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公開番号2024066746
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022176401
出願日2022-11-02
発明の名称監視システム
出願人三浦工業株式会社
代理人弁理士法人北大阪特許事務所,個人
主分類F04B 51/00 20060101AFI20240509BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】より適切な頻度でエアコンプレッサのメンテナンスを実施することが可能となる監視システムを提供する。
【解決手段】モータによって駆動され空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機構を備えたエアコンプレッサに関して、監視動作を行う監視システムであって、前記監視動作は、前記エアコンプレッサの負荷率を積算し、当該負荷率の積算値が所定の閾値に達する時期を監視する監視システムとする。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
モータによって駆動され空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機構を備えたエアコンプレッサに関して、監視動作を行う監視システムであって、
前記監視動作は、
前記エアコンプレッサの負荷率を積算し、当該負荷率の積算値が所定の閾値に達する時期を監視する動作であることを特徴とする監視システム。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記エアコンプレッサにおける前記圧縮空気の吐出圧力に応じて、前記積算値の補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
【請求項3】
前記エアコンプレッサは、潤滑油を用いて前記圧縮機構における摩擦緩和がなされるとともに、前記潤滑油の劣化度合が検知可能に構成されており、
前記劣化度合に応じて、前記積算値の補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
【請求項4】
前記エアコンプレッサは、潤滑油を用いて前記圧縮機構における摩擦緩和がなされるとともに、前記潤滑油の使用時間が計測可能に構成されており、
前記使用時間に応じて、前記積算値の補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
【請求項5】
前記エアコンプレッサにおける所定部品の交換または取外しがなされたときに、前記積算値をリセットすることを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
【請求項6】
複数の前記エアコンプレッサそれぞれに対応して設けられる各通信ユニットと、
前記各通信ユニットとの通信が可能であるサーバと、を備え、
前記各通信ユニットは、対応する前記エアコンプレッサの負荷率に関する情報を前記サーバに送信し、
前記サーバは、前記各通信ユニットから受信する情報に基づいて、複数の前記エアコンプレッサそれぞれについて前記監視動作を行うことを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の監視システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアコンプレッサに関して監視動作を行う監視システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、圧縮空気を利用する各分野においてエアコンプレッサが利用されている。エアコンプレッサとしては、モータを用いて空気を圧縮するように構成された圧縮機構を備えるものが広く利用されている。このようなエアコンプレッサにおいては、長期使用に伴って圧縮機構等の各部の性能劣化が問題となる。
【0003】
そのためエアコンプレッサの性能維持のためには、圧縮機構のオーバーホールやフィルタ類の交換等のメンテナンスを適切に実施することが求められる。例えば特許文献1には、筐体の内部に電動機や圧縮機本体などを配置した圧縮機であって、内部の点検作業等を可能とするために、筐体の一部(前面板)を着脱可能としてものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-332788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここでメンテナンスの実施頻度については、できるだけ過不足の無いようすることが望ましい。実施頻度が少な過ぎると、性能劣化によりエアコンプレッサが本来の性能を発揮することができず、また、故障の原因となる虞もある。逆に実施頻度が多過ぎると、メンテナンスに必要なコストが無駄に増えてしまうことになる。
【0006】
そこでメンテナンスの実施頻度をエアコンプレッサの運転時間で管理するようにし、例えば、運転時間の累計が所定時間に達した時にメンテナンスを実施することが考えられる。しかし実際の性能劣化の進み具合は、エアコンプレッサがどのような負荷率で使用されたか等も影響する。そのためこのような管理手法では、エアコンプレッサのメンテナンスが適切な頻度で実施されない虞がある。
【0007】
本発明は上述した問題点に鑑み、より適切な頻度でエアコンプレッサのメンテナンスを実施することが可能となる監視システムの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る監視システムは、モータによって駆動され空気を圧縮して圧縮空気を生成する圧縮機構を備えたエアコンプレッサに関して、監視動作を行う監視システムであって、前記監視動作は、前記エアコンプレッサの負荷率を積算し、当該負荷率の積算値が所定の閾値に達する時期を監視する動作である構成とする。本構成によれば、より適切な頻度でエアコンプレッサのメンテナンスを実施することが可能となる。
【0009】
上記構成としてより具体的には、前記エアコンプレッサにおける前記圧縮空気の吐出圧力に応じて、前記積算値の補正を行う構成としても良い。また上記構成としてより具体的には、前記エアコンプレッサは、潤滑油を用いて前記圧縮機構における摩擦緩和がなされるとともに、前記潤滑油の劣化度合が検知可能に構成されており、前記劣化度合に応じて、前記積算値の補正を行う構成としても良い。
【0010】
上記構成としてより具体的には、前記エアコンプレッサは、潤滑油を用いて前記圧縮機構における摩擦緩和がなされるとともに、前記潤滑油の使用時間が計測可能に構成されており、前記使用時間に応じて、前記積算値の補正を行う構成としても良い。また上記構成としてより具体的には、前記エアコンプレッサにおける所定部品の交換または取外しがなされたときに、前記積算値をリセットする構成としても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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