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公開番号2024064710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022173502
出願日2022-10-28
発明の名称電子部品
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01F 27/00 20060101AFI20240507BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】素体における内部導体の露出を正確且つ容易に検査できる電子部品を提供する。
【解決手段】電子部品1は、素体2と、コイル導体7と、第一部材9,11及び第二部材10,12と、を備え、第一部材9,11は、第二方向D2において、コイル導体7が位置している範囲に少なくとも一部が配置されており、第二部材10,12は、第二方向D2において、主面2c寄りの位置に配置されているコイル導体7と主面2cとの間に少なくとも一部が配置されており、素体2と第一部材9,11及び第二部材10,12との色が異なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに対向している第一面及び第二面を有している素体と、
前記素体内に配置されている内部導体と、
前記素体に配置されている第一部材及び第二部材と、を備え、
前記第一部材は、前記第一面と前記第二面との対向方向において、前記内部導体が位置している範囲に少なくとも一部が配置されており、
前記第二部材は、前記第一面と前記第二面との前記対向方向において、前記第一面寄りの位置に配置されている前記内部導体と前記第一面との間及び前記第二面寄りの位置に配置されている前記内部導体と前記第二面との間の少なくとも一方に、少なくとも一部が配置されており、
前記素体と前記第一部材及び前記第二部材との色が異なる、電子部品。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記第一部材と前記第二部材とは同じ色である、請求項1に記載の電子部品。
【請求項3】
前記第一部材と前記第二部材とは、前記対向方向に直交する方向おいて異なる位置に配置されている、請求項2に記載の電子部品。
【請求項4】
前記第一部材と前記第二部材とは形状が異なっている、請求項2又は3に記載の電子部品。
【請求項5】
前記第一部材及び前記第二部材は、複数配置されている、請求項2又は3に記載の電子部品。
【請求項6】
前記第一部材と前記第二部材とは色が異なっている、請求項1に記載の電子部品。
【請求項7】
前記第一面と前記第二面との前記対向方向から見て、前記第一部材と前記第二部材とが重なっている、請求項6に記載の電子部品。
【請求項8】
前記第一部材と前記第二部材とは、前記対向方向に直交する方向において異なる位置に配置されている、請求項6に記載の電子部品。
【請求項9】
前記第一部材の色と前記第二部材の色とは、対照色である、請求項6又は7に記載の電子部品。
【請求項10】
前記第一部材及び前記第二部材は、複数配置されている、請求項6又は7に記載の電子部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電子部品として、素体と、素体内に配置されている内部導体(コイル)と、を備えるものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-73536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子部品を製造する際、積層体を切断して個片化する。このとき、積層体の切断位置のずれなどよって、個片化された積層体において内部導体が露出することがある。そのため、電子部品の製造後に、素体内に配置されている内部導体が素体から露出しているか否かを検査する。検査方法としては、電子部品の外観を確認し、内部導体の素体からの露出を検査する。ここで、素体の外表面と内部導体との間の距離が短かったり、素体が透過性を有していたりする場合には、素体内に配置されている内部導体が透けて見える場合がある。この場合、内部導体が素体から露出していない場合であっても、内部導体が素体から露出していると誤認識されるおそれがある。良品である電子部品が不良品であると判定されると、歩留まりが低下するおそれがある。
【0005】
本発明の一側面は、素体における内部導体の露出を正確且つ容易に検査できる電子部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一側面に係る電子部品は、互いに対向している第一面及び第二面を有している素体と、素体内に配置されている内部導体と、素体に配置されている第一部材及び第二部材と、を備え、第一部材は、第一面と第二面との対向方向において、内部導体が位置している範囲に少なくとも一部が配置されており、第二部材は、第一面と第二面との対向方向において、第一面寄りの位置に配置されている内部導体と第一面との間及び第二面寄りの位置に配置されている内部導体と第二面との間の少なくとも一方に、少なくとも一部が配置されており、素体と第一部材及び第二部材との色が異なる。
【0007】
本発明の一側面に係る電子部品では、素体と第一部材及び第二部材との色が異なる。そのため、素体と第一部材及び第二部材とを区別することができる。この構成において、第一部材は、第一面と第二面との対向方向において、内部導体が位置している範囲に少なくとも一部が配置されており、第二部材は、第一面と第二面との対向方向において、第一面寄りの位置に配置されている内部導体と第一面との間及び第二面寄りの位置に配置されている内部導体と第二面との間の少なくとも一方に、少なくとも一部が配置されている。これにより、素体の第一面及び/又は第二面から内部導体が露出する場合、第二部材の少なくとも一部が確認できなかったり、第一部材の一部が露出していたりする。このように、第一部材及び/又は第二部材を確認することによって、内部導体が素体から露出しているか否かを確認できる。したがって、電子部品では、素体における内部導体の露出を正確且つ容易に検査できる。
【0008】
(2)上記(1)の電子部品において、第一部材と第二部材とは同じ色であってもよい。この構成では、第一部材と第二部材とを同じ色とすることにより、電子部品の製造を容易に行うことができる。
【0009】
(3)上記(2)の電子部品において、第一部材と第二部材とは、対向方向に直交する方向おいて異なる位置に配置されていてもよい。
【0010】
(4)上記(2)又は(3)の電子部品において、第一部材と第二部材とは形状が異なっていてもよい。この構成では、第一部材と第二部材とを区別することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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