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公開番号
2024027413
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-03-01
出願番号
2022130189
出願日
2022-08-17
発明の名称
電気接続箱
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H02G
3/16 20060101AFI20240222BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】端子の誤組付けを低減できる電気接続箱を提供する。
【解決手段】ケース5には、電子部品2及び電子部品2に接続されるバスバ3が収容される。LA端子6は、バスバ3に重ねてボルト締結される。第1磁石10が、ケース5に収容され、バスバ3を挟んでLA端子6と上下方向に対向する位置に配置される。第2磁石11が、LA端子6に固定され、LA端子6及びバスバ3を挟んで第1磁石10と重ね方向に対向する位置に配置される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電子部品と、前記電子部品に接続されるバスバと、前記電子部品及び前記バスバを収容する筐体と、前記バスバに重ねてボルト締結される板状の端子と、端末に前記端子が接続された電線と、を備えた電気接続箱であって、
前記筐体に収容され、前記バスバを挟んで前記端子と重ね方向に対向する位置に配置された第1磁石と、
前記端子に固定され、前記端子及び前記バスバを挟んで前記第1磁石と前記重ね方向に対向する位置に配置された第2磁石と、を備えた
電気接続箱。
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【請求項2】
請求項1に記載の電気接続箱において、
前記第1磁石及び前記第2磁石は、前記バスバ及び前記端子を締結するボルトが収容された筒状に設けられている
電気接続箱。
【請求項3】
請求項1に記載の電気接続箱において、
前記第1磁石及び前記第2磁石は各々、前記バスバ及び前記端子を締結するボルトを囲むように複数設けられている
電気接続箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気接続箱に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車には多種多様な電子機器が搭載されている。これら多種多様な電子機器の電力供給や信号伝送を行うために、自動車には、電気接続箱が搭載されている。この電気接続箱は、様々な構成のものが用いられているが、例えば、電線の端末に接続されたLA端子とボルト締結されるバスバが収容される電気接続箱が知られている(特許文献1)。
【0003】
しかしながら、従来の電気接続箱では、複数のLA端子をボルト締結する場合、誤って本来締結したいバスバとは違うバスバに誤組付けしてしまう恐れがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-127249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、端子の誤組付けを低減できる電気接続箱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、下記を特徴としている。
電子部品と、前記電子部品に接続されるバスバと、前記電子部品及び前記バスバを収容する筐体と、前記バスバに重ねてボルト締結される板状の端子と、端末に前記端子が接続された電線と、を備えた電気接続箱であって、
前記筐体に収容され、前記バスバを挟んで前記端子と重ね方向に対向する位置に配置された第1磁石と、
前記端子に固定され、前記端子及び前記バスバを挟んで前記第1磁石と前記重ね方向に対向する位置に配置された第2磁石と、を備えた
電気接続箱であること。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、端子の誤組付けを低減できる電気接続箱を提供することができる。
【0008】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の電気接続箱の一実施形態を示す斜視図である。
図2は、図1に示す電気接続箱の部分分解斜視図である。
図3は、図1のA-A線部分断面図である。
図4は、LA端子を誤組付けしたときの図1のA-A線部分断面図である。
図5は、他の実施形態における電気接続箱を示す部分分解上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。電気接続箱は、電子部品が搭載され、車両のエンジンルームに配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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