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公開番号2024062910
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2023004956
出願日2023-01-17
発明の名称3Dメモリデバイス及びシール構造を形成する方法
出願人旺宏電子股ふん有限公司
代理人個人,個人,個人
主分類H10B 43/40 20230101AFI20240501BHJP()
要約【課題】3D ANDフラッシュメモリなどの3Dメモリデバイス及びシール構造を形成する方法を提供する。
【解決手段】3Dメモリデバイス10は、チップアレイCAを含むチップ領域R1と、シール構造120を含むシール領域R2と、を備える。シール構造は、基板100上に配置され、チップアレイを取り囲んでいる環状スタック構造並びに環状スタック構造を貫通しており、第1、第2のダミー・チャネル・ピラー群GR1、GR2を含むダミー・チャネル・ピラー・アレイ124を備える。第1、第2のダミー・チャネル・ピラー群は、チップアレイを取り囲むように第1の方向D1と、第1の方向と交差する第2の方向D2とに配置された第1、第2のダミー・チャネル・ピラーVA1、VA2を含む。第1のダミー・チャネル・ピラーと第2のダミー・チャネル・ピラーとは、第1の方向と第2の方向とに互い違いにずらして配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
チップ領域と、前記チップ領域を取り囲むシール領域とを備える三次元(3D)メモリデバイスであって、前記チップ領域はチップアレイを含み、前記シール領域はシール構造を含み、当該シール構造は、
基板上に配置されており、前記チップアレイを取り囲んでいる環状スタック構造、並びに
前記環状スタック構造を貫通しているダミー・チャネル・ピラー・アレイであって、
前記チップアレイを取り囲むように第1の方向と、当該第1の方向と交差する第2の方向とに配置された、第1のダミー・チャネル・ピラーを含む第1のダミー・チャネル・ピラー群、及び
当該第1のダミー・チャネル・ピラー群を取り囲んでおり、前記チップアレイを取り囲むように前記第1の方向及び前記第2の方向に配置された、第2のダミー・チャネル・ピラーを含む第2のダミー・チャネル・ピラー群を備え、
前記第1のダミー・チャネル・ピラーと前記第2のダミー・チャネル・ピラーとは、前記第1の方向と前記第2の方向とに互い違いにずらして配置されている、ダミー・チャネル・ピラー・アレイ、
を含む、3Dメモリデバイス。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1のダミー・チャネル・ピラーが、前記第1の方向及び前記第2の方向から見て、隣接する2つの前記第2のダミー・チャネル・ピラー同士の間に配置されている、請求項1に記載の3Dメモリデバイス。
【請求項3】
前記隣接する2つの第2のダミー・チャネル・ピラーが、前記第1の方向に第1の距離だけ互いから離隔しており、前記第1のダミー・チャネル・ピラーが、前記第1の方向に前記第1の距離だけ前記第2のダミー・チャネル・ピラーからオフセットされ、
前記隣接する2つの第2のダミー・チャネル・ピラーが、前記第2の方向に第2の距離だけ互いから離隔しており、前記第1のダミー・チャネル・ピラーが、前記第2の方向に前記第2の距離だけ前記第2のダミー・チャネル・ピラーからオフセットされている、請求項2に記載の3Dメモリデバイス。
【請求項4】
前記第1のダミー・チャネル・ピラーが、前記第1の方向及び前記第2の方向から見て、前記第2のダミー・チャネル・ピラーとは重なっていない、請求項1に記載の3Dメモリデバイス。
【請求項5】
前記環状スタック構造が、
互いから電気的に絶縁されたダミーゲート層を含むダミー・ゲート・スタック構造と、交互に積層し合って配置された第1の絶縁層及び第2の絶縁層をそれぞれ含む、第1のスタック構造及び第2のスタック構造と、を含み、
前記ダミー・ゲート・スタック構造が、前記第1のスタック構造と前記第2のスタック構造との間にある、請求項1に記載の3Dメモリデバイス。
【請求項6】
前記ダミー・ゲート・スタック構造が、前記基板上に配置され、前記ダミー・ゲート・スタック構造を貫通している絶縁構造を含む、請求項5に記載の3Dメモリデバイス。
【請求項7】
前記第1のダミー・チャネル・ピラー及び前記第2のダミー・チャネル・ピラーの各々が、環状チャネルピラー、及び当該環状チャネルピラー内の導電性ピラーを含み、当該導電性ピラーが前記基板内まで延在して、前記基板の導電層に電気的に接続されている、請求項1に記載の3Dメモリデバイス。
【請求項8】
前記環状スタック構造上に配置された上部導電層と、
前記上部導電層と前記環状スタック構造との間に配置され、前記導電性ピラーを対応する前記上部導電層にそれぞれ電気的に接続しているビアと、をさらに備える、請求項7に記載の3Dメモリデバイス。
【請求項9】
基板上にチップアレイを取り囲む環状スタック構造を形成すること、及び、
前記環状スタック構造を貫通するダミー・チャネル・ピラー・アレイを形成することを含み、当該ダミー・チャネル・ピラー・アレイは、
前記チップアレイを取り囲むように第1の方向と、当該第1の方向と交差する第2の方向とに配置された、第1のダミー・チャネル・ピラーを含む第1のダミー・チャネル・ピラー群、及び
