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公開番号2024062005
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-09
出願番号2022169724
出願日2022-10-24
発明の名称結像光学系
出願人株式会社シグマ
代理人
主分類G02B 13/04 20060101AFI20240430BHJP(光学)
要約【課題】ミラーレス一眼カメラに好適な小型の超広角レンズに適用可能な結像光学系を提供する。
【解決手段】本発明の結像光学系は、物体側から順に、正または負の屈折力を有する第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、負の屈折力を有する第3レンズ群G3から構成され、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1、開口絞りS、第3レンズ群G3は固定であり、第2レンズ群G2は正レンズ2枚と負レンズ1枚を有し、所定の条件式を満足することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物体側から順に、正または負の屈折力を有する第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、負の屈折力を有する第3レンズ群G3から構成され、
無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、前記第2レンズ群G2が物体側へ移動し、前記第1レンズ群G1、前記開口絞りS、前記第3レンズ群G3は固定であり、
前記第2レンズ群G2は正レンズ2枚と負レンズ1枚を有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする結像光学系。
(1)-3.20<fG3/f<-1.80
(2)νd2p>70.0
fG3:前記第3レンズ群G3の焦点距離
f:無限遠合焦時の結像光学系全体の焦点距離
νd2p:前記第2レンズ群G2が有する正レンズの最大アッベ数
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記第1レンズ群G1は最も物体側から順に連続して配置された2枚の負レンズを有することを特徴とする請求項1に記載の結像光学系。
【請求項3】
前記第1レンズ群G1は最も像側に、像側に凸形状のレンズ面を有し、
以下の条件を満たす請求項1、または請求項2に記載の結像光学系。
(3)-2.5<RG1R/f<-0.7
RG1R:前記1レンズ群G1の最も像側のレンズ面の曲率半径
【請求項4】
以下の条件式を満たす請求項1、または請求項2に記載の結像光学系。
(4)-0.25<f/fG1<0.30
fG1:前記第1レンズ群G1の焦点距離
【請求項5】
以下の条件式を満たす請求項1、または請求項2に記載の結像光学系。
(5)3.0<LT/f<5.0
LT:無限遠合焦時の結像光学系の最も物体側の面から像面までの距離
【請求項6】
以下の条件式を満たす請求項1、または請求項2に記載の結像光学系。
(6)2ω>85.0°
2ω:無限遠合焦時の結像光学系の画角

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどに用いられる撮影用レンズに好適な結像光学系に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年のレンズ交換式カメラは、ミラーレス一眼カメラが主流となり、従来の主流であった一眼レフカメラからミラーが取り除かれたことで、大型の撮影素子を使用しながらカメラボディの小型化がなされている。そのため、カメラボディに合わせて、撮影用レンズにおいても小型化が望まれている。
【0003】
またミラーが取り除かれたことで、撮影用レンズの最も像側の面から撮影素子までの距離、いわゆるバックフォーカスを従来の一眼レフカメラより短くすることが可能となった。これにより、特に焦点距離が短い超広角レンズは、焦点距離に対してバックフォーカスの確保が容易となったため、ミラーレス一眼カメラに適した撮影用レンズが望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許5691854号公報
特許6587052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の撮影レンズは、バックフォーカスが長いためミラーレス一眼カメラ用に適していない。そのため撮像素子の大きさに対して光学全長が長く、小型化が不十分である。
【0006】
特許文献2に記載のインナーフォーカス式レンズは、バックフォーカスが短い超広角レンズの光学系である。しかし第3レンズ群の屈折力が弱いため、第3レンズ群よりも前の像を第3レンズ群で増倍することができず、短いバックフォーカスにもかかわらず小型化が十分に行われていない。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ミラーレス一眼カメラに好適な小型の超広角レンズに適用可能な結像光学系を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述の課題を解決するために、本発明の結像光学系は、物体側から順に、正または負の屈折力を有する第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力を有する第2レンズ群G2、負の屈折力を有する第3レンズ群G3から構成され、無限遠物体から近距離物体への合焦の際に、第2レンズ群G2が物体側へ移動し、第1レンズ群G1、開口絞りS、第3レンズ群G3は固定であり、第2レンズ群G2は正レンズ2枚と負レンズ1枚を有し、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(1)-3.20<fG3/f<-1.80
(2)νd2p>70.0
fG3:第3レンズ群G3の焦点距離
f:無限遠合焦時の結像光学系全体の焦点距離
νd2p:第2レンズ群G2が有する正レンズの最大アッベ数
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ミラーレス一眼カメラに好適な小型の超広角レンズに適用可能な結像光学系を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の結像光学系の実施例1に係るレンズ構成図である。
実施例1の結像光学系の撮影距離無限遠における縦収差図である。
実施例1の結像光学系の撮影距離125mmにおける縦収差図である。
実施例1の結像光学系の撮影距離無限遠における横収差図である。
実施例1の結像光学系の撮影距離125mmにおける横収差図である。
本発明の結像光学系の実施例2に係るレンズ構成図である。
実施例2の結像光学系の撮影距離無限遠における縦収差図である。
実施例2の結像光学系の撮影距離126mmにおける縦収差図である。
実施例2の結像光学系の撮影距離無限遠における横収差図である。
実施例2の結像光学系の撮影距離126mmにおける横収差図である。
本発明の結像光学系の実施例3に係るレンズ構成図である。
実施例3の結像光学系の撮影距離無限遠における縦収差図である。
実施例3の結像光学系の撮影距離118mmにおける縦収差図である。
実施例3の結像光学系の撮影距離無限遠における横収差図である。
実施例3の結像光学系の撮影距離118mmにおける横収差図である。
本発明の結像光学系の実施例4に係るレンズ構成図である。
実施例4の結像光学系の撮影距離無限遠における縦収差図である。
実施例4の結像光学系の撮影距離123mmにおける縦収差図である。
実施例4の結像光学系の撮影距離無限遠における横収差図である。
実施例4の結像光学系の撮影距離123mmにおける横収差図である。
本発明の結像光学系の実施例5に係るレンズ構成図である。
実施例5の結像光学系の撮影距離無限遠における縦収差図である。
実施例5の結像光学系の撮影距離126mmにおける縦収差図である。
実施例5の結像光学系の撮影距離無限遠における横収差図である。
実施例5の結像光学系の撮影距離126mmにおける横収差図である。
本発明の結像光学系の実施例6に係るレンズ構成図である。
実施例6の結像光学系の撮影距離無限遠における縦収差図である。
実施例6の結像光学系の撮影距離126mmにおける縦収差図である。
実施例6の結像光学系の撮影距離無限遠における横収差図である。
実施例6の結像光学系の撮影距離126mmにおける横収差図である。
本発明の結像光学系の実施例7に係るレンズ構成図である。
実施例7の結像光学系の撮影距離無限遠における縦収差図である。
実施例7の結像光学系の撮影距離126mmにおける縦収差図である。
実施例7の結像光学系の撮影距離無限遠における横収差図である。
実施例7の結像光学系の撮影距離126mmにおける横収差図である。
本発明の結像光学系の実施例8に係るレンズ構成図である。
実施例8の結像光学系の撮影距離無限遠における縦収差図である。
実施例8の結像光学系の撮影距離130mmにおける縦収差図である。
実施例8の結像光学系の撮影距離無限遠における横収差図である。
実施例8の結像光学系の撮影距離130mmにおける横収差図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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