TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024059240
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022166800
出願日2022-10-18
発明の名称光ファイバケーブル
出願人住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G02B 6/44 20060101AFI20240423BHJP(光学)
要約【課題】光ファイバコードの分岐作業の容易化を実現可能な光ファイバケーブルを提供する。
【解決手段】光ファイバケーブルは、複数の光ファイバが含まれる光ファイバ束と、光ファイバ束を収容する内部空間を画成する筒状の保護部材と、を備え、内部空間には、単一の光ファイバ束が収容され、保護部材は、環状の第1切れ目を有する第1筒部分と、第1切れ目に対応する第2切れ目を有し、第1筒部分から離間する第2筒部分とを有し、複数の光ファイバに含まれる第1光ファイバの先端は、第1筒部分と第2筒部分との間から保護部材の外部に引き出される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の光ファイバが含まれる光ファイバ束と、
前記光ファイバ束を収容する内部空間を画成する筒状の保護部材と、
を備え、
前記内部空間には、単一の前記光ファイバ束が収容され、
前記保護部材は、環状の第1切れ目を有する第1筒部分と、前記第1切れ目に対応する第2切れ目を有し、前記第1筒部分から離間する第2筒部分とを有し、
前記複数の光ファイバに含まれる第1光ファイバの先端は、前記第1筒部分と前記第2筒部分との間から前記保護部材の外部に引き出される、
光ファイバケーブル。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記光ファイバ束は、前記複数の光ファイバの少なくとも一部を含むリボンファイバと、前記複数の光ファイバの少なくとも一部を含む間欠リボンファイバとの少なくとも一つを有する、請求項1に記載の光ファイバケーブル。
【請求項3】
前記光ファイバ束は、前記複数の光ファイバを束ねる結束部材を有する、請求項1または請求項2に記載の光ファイバケーブル。
【請求項4】
前記内部空間の断面積に対して前記光ファイバ束が占める割合は、60%以下である、請求項1または請求項2に記載の光ファイバケーブル。
【請求項5】
前記第1光ファイバにおいて前記保護部材から露出する部分の少なくとも一部は、保護チューブによって覆われる、請求項1または請求項2に記載の光ファイバケーブル。
【請求項6】
前記複数の光ファイバの各一端に接続される第1コネクタと、
前記第1光ファイバの先端に接続される第2コネクタと、をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の光ファイバケーブル。
【請求項7】
前記複数の光ファイバにおいて前記第1筒部分と前記第2筒部分との間に位置する露出部分、前記第1切れ目、及び前記第2切れ目を覆う分岐部材をさらに備え、
分岐部材は、本体部と、前記露出部分の延在方向に対して交差する交差方向に延在すると共に、前記第1光ファイバを支持するストレインリリーフとを有し、
前記ストレインリリーフは、前記本体部に対して回動可能に設けられる、請求項1または請求項2に記載の光ファイバケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、光ファイバケーブルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、複数個の光心線あるいはテープ光心線がシースで覆われた光通信幹線ケーブルが開示される。下記特許文献2には、光幹線ケーブルから分岐された分岐ケーブルとターミネ―ションケーブルとを接続する光マイクロボックスが開示される。下記特許文献3には、光ファイバなどを備えるデータセンタが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-116968号公報
特開2005-208193号公報
米国特許第10371917号明細書
米国特許出願公開第2022/0043226号明細書
特願2021-197035号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献3に記載されるようなデータセンタ等では、例えば、上記特許文献1に示されるような光通信幹線ケーブルが利用される。必要に応じて、光通信幹線ケーブルに含まれる光心線あるいはテープ光心線の一部が分岐される。このような光心線の分岐においては、分岐すべき光心線の特定、特定された光心線のみの分岐など精密な作業が必要になる。このため、当該分岐作業の容易化を実現可能な光ファイバケーブルが望まれている。
【0005】
本開示の一側面の目的は、光ファイバの分岐作業の容易化を実現可能な光ファイバケーブルの提供である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る光ファイバケーブルは、複数の光ファイバが含まれる光ファイバ束と、光ファイバ束を収容する内部空間を画成する筒状の保護部材と、を備え、内部空間には、単一の光ファイバ束が収容され、保護部材は、環状の第1切れ目を有する第1筒部分と、第1切れ目に対応する第2切れ目を有し、第1筒部分から離間する第2筒部分とを有し、複数の光ファイバに含まれる第1光ファイバの先端は、第1筒部分と第2筒部分との間から保護部材の外部に引き出される。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一側面によれば、光ファイバの分岐作業の容易化を実現可能な光ファイバケーブルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る光ファイバケーブルを備える光通信システムの概略平面図である。
図2は、光ファイバケーブルの要部概略平面図である。
図3は、幹線ケーブルの要部斜視図である。
図4は、幹線ケーブルの概略断面図である。
図5は、幹線ケーブルの要部平面図である。
図6(a)、図6(b)及び図6(c)のそれぞれは、光ファイバケーブルの分岐方法を説明するための図である。
図7(a)及び図7(b)のそれぞれは、光ファイバケーブルの分岐方法を説明するための図である。
図8は、変形例に係る光ファイバケーブルの要部概略平面図である。
図9は、変形例に係る分岐部材の概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
【0010】
[1]本開示の一実施形態は、複数の光ファイバが含まれる光ファイバ束と、光ファイバ束を収容する内部空間を画成する筒状の保護部材と、を備え、内部空間には、単一の光ファイバ束が収容され、保護部材は、環状の第1切れ目を有する第1筒部分と、第1切れ目に対応する第2切れ目を有し、第1筒部分から離間する第2筒部分とを有し、複数の光ファイバに含まれる第1光ファイバの先端は、第1筒部分と第2筒部分との間から保護部材の外部に引き出される、光ファイバケーブルである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
メガネフレーム
1か月前
東レ株式会社
積層フィルム
1か月前
東レ株式会社
積層フィルム
1か月前
株式会社シグマ
結像光学系
12日前
古河電子株式会社
光学部品
26日前
三菱ケミカル株式会社
反射フィルム
1か月前
個人
ヒンジレス一体フレームメガネ
28日前
日東電工株式会社
光学積層体
26日前
日東電工株式会社
光学積層体
26日前
東レ株式会社
シート、及び樹脂組成物
26日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
今日
個人
スプリング強制角度の耳掛けめがね
8日前
日東電工株式会社
情報コード付シート
26日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
12日前
富士フイルム株式会社
表示装置
8日前
株式会社タムロン
ズームレンズ及び撮像装置
12日前
日東電工株式会社
光学積層体の製造方法
26日前
有限会社 ソ ナ ム
アイウェア
14日前
株式会社タムロン
信号光伝達部材
20日前
キヤノン株式会社
カメラ装置
26日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
7日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
26日前
大阪瓦斯株式会社
放射冷却装置
1か月前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
26日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
26日前
株式会社デンソー
虚像表示装置
26日前
住友ベークライト株式会社
眼鏡
26日前
TOWA株式会社
光学部品の製造方法
12日前
株式会社イルミナ
表示装置
7日前
ウシオ電機株式会社
反射型位相差構造体
4日前
住友化学株式会社
偏光板
12日前
住友化学株式会社
巻回体
4日前
日亜化学工業株式会社
画像表示装置
7日前
三菱ケミカル株式会社
液晶素子及びエマルジョン組成物
11日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
6日前
日本精機株式会社
車載表示装置
7日前
続きを見る