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公開番号2024053851
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-16
出願番号2022160310
出願日2022-10-04
発明の名称屋根雪下ろし用の命綱固定アンカー
出願人マジカナテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E04D 15/00 20060101AFI20240409BHJP(建築物)
要約【課題】 豪雪時でも見つけ易く、引っ張り強さが強く、雪を掘り起こす手間を省いて使用でき、建物の外観を損ね難い、屋根雪下ろし用の命綱固定アンカーを提供すること。
【解決手段】 本発明の屋根雪下ろし用の命綱固定アンカーは、ベース部材と、該ベース部材から立設される支柱と、両端に係合部を有し人体に接続された命綱と接続するための可撓性線条体とを備える。ここで、可撓性線条体の一方の係合部はベース部材と係合し、可撓性線条体の他方の係合部は支柱の上部と係合してなり、屋根雪下ろしの際には、可撓性線条体の他方の係合部を支柱の上部から取り外し、命綱と接続して使用される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ベース部材と、該ベース部材から立設される支柱と、両端に係合部を有し人体に接続された命綱と接続するための可撓性線条体とを備え、
該可撓性線条体の一方の該係合部が該ベース部材と係合し、該可撓性線条体の他方の該係合部が該支柱の上部と係合してなり、
屋根雪下ろしの際には、該可撓性線条体の他方の該係合部を該支柱の該上部から取り外し該命綱と接続して使用する、屋根雪下ろし命綱固定アンカー。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記支柱が伸縮可能である、請求項1に記載の屋根雪下ろし命綱固定アンカー。
【請求項3】
前記可撓性線条体がワイヤーである、請求項1または2に記載の屋根雪下ろし命綱固定アンカー。
【請求項4】
屋根上に水平方向に配設された取付部に固定される、請求項1または2に記載の屋根雪下ろし命綱固定アンカー。
【請求項5】
屋根棟部に固定される、請求項1または2記載の屋根雪下ろし命綱固定アンカー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋根雪下ろし用の命綱固定アンカーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
豪雪地帯や特別豪雪地帯では、建物の損壊を防ぐために屋根への積雪対策が重要である。このような対策には、建物(特に屋根)の耐圧性を大きくする方法、水やヒーティングにより融雪する方法などがある。しかし、これらは高額な費用を必要とし、汎用性に富むとは言い難い。
【0003】
このため、これらの地帯では、建物の損壊を防ぐために屋根の雪下ろしを欠かすことができない。一方で、屋根の雪下ろし作業による屋根や梯子からの転落事故が毎年多く発生している。こうした事故の多くは、命綱や安全帯などの安全対策を採ることで予防できる。ただし、通常屋根には命綱を固定できるものがなく、屋根雪下ろし用の命綱固定アンカー等を別途設置することが必要である。
【0004】
従来の屋根雪下ろし用の命綱固定アンカーとしては、例えば、(1)軒下や破風に複数の金具を取り付け、その間に可撓性線条体を張って、当該可撓性線条体をアンカーとして使用するもの(小規模タイプ)、(2)屋根上等の複数の低い支柱を取り付け、その間に単管パイプを配置して、当該パイプをアンカーとして使用するもの(低支柱タイプ)、および(3)屋根上に高い支柱を取り付け、それ自体をアンカーとして使用するか、それに雪庇防止のフェンス等を取り付けて使用するもの(高支柱タイプ)が知られている(非特許文献1)。
【0005】
ここで、(1)小規模タイプや(2)低支柱タイプのものは、豪雪時には可撓性線条体や支柱が埋もれ易く、命綱を固定するまでの雪の掘り出しに新たな危険を伴うことが指摘されている。(3)高支柱タイプのものは、豪雪時でも支柱自体の発見は比較的容易であるが、自重が重いため豪雪時には屋根への負荷を一層高め、さらに雪がない季節には目立ち易く建物の外観を損ねる点が懸念されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
”安全な雪下ろしのために 屋根雪下ろし命綱固定アンカーガイドブック(第三版)”、[on line]、令和4年3月、新潟県、[令和4年8月15日検索]、インターネット<URL:https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/309184.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記問題の解決を課題とするものであり、その目的とするところは、豪雪時でも見つけ易く、引っ張り強さが強く、雪を掘り起こす手間を省いて使用でき、建物の外観を損ね難い、屋根雪下ろし用の命綱固定アンカーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ベース部材と、該ベース部材から立設される支柱と、両端に係合部を有し人体に接続された命綱と接続するための可撓性線条体とを備え、
該可撓性線条体の一方の該係合部が該ベース部材と係合し、該可撓性線条体の他方の該係合部が該支柱の上部と係合してなり、
屋根雪下ろしの際には、該可撓性線条体の他方の該係合部を該支柱の該上部から取り外し該命綱と接続して使用する、屋根雪下ろし命綱固定アンカーである。
【0009】
1つの実施形態では、上記支柱は伸縮可能である。
【0010】
1つの実施形態では、上記可撓性線条体はワイヤーである。
(【0011】以降は省略されています)

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