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公開番号2024057843
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164790
出願日2022-10-13
発明の名称空気調和機、制御方法、プログラム、および記憶媒体
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 11/77 20180101AFI20240418BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】換気運転を原因とする結露現象を抑える、空気調和機、制御方法、プログラム、および記憶媒体を提供する。
【解決手段】空気調和機は、換気装置と、制御部とを含む。換気装置は、空気調和機の空調制御の対象とする制御空間に室外空気を供給するように構成されている。制御部は、冷房運転と換気装置による換気運転ともに実行可能な冷房換気モードにおいて、冷房換気モードの冷房制御に関する設定温度と、制御空間の室内温度とを取得し、室内温度から設定温度を引いた温度差が第1温度閾値よりも低いと判定した場合、空気調和機の膨張弁を絞る除湿運転を実行し、換気装置によって給気換気を実行するように構成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
空気調和機であって、
前記空気調和機の空調制御の対象とする制御空間に室外空気を供給する給気換気を行うように構成された換気装置と、
制御部であって、冷房運転と前記換気装置による換気運転ともに実行可能な冷房換気モードにおいて、
前記冷房換気モードの冷房制御に関する設定温度と、前記制御空間の室内温度とを取得し、
前記室内温度から前記設定温度を引いた温度差が第1温度閾値よりも低いと判定した場合、
前記空気調和機の膨張弁を絞る除湿運転を実行し、
前記換気装置によって給気換気を実行する
ように構成された、前記制御部と、
を含む、
空気調和機。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記換気運転において、所定の換気回数を維持するようにさらに構成されている、
請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記空気調和機は、前記制御空間内に位置する熱交換器をさらに含み、
前記換気装置は、室外空気を前記熱交換器の一部へ吹き出すノズルを含む、
請求項1に記載の空気調和機。
【請求項4】
前記熱交換器は前記膨張弁の開度に応じて規定された冷却領域を含み、
前記冷却領域は前記熱交換器の少なくとも一部の領域であり、
前記ノズルは前記冷却領域に面する開口を有し、
前記除湿運転において、前記ノズルの前記開口は室外空気を前記熱交換器の前記冷却領域へ吹き出す、
請求項3に記載の空気調和機。
【請求項5】
前記除湿運転において、前記冷却領域は前記熱交換器の一部の領域であり、前記冷却領域内を流れる冷媒が液冷媒の状態となる、
請求項4に記載の空気調和機。
【請求項6】
前記冷房運転において、前記冷却領域は前記熱交換器の領域全体である、
請求項4に記載の空気調和機。
【請求項7】
前記空気調和機は圧縮機をさらに含み、
前記制御部は、前記温度差が第2温度閾値以上であると判定した場合、前記圧縮機の回転数が第1回転数閾値以上である冷房運転を実行するようにさらに構成されており、
前記第2温度閾値が前記第1温度閾値よりも高い、
請求項1に記載の空気調和機。
【請求項8】
前記制御部は、前記温度差が、前記第2温度閾値よりも低く、かつ前記第1温度閾値以上であると判定した場合、前記圧縮機の回転数が前記第1回転数閾値より低い冷房運転を実行するようにさらに構成されている、
請求項7に記載の空気調和機。
【請求項9】
前記制御部は、前記除湿運転を実行した後、実行後の室内温度から前記設定温度を引いた温度差が第3温度閾値以上であると判定した場合、前記除湿運転から前記冷房運転に切り替えるようにさらに構成されており、
前記第3温度閾値が前記第1温度閾値よりも高い、
請求項1に記載の空気調和機。
【請求項10】
前記空気調和機は圧縮機をさらに含み、
前記制御部は、前記除湿運転を実行した後、実行後の室内温度から前記設定温度を引いた温度差が第4温度閾値よりも低いと判定した場合、前記圧縮機を所定時間にわたって停止させるようにさらに構成されている、
請求項1に記載の空気調和機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和機、制御方法、プログラム、および記憶媒体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来では、特許文献1に記載するように、空気調和対象の室内に配置される室内機と、室外に配置される室外機とから構成される空気調和機が知られている。この空気調和機は、室外機から室内機に室外空気を供給できるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-91000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の空気調和機について、室外空気を室内機に供給することができる。しかしながら、室外空気を室内機に供給するときに、室内機におけるファンに結露が生じるという課題がある。
【0005】
本開示の目的は、換気運転を原因とする、室内機におけるファンの結露現象を抑える空気調和機、制御方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した課題を解決するために、本開示は、空気調和機、制御方法、およびプログラムを提供するものである。
【0007】
本開示に係る一態様の空気調和機は、換気装置と、制御部とを含む。換気装置は、空気調和機の空調制御の対象とする制御空間に室外空気を供給するように構成されている。制御部は、冷房運転と換気装置による換気運転ともに実行可能な冷房換気モードにおいて、冷房換気モードの冷房制御に関する設定温度と、制御空間の室内温度とを取得し、室内温度から設定温度を引いた温度差が第1温度閾値よりも低いと判定した場合、空気調和機の膨張弁を絞る除湿運転を実行し、換気装置によって給気換気を実行するように構成されている。
【0008】
本開示に係る一態様の制御方法は、換気装置を有する空気調和機のための制御方法である。換気装置は、空気調和機の空調制御の対象とする制御空間に室外空気を供給する給気換気を行うように構成されている。制御方法は、冷房運転と換気装置による換気運転ともに実行可能な冷房換気モードにおいて、冷房換気モードの冷房制御に関する設定温度と、制御空間の室内温度とを取得するステップと、室内温度から設定温度を引いた温度差が第1温度閾値よりも低いか否かを判定するステップと、温度差が第1温度閾値よりも低いと判定した場合、空気調和機の膨張弁を絞る除湿運転を実行し、換気装置によって給気換気を実行するステップとを含む。
【0009】
本開示に係る他の態様のプログラムは、制御方法を空気調和機に実行させる。
【0010】
また、本開示に係る他の態様の記憶媒体は、コンピュータプログラムが記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。当該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるときに、制御方法が実現される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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