置され、前記気流の中の水分を除去する除湿手段と、
を備える除湿機であって、
前記筐体の内部に形成され、前記気流が前記空気清浄化手段を通過して前記除湿手段に至る第一の風路と、
前記筐体の内部に形成され、前記気流が前記空気清浄化手段を通過せずに前記除湿手段に至る第二の風路と、
を有し、
前記吸込口は、前記第一の風路の入口と、前記第一の風路の入口の外側に形成された前記第二の風路の入口で構成され、
前記筐体を前記吸込口が形成されている側から見た場合、前記吸込口の投影形状の外縁よりも、前記除湿手段を構成する蒸発器が、実質的に内側に位置していることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、フィルターを通過しない第二の風路を設け、除湿運転時には第二の風路に除湿用の空気を案内することで、第一の風路のみを用いて除湿運転した場合と比較して圧力損失が低減でき、運転音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1の除湿機の正面図である。
実施の形態1の除湿機の縦方向断面図である。
実施の形態1の除湿機の水平方向断面図である。
図3の一部を拡大して示した断面図である。
図3と同じ横断面図に、寸法を追加した図である。
図5と同じ位置の横断面図であり、主要な部品を仮想的に分離させて、各部分の寸法を明確にした図である。
蒸発器の簡略斜視図である。
空気清浄化手段を構成するHEPAフィルターと活性炭フィルターとの両者の大きさを説明する斜視図である。
実施の形態1の除湿機を、正面側から見た場合の吸込口部分の寸法説明図である。
実施の形態1の気流制限手段の動作を説明する模式図である。
実施の形態1の除湿機の主要な制御関係部品を示すブロック図である。
実施の形態1の除湿機の除湿運転時の動作ステップを示すフローチャートである
実施の形態1の除湿機の空気清浄運転時の動作ステップを示すフローチャートである。
実施の形態1の除湿機の除湿空気清浄運転時の動作ステップを示すフローチャートである
実施の形態1の除湿機の運転開始時の主制御装置の基本的な動作ステップを示すフローチャートである
実施の形態1の除湿機の空気の流れを示した縦方向断面図である。
実施の形態1の除湿機の除湿運転時の空気の流れを示した水平方向断面図である。
実施の形態1の除湿機の空気清浄運転時の空気の流れを示した水平方向断面図である。
実施の形態2の除湿機の除湿運転時の空気の流れを示した縦方向断面図である。
実施の形態2の除湿機の空気清浄運転時の空気の流れを示した縦方向断面図である。
実施の形態3の除湿機の一部簡略斜視図である。
図21の除湿機の、C-C線部分をカットした場合の、前ケース部分の分解横断面図である。
図21の除湿機で使用している吸込口枠の正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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