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公開番号2024076643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188305
出願日2022-11-25
発明の名称太陽電池、太陽電池モジュール、及び、太陽電池発電システム
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人iX
主分類H10K 30/50 20230101AFI20240530BHJP()
要約【課題】安定した特性を得ることが可能な太陽電池、太陽電池モジュール、及び、太陽電池発電システムを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、太陽電池は、第1電極と、第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた発電層と、を含む。前記第1電極は、第1領域及び第2領域を含む。前記第1領域から前記第2領域への方向は、前記第1電極から前記第2電極への第1方向に沿う。330nmの波長の第1光に対する前記第1領域の第1吸収係数は、前記第1光に対する前記第2領域の第2吸収係数よりも低い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1電極と、
第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた発電層と、
を備え、
前記第1電極は、第1領域及び第2領域を含み、
前記第1領域から前記第2領域への方向は、前記第1電極から前記第2電極への第1方向に沿い、
330nmの波長の第1光に対する前記第1領域の第1吸収係数は、前記第1光に対する前記第2領域の第2吸収係数よりも低い、太陽電池。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
540nmの波長の第2光に対する前記第1領域の第3吸収係数は、前記第2光に対する前記第2領域の第4吸収係数よりも高い、請求項1に記載の太陽電池。
【請求項3】
前記第2光に対する前記第1領域の吸収率は、前記第2光に対する前記第2領域の吸収率よりも高い、請求項2に記載の太陽電池。
【請求項4】
前記第1光に対する前記第1領域の吸収率は、前記第1光に対する前記第2領域の吸収率よりも高い、請求項1に記載の太陽電池。
【請求項5】
前記第1領域及び前記第2領域は、スズ、インジウム及び酸素を含む第1材料を含み、
前記第1領域及び前記第2領域は、第1条件及び第2条件の少なくともいずれかを満たし、
前記第1条件において、前記第2領域におけるスズの濃度は、前記第1領域におけるスズの濃度よりも低く、
前記第2条件において、前記第2領域における酸素の濃度は、前記第1領域における酸素の濃度よりも高い、請求項1~4のいずれか1つに記載の太陽電池。
【請求項6】
前記第1領域及び前記第2領域は、アルミニウム、亜鉛及び酸素を含む第2材料を含み、
前記第1領域及び前記第2領域は、第3条件及び第4条件の少なくともいずれかを満たし、
前記第3条件において、前記第2領域におけるアルミニウムの濃度は、前記第1領域におけるアルミニウムの濃度よりも低く、
前記第4条件において、前記第2領域における酸素の濃度は、前記第1領域における酸素の濃度よりも高い、請求項1~4のいずれか1つに記載の太陽電池。
【請求項7】
前記第1吸収係数と前記第2吸収係数との差の絶対値は、1.0×105cm-1以上である請求項1に記載の太陽電池。
【請求項8】
前記第2領域は、前記第1領域と前記発電層との間に設けられた、請求項5に記載の太陽電池。
【請求項9】
前記第2領域の仕事関数は、前記第1領域の仕事関数よりも大きい、請求項8に記載の太陽電池。
【請求項10】
前記発電層の少なくとも一部は、ペロブスカイト結晶材料を含む、請求項1に記載の太陽電池。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、太陽電池、太陽電池モジュール、及び、太陽電池発電システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、太陽電池において、安定した特性が望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-247060号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実施形態は、安定した特性を得ることが可能な太陽電池、太陽電池モジュール、及び、太陽電池発電システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、太陽電池は、第1電極と、第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に設けられた発電層と、を含む。前記第1電極は、第1領域及び第2領域を含む。前記第1領域から前記第2領域への方向は、前記第1電極から前記第2電極への第1方向に沿う。330nmの波長の第1光に対する前記第1領域の第1吸収係数は、前記第1光に対する前記第2領域の第2吸収係数よりも低い。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1実施形態に係る太陽電池を例示する模式的断面図である。
図2は、太陽電池の特性を例示するグラフである。
図3は、太陽電池の特性を例示するグラフである。
図4は、第1実施形態に係る太陽電池を例示する模式的断面図である。
図5は、第1実施形態に係る太陽電池を例示する模式的断面図である。
図6は、第2実施形態に係る太陽電池モジュールを例示する模式的断面図である。
図7は、第2実施形態に係る太陽電池モジュールを例示する模式的断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る太陽電池を例示する模式的断面図である。
図1に示すように、実施形態に係る太陽電池110は、第1電極10、第2電極20及び発電層30を含む。発電層30は、第1電極10と第2電極20との間に設けられる。第1電極10は、第1領域11及び第2領域12を含む。第1領域11から第2領域12への方向は、第1電極10から第2電極20への第1方向D1に沿う。第1領域11と第2領域12との間の境界は、明確でも良く、不明確でも良い。
【0009】
第1方向D1をZ軸方向とする。Z軸方向に対して垂直な1つの方向をX軸方向とする。Z軸方向及びX軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。
【0010】
第1電極10及び第2電極20は、例えば、X-Y平面に沿う層状である。第1領域11及び第2領域12は、X-Y平面に沿う層状である。
(【0011】以降は省略されています)

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