当該第1のダミー・チャネル・ピラー群を取り囲んでおり、前記チップアレイを取り囲むように前記第1の方向及び前記第2の方向に配置された、第2のダミー・チャネル・ピラーを含む第2のダミー・チャネル・ピラー群を含み、
前記第1のダミー・チャネル・ピラーと前記第2のダミー・チャネル・ピラーとは、前記第1の方向と前記第2の方向とに互い違いにずらして配置されている、
シール構造を形成する方法。
【請求項10】
前記第1のダミー・チャネル・ピラーが、前記第1の方向及び前記第2の方向から見て、隣接する2つの前記第2のダミー・チャネル・ピラー同士の間に形成される、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体デバイスに関し、とりわけ三次元(3D)メモリデバイス及びシール構造を形成する方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
不揮発性メモリは、記憶されたデータが電源オフ後に消失しないという利点を有するため、パーソナルコンピュータや他の電子機器に広く使用されている。一般に、当業界で現在使用されている3Dメモリは、NOR型メモリ及びNAND型メモリを含む。さらに、別の型の3DメモリにはAND型メモリがあり、このAND型メモリは、高集積化され、かつ面積利用効率が高い多次元メモリアレイに適用され得、また動作速度が高速であるという利点を有する。このため、現在では3Dメモリの開発が徐々に時代の趨勢になりつつある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、環状スタック構造を貫通しているダミー・チャネル・ピラー・アレイをシール構造が備える形態の、3Dメモリデバイスを提供する。ダミー・チャネル・ピラー・アレイは、第1の方向と第2の方向とに互い違いにずらして配置された、第1のダミー・チャネル・ピラー及び第2のダミー・チャネル・ピラーを含むように設計されており、その結果、外部水分及び外部応力が、チップ領域R1内のチップアレイCAに影響を及ぼすのが防止され得る。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、第1のダミー・チャネル・ピラー及び第2のダミー・チャネル・ピラーを形成するプロセスを、チップ領域内にチャネルピラーを形成するプロセスに統合することができ、その結果、プロセスステップが簡略化され得るため、製造コストが削減され得る、シール構造を形成する方法を提供する。
【0005】
本発明の一実施形態は、チップ領域と、チップ領域を取り囲むシール領域とを備える3Dメモリデバイスを提供する。チップ領域はチップアレイを含み、シール領域はシール構造を含む。シール構造は、環状スタック構造及びダミー・チャネル・ピラー・アレイを備える。環状スタック構造は基板上に配置されており、チップアレイを取り囲んでいる。ダミー・チャネル・ピラー・アレイは環状スタック構造を貫通しており、第1のダミー・チャネル・ピラー群及び第2のダミー・チャネル・ピラー群を含む。第1のダミー・チャネル・ピラー群は、チップアレイを取り囲むように第1の方向と、第1の方向と交差する第2の方向とに配置された、第1のダミー・チャネル・ピラーを含む。第2のダミー・チャネル・ピラー群は第1のダミー・チャネル・ピラー群を取り囲んでおり、チップアレイを取り囲むように第1の方向及び第2の方向に配置された、第2のダミー・チャネル・ピラーを含む。第1のダミー・チャネル・ピラーと第2のダミー・チャネル・ピラーとは、第1の方向と第2の方向とに互い違いにずらして配置されている。
【0006】
本発明の一実施形態では、第1のダミー・チャネル・ピラーは、第1の方向及び第2の方向から見て、隣接する2つの第2のダミー・チャネル・ピラー同士の間に配置されている。
【0007】
本発明の一実施形態では、隣接する2つの第2のダミー・チャネル・ピラーは、第1の方向に第1の距離だけ互いから離隔しており、第1のダミー・チャネル・ピラーは、第1の方向に第1の距離だけ第2のダミー・チャネル・ピラーからオフセットされている一方、隣接する2つの第2のダミー・チャネル・ピラーは、第2の方向に第2の距離だけ互いから離隔しており、第1のダミー・チャネル・ピラーは、第2の方向に第2の距離だけ第2のダミー・チャネル・ピラーからオフセットされている。
【0008】
本発明の一実施形態では、第1のダミー・チャネル・ピラーは、第1の方向及び第2の方向から見て、第2のダミー・チャネル・ピラーとは重なっていない。
【0009】
本発明の一実施形態では、環状スタック構造は、ダミー・ゲート・スタック構造、第1のスタック構造、及び第2のスタック構造を含む。ダミー・ゲート・スタック構造は、互いから電気的に絶縁されたダミーゲート層を含む。第1のスタック構造及び第2のスタック構造の各々は、交互に積層し合って配置された第1の絶縁層及び第2の絶縁層を含む。ダミー・ゲート・スタック構造は、第1のスタック構造と第2のスタック構造との間にある。
【0010】
本発明の一実施形態では、ダミー・ゲート・スタック構造は、基板上に配置され、ダミー・ゲート・スタック構造を貫通している絶縁構造を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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